久しぶりに、岡山市民劇場425回例会「静かな落日広津家三代」(劇団民藝)と題する樫山文枝さんが出演する芝居を見た。樫山さん人気の高さを証明するように、超満員だった。
平日だったので当然観客は高齢者の女性が中心である。いつも思うのだが、女性は、必ず誰かを誘い連れ立っての参加するのが通例である。この種の習性は、お互いに高めあったり啓発し合ったりと実に素晴らしい習性であると思っている。
反面男性の場合には、独立独歩が習性のようで、相互啓発や相互協力ということが結構難しいようで、高年齢となると孤独となる宿命にあるようだ。
話し変わって、文化的な楽しみであるが、地方都市に住んでいるので、なかなかこれといったチャンス恵まれることが少ない。特に高名な芝居グループが登場することは稀である。次は何時の日に再び芝居見物が出来るか定かではない。
途中利用した市電の吊り広告に県立美術館で有名な日本画の展覧会が開かれるとあった。早速、「ことぶきパス」の出番である。近いうちに時間を作って見物に出かける予定である。
携帯電話の家族間無料と同じように、物珍しい間ではタダだと思ってせっせと通話するが、慣れてしまうと結局必要なとき以外には電話することもなくなるように、ことぶきパスも珍しさが先立つ時期はせっせと出かけるが、慣れると結局必要最小限になりそうな予感がある。