GRAはNPO法人です。その為、行なうべき業務があります。義務を果たす事は、決して楽しい事ではありませんが、それでも、楽しみに変えるのが “生きがい” です。
GRA is a non-profit organisation. As such, it has duties to perform. Fulfilling our duties is never fun, but it is still "worth living" to turn it into something to look forward to.
『 60枚の義務 / 60 pieces of Duty 』
事業を営んでいる方は充分にご存知だと思いますが、一年に一度、「事業報告書」を国や自治体へ提出する義務があります。「事業報告書」とは、設立時に提出した「定款」に基づいて、事業を正しく運営している事を報告する書類で、「財産目録」や「収支計算書」「貸借対照表」などの経理状況の報告の他、「役員名簿」や「総会議事録」などが含まれます。
GRAの場合、「事業報告書」の提出先は自治体・県庁になります。そして、前年度(2023年)に事業所の移転を行ないましたので、法務局と県庁の両方に移転に関する様々な申請書類の提出が義務で、法務局には「役員変更届け」が 2年に一度の提出が義務となっています。
その結果、県庁へは 6種類の書類を作成して、出力(印刷)は合計 7枚で済みましたが、法務局へは 移転申請や役員就任申請、定款などを合わせて、18種類の書類を作成して、出力は合計 53枚にもなりました。そして、3月29日(金)、合計60枚の書類を持って、それぞれの窓口へ行き、無事に提出を完了しました!
それにしても、書類作成は、いつも気分が重くなる作業です。
というのも、どの書類も全て自作する必要があるからです。事前にチェック欄や記入欄のある書類は用意されていないのです。 見本やテンプレートは 行政の公式Webサイトに掲示してあるので、多少は救いになりますが、必要とされている項目と内容を、一つひとつ間違えない様に記入した書類を作成しなくてはならないのです。だから、それを “楽しみ” に変える工夫をいつもしています。
Preparing documents that are required to be submitted is always a stressful task.
This is because all documents must be prepared by yourself. There are no documents prepared in advance that have check boxes or fields to fill out. Samples and templates are posted on the government's official website, which helps a bit, but you don't have to fill out documents with check boxes or name boxes, like some documents have check boxes. . I have to create a document with the required items and contents written in one by one without making any mistakes, so I never feel relieved. Samples and templates of the necessary documents are posted on the official website of the organization to which you are submitting your documents, which may help you a little, but preparing them can still be a daunting task, so turn it into something fun. I'm always trying to come up with new ideas.
『 楽しみに変える工夫 / Tips to turn it into Fun 』
皆さんにも経験があると思いますが、義務を果たすのは、殆どの場合、気分が滅入るものです。例えば、学校の宿題に始まり、運転免許の更新講習、それに納税や違反金の納付などで、楽しんでいる人はまず居ないでしょう。 でも、僕は、それを楽しみに変えて大きくしたいのです。というのは、楽しみが “生きがい” だからです。
新年、2024年になってから、この義務を楽しみに変える為に行なった事を順番に紹介します。
1. 提出日を決める ・ ・ ・ これで、計画が立てやすくなりました
2. やりたくない時はしない ・ ・ 義務でも、無理をすると心身を痛めるからです
3. 担当者に直接渡す ・ ・ ・ 人を意識すると、パワーが生まれやすい
4. 同日に他の予定も入れる ・・・ 一つの目的の行動よりも、パワーが生まれます
特に、大切にした事は、持参して担当者に手渡すと決めた事でした。神戸から赤穂へと引っ越したので、郵送という手段も一瞬考えましたが、直接、担当の「人」に会って、挨拶をして言葉を交わす事を目標にしました。すると、心の中に “やる気” が 自然と生まれるのです。それに併せて、遠くになった神戸へ行く機会なので、銀行や 同法人の幹事を訪ねる計画を立てたのです。そして、それは 良い結果を生みました。 輪行をしたので 脚は疲れましたが、全て、予想以上の成果を残したのです。
あとは、提出した書類が審査を通るか否かです。
でも、不備・不足の連絡が入った場合には、改めて “楽しみ” を見つける事にします。
おっと、忘れていました。 県庁へ、事業所の移転の申請書類を提出する必要がありました。 先日は、作成が間に合わなかったので、口頭で必要な書類の内容と書式を確認して、「では、後日 郵送で届けます」と約束したからです。 郵送でも、担当者の方の顔と名前と声を覚えているので、“やる気” は生まれています。
What was especially important to me this time was that I decided to bring it with me and hand it over to the person in charge. Since I moved from Kobe to Ako, I briefly thought about sending it by mail, but my goal was to meet the person in charge directly, say hello, and exchange words. Then, “motivation” will naturally arise in your heart. At the same time, since it was an opportunity to go to Kobe, which was far away, I made plans to visit the bank and the secretary of the corporation. And it produced good results. My legs were tired from the bike ride, but everything turned out better than I expected.
『 人と人として / People to People 』
僕は、免許更新時の講習の雰囲気がとても嫌です。
受講する人達は、免許更新する為の義務として、我慢しに来ているだけですし、講師の人も仕事だから、毎回同じ事を言っているだけなので、とても異様な緊張感のある雰囲気です。それは、僕だけでなく、誰にとっても同じく嫌な筈です。幼児が、予防接種で泣いてしまうのも、針が恐くて痛いだけでなく、それ以前に、周囲の大人達の異様な緊張感に怯えているからだと思います。
だから、そんな雰囲気の溢れている場所、例えば、今回の様な行政の窓口もそうですが、相手側の緊張感をほぐす為の工夫も試みています。お互いに人と人ですから、緊張感に包まれているよりも、お互いにほっとしたいと願っているものですから。だから、窓口の人には積極的に挨拶をして、対等な人と人として、言葉を交わす努力をいつもしています。
もちろん、免許更新時の講習の講師に対してもです。警察官OB の方が担当している事が多い様ですが、良い講習だった時には「良かったですよ」と最後に声をかけ、悪かったり間違った事を伝えていたなら、「間違っていますよ」と最後に指摘しています。勿論、元警察官のプライドがある人達ですから、そう言われても反論される事もあります。そんな時は、そのまま聞いて、後で雇用主(警察)の担当者を呼び、その旨を伝えています。もしかしたら、これも “生きがい” に変えている事の一つかも知れませんが、お互いに、「人」と「人」として対等に指摘し合うのは、大切な事だと信じています。
I really dislike the atmosphere of the driver's license renewal training.
The people attending the course have to put up with it as a duty to renew their licences, and the lecturers are just talking the same things every time because it's their job, so it must be a strange, tense and unpleasant atmosphere for everyone.
So I try to concentrate on evaluating the lecturers. And if it was a good training course, I say at the end, "That was good", and if it was bad or if they told the wrong thing, I point out at the end, "You're wrong". Of course, they are proud ex-police officers, so sometimes they argue with me when I say so. In such cases, I listen to them as they are, and later call the police officer in charge of their employment and tell them so. Perhaps that is one of the things that makes it "worth living", but I believe that it is very important for people to point out things to each other as equals.
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