オートバイを操るという事は、オートバイに走ってもらう事。
オートバイに走ってもらうという事は、タイヤにしっかりと仕事をしてもらう事です。
タイヤの働きやすさを考えず、オートバイを正しく操る事は出来ません。
タイヤがしっかりと仕事ができるかどうかは、人がしっかりと仕事ができる条件と同じです。 タイヤを人に例えて説明をすれば、下に挙げる要素によって、その働きぶりが大きく左右されてしまう事も、きっと理解してもらえるでしょう。
【 年齢 】 ( 製造後日数 )・・若い程によく働きます
【 気力 】 ( 空気圧 )・・ 充分に入っていて、入れ込み過ぎない様に
【 期待と責任 】 ( 荷重 )・・適切にかける程によく働きます
【 目標 】 ( 方向安定性・トレール量 )・・これが無くては迷います
【 委任 】 ( こじらない )・・任せたら、細かい指示は入れない
【 上司の理解 】 ( ライダーの理解と評価 )・・多くの場合、忘れられてます
タイヤ君にしっかりと働いてもらうには、これらの要素は欠かす事ができませんので、機会を設けて、要素毎に説明をしていきたいと考えています。
今回は、これらの項目に関連した公式Webサイト掲載記事を紹介しますので、是非、一度ご覧の上で、参考になれば幸いです。
●「空気圧」・ <Q&A>タイヤの空気圧は?
http://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A_Airpressure/Airpressure.html
●「方向安定性・トレール」・トレールコントロール ライディング
http://gra-npo.org/lecture/ride/trail_controll/trail_con_ride_1.html
●「ライダーの理解」・タイヤから診る、ライディング
http://gra-npo.org/lecture/ride/tire%20diagnosis/img_Tire%20diagnosis.html
( 解説文章 : 小林 裕之 )