岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

稲の豊作も米価が下がって喜べる?

2020年10月17日 | 百姓

令和2年10月17日(午前中雨で午後晴れ)画像はありません

稲刈りが終わって雨模様の一喜一憂は無くなりましたが、今日は籾摺り作業三昧でした。籾摺りは、まだ終了していませんが、今日現在、籾摺り途中でコメの出荷用袋が足りなくなってしまいました。米の出荷袋はJAの契約数量分は配達されていて今日、作業途中で足りなくなって、慌ててJAに買い足しに行きました。

今年は倒伏圃場が多くて、稲刈りの段階で上手く刈取れない箇所も多くて米が粗末になっていて収量低下でガッカリしていたんですが、実際は倒伏してしていたのにも理由があってお米も穂が長くて枝穂も多くて米粒が多すぎて倒伏した感があって刈り取ってみると収量が凄く多かったのにはびっくりしました。更に、倒伏稲が長い間、圃場に付いていると、芽が出たり蒸れていたりと品質と収量が悪くなるのですが、蒸れてなくて良い稲が沢山あって不幸中の幸いって感じでした。

籾摺り途中での段階では、今のところ、600kg/10アールは超えていて、明日の作業で何処まで伸びるかな?自分の予想では620kg/10アールまで伸びるかなと思っています。ここ数年、570kg/10アールが定番でしたので、今年は稲刈りに苦労しましたが、その苦労が報われましたね。ただ、米価がコロナの影響もあって消費量が落ちているという事で30kg/袋当たり500円が価格低下するという事で超残念です。

稲刈りが終わってすぐですが、もう来年の水稲農業に思いをはせていて、経営戦略を立てていました。来年は稲の倒伏を回避するための、肥培管理を徹底するつもりですが、倒伏の要因は肥料の投与だけではなくて気象にも寄るので難しいですね。先ずは元肥と追肥を若干、減らす予定です。それから、圃場の緩い箇所の対処として排水管理を物理的に徹底するつもりです。先に進む爺です!

籾摺りが終わったら今年の水稲農業の集大成が報告できますのでお待ちください。

今日の直売所ですが、最悪の状況でした。

今日は心身ともに疲れていて普段なら5時に起きるのですが、実際に起きたのは7時20分でした。ここまで疲れていたとは爺は稲刈りを頑張ったんだね。

そこから直売所にネギとジャガイモと、カボチャを出店したんですが、今日は最悪の売り上げでした。商品はほとんど無くなっていましたが、料金箱に入っていたのは230円でした。今まで料金を支払わないで商品jを持って行くことは多々ありましたが、不足は2~300円でしたが、今回は1000円は不足でしたので超考えられない位の実態でした。日本人で何でここまで盗難するのは考えられないですね。朝取り新鮮野菜と超安価で提供しているのに勝手に盗んでいく、自分の人生観、生活感と感性が合わなさ過ぎてその人の心が信じられない。

盗んでいった人に関しては、自分の直売所を見るたびに野菜を盗んだという思いが毎回思い起こすと思うと今後の人生で心が苦しい思いを一生過ごさなければならないことを思えば数百円の盗みがその方の一生に負担がかかると思うと可哀そうでならない。当事者にとって罪を犯したという思いをどうして消していくのか、本人の心の問題なので、今後、穏やかな人生を送れるのか、他人事ながら可哀そうでならない。

直売所に関しては、今月は頑張って出店していきますが、更に盗難が増えれば、則、閉鎖します。この直売所は自分の生活の為という事は無くて、自分が一度はやりたいことだったのでやってみて楽しかったのですが、田舎なのに泥棒が多すぎたのは想定外でしたので辞めても経営的には特に問題ないので辞める可能性は70%ですね。明日も野菜を出荷してみて、盗まれるのが多ければ即、閉鎖ですかね。

明日は籾摺りの残りをやって、作業機の清掃して水稲農業を終わらせます。

更に時間が有れば、田んぼを借用しているので借地料の支払いをお米で要望されているので3者に配達します。

以上の作業は明日一日では無理ですかね。時間を見ながらの作業ですね。

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コメント (2)
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