GRA 公式ブログ・サイト

NPO法人GRAの活動や考えを伝えます

『 クリニック 』開催中止のお知らせ

2021-05-02 02:28:32 | 開催イベントの案内

      
オートバイとライダーのためのイベント・『 クリニック 』の開催中shについての発表です。

f:id:youkaidaimaou:20201119221200j:plain



来る 5月16日(日)に、オートバイの適切な整備やライダーに合わせての適正なセッティング、そして オートバイの運動力学に合わせた安全性の高いライディングを診断して、分かりやすくアドバイスや実地指導を行なう『クリニック』の開催を予定していましたが、大阪府での新型コロナウイルスによる深刻な被害状況が続き、一向に改善しない状況から、開催中止・クリニック休診を判断しました。

f:id:youkaidaimaou:20210329231921j:plain 

オートバイとライダーのための“ クリニック ”開催案内です Clinic for Motorcycle and Riders (gra-npo.org)


今後の開催については、この感染状況が落ち着く事が前提ですが、7月に開催する予定を立てており、開催会場(大阪府泉佐野市内)の会場手配が完了次第、開催日などは改めて 公式Webサイト にて発表致しますので、どうぞ、次の機会に オートバイライフをいつまでも、楽しく、安全にする為に『 クリニック 』を受診してください。


【 開催イベント情報 】

https://gra-npo.org/schedule/schedule/kinjitu/kinjitu.html

 


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.

 

f:id:youkaidaimaou:20210125191527j:plain
https://gra-npo.org









 


新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 (4月30日現在)

2021-05-02 00:41:14 | COVID-19 国内状況

新型コロナウイルスによって受ける影響は、都道府県によって人口や感染密度が異なる為、単純に感染した人の人数を比較してみても実感とは異なります。そこで、都道府県別に、新型コロナウイルス禍に 新たに感染した人の人数 と 前週と比較した増加率、そして 都道府県の人口あたりの増加した感染者数割合などを一覧表にまとめています。特に 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しています。
  
都道府県別の感染被害を人口対比や週間対比で示した一覧表を見れば、色分けした欄で見れば明らかですが、昨年末までの様に東京など関東圏とか関西圏などに区切って考えるのは適していない事が明らかです。
例えば、人口当たりの新規感染者数を示す【 感染密度 】を見れば、大阪府の数値は 東京都が 1月中旬に記録した深刻な数値と同レベルが 3週連続で続き、大変に深刻な状況のままだと分かります。特に、深刻な状況は 新規感染者数と併せて、重症者が増えている割合も高い事です。

f:id:youkaidaimaou:20210502003746j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210502003809j:plain



『 感染密度と重症者割合 』

全国各地の【 感染密度 】と「重症者割合」を確認すれば、大阪府以外にも注意が必要な地域がある事が分かります。例えば 奈良県は 3週連続で大阪府に次いで良くない数値が続き、人口あたりの感染者割合と併せて医療機関と従事者の負担が深刻であると推定されます。緊急事態宣言を要請せず、目立った報道がされない状況の中、見過ごされた緊急事態にならない事を願うばかりです。


『人口あたりの増加した重症者割合』

「人口あたりの増加した重症者割合」を見れば、更に多くの地域で徐々に心配な状況が進行している事がはっきりします。例えば、高知県や長崎県、富山県や茨城県の医療機関では、専用の病床と専用の機器と専任の医療と看護スタッフの負担が一気に増えている事が推察されます。


『感染者増加率』

また、「感染者増加率」、つまり新規に感染者が増えた率を見れば、大分県と徳島県 では一気に緊張感が高まっている状況に見えます。両県共に【 感染密度 】、つまり人口あたりの新規感染者割合が東京都に迫る値に上昇しているので、医療現場では人材確保に懸命で、とても 大阪府など深刻な地域への 従事者派遣などは検討できない状況だと推察されます。



感染症の特性上、人口密集地域での拡大が起こり易く、新規感染者数の多さと取材の容易さから 東京都や大阪府などの深刻な状況ばかりの報道へとメディアは偏りがちですが、実際には全国各地で危険な状況が起きている事を忘れてはいけません。
   
どうか、一人でも命や健康を損なう事がないように、また医療や介護に携わる方々の負担が過度にならないように、実際の感染状況と感染症の特性を理解して、相互に思いやりと啓発の関係を築きたいものです。


出典 : 厚生労働省
#COVID19


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.

