入院中のZさんに次はどの本を送ろうかと書店で
うろうろしていると目にとまった本があった
「後悔しない生き方」!
あの時・・・しておけばよかった!
もっと・・・しておけばよかった!
要するにものの見方を変えれば!とよくある本で
特別なノウハウが書かれているわけではない
この種の本がよく読まれるのは・・・といっても
読者の大半は男性だろうと思う
男は後悔する人間だからなあ
そして、後悔好きの人間は
なぜ・・・あの時・・しなかったのか!
もう一度チャンスがあったら・・・したい!
とひとり物語に浸るのである!
なんだか自分のことを言っているみたいで
ギクッとした
いえ、もともと振り向かない主義だから
「後悔」の引き出しを開くことはしないので
そういうパターンには陥ることはないが
後悔していることを書き出せ!と言われたら
次から次へとどこまで続くかわからない
後悔のない人生なんてありえないと思う
ふと九州の病院にいるZさんのことを思った
復活を賭けて懸命に闘っている病床の彼には
過去を後悔する時間などないだろうと思う
それより今日のことで精いっぱいだと思う
まだ明日を考える余裕もないかもしれない
そう思うとこの本は贈り物にはならない
すでに亡くなっているが同い年の古い友人に
「あの時・・しておけばよかった!」を口癖
にする友人がいた
ある時、”過去に生きることはできないので
そういう話はやめたほうがいい”と忠告したら
その後、姿をみせないままに逝ってしまった
”あなたは過去の話をしませんね”と言われた
ことがある、語れば必ず後悔と言い訳が出る
その反動か、このブログは過去話の大盛りだ
それは自分の意識や目が後ろをみている証拠
過ぎ去った多くの学びや経験は大事にしたいが
意識や目は明日にをむいていないといけない
”後悔先に立たず”というがそれも人のつね
後悔のある人生を否定はしないが
戻ってこない人生を嘆いても仕方がない
先日、古いなじみの先輩三人と会う機会があった
三人三様、その人柄で人生を生きていると見た
数年したら自分もあのようになる?と重ねてみた
正直なところ自分が描いている姿と重ならなかった
こだわりの自分の将来像があるからだと思うが
その時になって”あの時・・・しておけばよかった”
と後悔がないようにしっかりと足跡残していきたい
昨日より今日、今日より明日をと確実に命のゴール
に近づいているのも事実
その命のゴールは見えないが
自分のやりたいゴールは想像することができる
それにこだわり続けて行けば後悔はないだろう
「後悔しない生き方」
だれでも思う当たり前のことだが
その当たり前のことができないから後悔するのだ
「反省」はしても「後悔」はしない!
そう言い聞かせて明るく楽しく
日々を送りたいね!
(日経新聞)
うろうろしていると目にとまった本があった
「後悔しない生き方」!
あの時・・・しておけばよかった!
もっと・・・しておけばよかった!
要するにものの見方を変えれば!とよくある本で
特別なノウハウが書かれているわけではない
この種の本がよく読まれるのは・・・といっても
読者の大半は男性だろうと思う
男は後悔する人間だからなあ
そして、後悔好きの人間は
なぜ・・・あの時・・しなかったのか!
もう一度チャンスがあったら・・・したい!
とひとり物語に浸るのである!
なんだか自分のことを言っているみたいで
ギクッとした
いえ、もともと振り向かない主義だから
「後悔」の引き出しを開くことはしないので
そういうパターンには陥ることはないが
後悔していることを書き出せ!と言われたら
次から次へとどこまで続くかわからない
後悔のない人生なんてありえないと思う
ふと九州の病院にいるZさんのことを思った
復活を賭けて懸命に闘っている病床の彼には
過去を後悔する時間などないだろうと思う
それより今日のことで精いっぱいだと思う
まだ明日を考える余裕もないかもしれない
そう思うとこの本は贈り物にはならない
すでに亡くなっているが同い年の古い友人に
「あの時・・しておけばよかった!」を口癖
にする友人がいた
ある時、”過去に生きることはできないので
そういう話はやめたほうがいい”と忠告したら
その後、姿をみせないままに逝ってしまった
”あなたは過去の話をしませんね”と言われた
ことがある、語れば必ず後悔と言い訳が出る
その反動か、このブログは過去話の大盛りだ
それは自分の意識や目が後ろをみている証拠
過ぎ去った多くの学びや経験は大事にしたいが
意識や目は明日にをむいていないといけない
”後悔先に立たず”というがそれも人のつね
後悔のある人生を否定はしないが
戻ってこない人生を嘆いても仕方がない
先日、古いなじみの先輩三人と会う機会があった
三人三様、その人柄で人生を生きていると見た
数年したら自分もあのようになる?と重ねてみた
正直なところ自分が描いている姿と重ならなかった
こだわりの自分の将来像があるからだと思うが
その時になって”あの時・・・しておけばよかった”
と後悔がないようにしっかりと足跡残していきたい
昨日より今日、今日より明日をと確実に命のゴール
に近づいているのも事実
その命のゴールは見えないが
自分のやりたいゴールは想像することができる
それにこだわり続けて行けば後悔はないだろう
「後悔しない生き方」
だれでも思う当たり前のことだが
その当たり前のことができないから後悔するのだ
「反省」はしても「後悔」はしない!
そう言い聞かせて明るく楽しく
日々を送りたいね!
(日経新聞)