昨日のブログの最後で触れたが・・・
俳優の竹脇無我さんが小脳出血で突然に亡くなった
67歳、うつ病を克服し見事に復活を果たしてから
独特の存在感で活躍していたのに残念でならない
また惜しまれて自分より若い有名人が消えていった
自分の周りでも病を抱えても頑張っている人もおれば
病気とは無縁だった人がある日突然に逝ってしまった
しみじみ思う「今日の元気」が「明日の元気」である
とは限らないし「明日の保証」をしてはくれない
いつ、なにがあるかわからない年齢になっているので
その覚悟だけはしておかねばならない、そのためにも
たった一度しかない人生を前向きに生きていかねば!
作家 森村誠一さんの「老いる覚悟」にこんなことが
書いてあった
平凡の中にドラマを自発的に求めるのが覚悟というもの
である。覚悟なき人生は、時間に流されている。
大それたことを願う必要はない。
老いて一見、平凡な毎日の繰り返しであっても
今日は昨日と違う一日にするぞという覚悟が
人生に活気と彩りを与えるのである。
霧立つや昨日を拒む今朝があり
自分より7歳年上の森村さんのこの書を読んでいると
果たして自分にどこまでの覚悟ができているのやらと
ブログのタイトルが恥ずかしくなる
組織に属さず、どこにも頼らず、自分の力で生きてきた
プロは、何歳になっても「昨日を拒む今朝を迎える」と
いう覚悟を繰り返しながら、いまなお現役を続けていく
「覚悟」とは、簡単な言葉だが、座して待つ、流されて
時を繰り返すのではなく、積極的に日々を活かして自分
の力で小さなドラマの主役をやっていきたい。