 

f:id:youkaidaimaou:20210122003048j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210122003127j:plain



https://gra-npo.org















全日本 新型コロナウイルス 治療中および重症患者数など、一週間毎の増加数動向 (4月30日現在)

2021-05-02 00:01:32 | COVID-19 国内状況

『 重症者数 1,020 人 』

一週間毎の感染者数や治療者数の変動のグラフが示す通り、3月下旬からの感染者数の増加度を示す青色線のグラフは留まる事を知らず上がり続けています。同時に、赤色線で示した治療者数の増加度も右肩上がりに伸び続けています。
これらのグラフを一見すると、1月中旬にも迎えた感染ピークより若干レベルが低い様に見えるが、実際には “ 変異株 ” の影響の為か、重症者数の割合が高くなっている。これは、現在の医療現場状況から見ても明らかです。
   
4月30日現在、全国で重症者として報告されている方の人数は 1,020 人で、1月22日の 1,009 人を超えている。しかも、1月22日 時点での治療者患者数は 65,152 人と較べて、4月30日現在での治療者数は 57,119 と 8,000 以上少ないにも関わらずです。
重症、しかも感染症となれば、当然、より多くの 医療従事者の方が必要になるし、専用の病床が確保されていないと 治療さえ出来ない事は誰もが知っている事だし、これから、このまま感染力が高くて重症化率の高い “ 変異株 ” による感染者が増え続けた場合、どうなるか誰でも想像できるだろう。しかし、国・行政トップは想像していない様にも見えます。
   

f:id:youkaidaimaou:20210501235859j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210501235912j:plain


『 最悪想定しない行政 』

現在の日本での新型コロナウイルスによる【 感染密度 】(人口あたりの新規感染者割合)は、昨年のイタリヤや米国、現在の フランスやドイツよりずっと少なく、世界的に見れば 感染が深刻な状況になっている国ではありません。
【 感染密度 】が深刻なレベルに陥っていないからこそ、例えば 今の日本の 10倍近い 【 感染密度 】を記録し続けた 米・NY市 の状況を参考にして、“ 最悪 ” を事前に想定した準備は可能だった筈。 一年近く前の事で、日頃から情報交流が可能な米国の事案であれば、日本も同じ状況になった事を想定して、その状況でも国民の命をより多く救う為の対策を進める責任を負っているのが国家行政であり、行政担当者である事は間違いありません。
    
しかし、入荷までに充分な時間があったワクチンでも、接種に必要な期間を事前想定せず、世界主要国の中で最低レベルの接種率に留まっています。その上、接種開始してから 2ヶ月経ってから、緊急対処策として「大規模接種」構想を進めて、開設されるのは 5月下旬と遅く、接種想定数さえ不明のままになっていて、明らかに “ 泥縄 ” の後手対応です。
米国では、バイデン新大統領の1月就任後 100日で、事前に公約していた 倍以上の 2億回を超える接種を実現させています。同じ政治システムではないとは云え、国民皆保険制度で米国以上に充実している事を知っている者にとっては、「本当は守られない国民の命」と思ってしまっても不思議はないでしょう。
    
事前に最悪想定をしない事は、昨年のパンデミック宣言以降に始まった事ではありません。自治体を通じて国が認定した防災センター内に避難していながら、多くの方々が津波に飲まれて命を無くした例を挙げるまでもなく、最悪を想定せずに、目先の対応に留まり、国民の命と生活を守る気概に欠けていると言えるでしょう。



『 人々に求められる事前想定 』

医療従事者の方でも、2回の ワクチン接種率が 50% に達していない状況と、高齢者の接種さえ 8月にならないと完了しない見込みを知っている多くの人が、「 来年にならないと接種できない 」と考えても仕方ないでしょう。
更に、インドで話題になっている “ ダブル変異型ウイルス ” の様に、ウイルスは次々と変異を繰り返すものなので、インドからの来日者を制限していても日本国内で新たな “ 変異株 ” が発生する事は充分に想定できます。
そして、その “ 変異株 ” に対して、現行のワクチンがどこまで効果を発揮できるかは断定できず、インフルエンザの様に、変異型に合わせてワクチン開発と接種を進める必要がある事も想定しておく必要があります。
   
人々の命を守る責任を負う者にはその責任を追及しつつ、人々は最悪の想定を事前に想定しつつ、単に怖れて萎縮に陥らず、人間らしい生活を取り戻す努力が各々に求められていると思われます。


出典 : 厚生労働省
#COVID19


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.

 

f:id:youkaidaimaou:20210122003048j:plain

f:id:youkaidaimaou:20210122003127j:plain



https://gra-npo.org