岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

秋の大嵐

2020年10月05日 | 百姓

令和2年10月5日(午前中雨、午後は晴れ)

今日、朝、窓から外を見たら田んぼが白い。湖状態です。気象庁から大雨洪水警報が出ていて、警戒レベル3です。台風でもないが秋雨前線の影響で雨が降り過ぎです。数年前も同じ状況になりましたね。電車も区間運休しているところがあるとラジオで言ってました。

慌てて見に行ったら凄いことになっていました。ここは他所の田んぼですが稲刈りが終わっているので良かったですが、これから稲刈りとなると大変なことになっていましたね。

ここ本田は訳あり農家ばかりの稲が残っていて、これからの稲刈りが大変です。もちろん自分も残っているので途方に暮れています。今回の葬儀が無ければここは終わっていたなと心の片隅で思ってしまいました。自分のコンバインが寂しそうです。

排水したとしても数日は稲刈りできそうも無いですね。最近の雨は降ると半端ない量が降りますのでこの大雨の前に稲刈りを終了させたかったな。

周辺を見て回ったら他はさほどでもなくて当地のこの一帯が一番凄くてこの地域だけ湖状態です。ここは先の稲を倒伏させた豪雨といい、今回も含めて雨の通り道になったのかな?

今日は午前中、雨も降っていたので完全マッタリです。午後は各圃場を回って排水をしたのですが、桂清水下は推進10cmもあって折角下の圃場に排水しているのに用水路と排水路が水が凄くて逆流して入ってくる。こりゃ、どうにもならないわ!成るように成れですね。

次に奥地圃場に回ったら、奥地圃場の上はタップリ水が張っている状態だったので排水しました。奥地下は思ったほど水は張ってなくて2日ほどしたら排水が完了しますね。

本田は用水路と排水路に水がたっぷりで排水が上手くできない。何処もかしこも水・水で全体的に水が引いてから排水が始まる感じでした。今(夜)も雨音が自宅内に居ても聞こえてくるほど降っていますので天気予報では今日の午後からは晴れなんですが、予報が完全に外れていますね。こりゃ、ダメダ!長期戦だな!

昨年は10月5日で稲刈り終了しているんですが、今年はどうにもならない。地域では7割は稲刈りが終わっているんですが、自分は長期戦は否めないですね。のんびりやりますか?いずれは終わるでしょう!

早く、畑に戻りたいね。

明日は今まで刈り取った籾の籾摺りが終わっているし、作業場が満杯になってきたので出荷します。今日、正確に計算したら、600kg/10a超でしたので豊作でした。

明日の午前中は米の運送業者さんに作業立会して、午後は遊んでも居られないのでニンニクの定植準備で畑に堆肥でも散布しますかね。もうこうなったらジタバタしても始まらないのでのんびり行きますかね。

おまけで、久々、キャタピラオジサンが何故か小さなトラクターで移動しています。買い物に行くのかな?車が車検が取れていないようで最近、車に乗ってなくて、自転車移動も途中でコケてどっか擦りむいたらしくて起き上がれなかったらしく、隣村の人が軽トラに乗せて自宅まで送り届けたと言ってました。車は乗れない、自転車は危なくて乗れないと判断したらしく最近は小さなトラクターでトコトコ何処かに出かけていきます。齢83歳、子供のころは神童と言われた聡明な子供だったらしいのですが、何処かのネジが1本抜けたようで今は屁理屈と自己中オジサンとなっていて誰も関わらないようになってしまっていて親戚も寄り付かないので一人暮らしを余儀なくされているし、自宅はゴミ屋敷になっています。こういう人生もあるんですね。

明日はそれなりの作業をします。

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