『 新規感染者数と治療者数 』
新規感染者数の推移から、先週は「感染状況は “中留まり” 」と順調に減少が進んでいない状況を伝えましたが、それが一気に減少へと進んだ事を報告します。ただし、懸念する事が二つあります。
一つは、今回の集計データは大型連休中のデータの為、通常通りに 検査を行なった人の人数や、対応する保健所や医療機関も通常通りとは異なる点がある事です。ですから、通常の日常生活に戻った後、翌週のデータで判断すべきだと思います。
そして二つ目は、順調に減少した新規感染者数ですが、それでも、ようや 2021年9月に “デルタ株” によって記録したピーク値に戻ったに過ぎない事です。まだ、減少が進む事を願うばかりです。
『 重傷者数 と 死亡者数 』
新規感染者数がこの一週間で減少したのと同様に、「死亡者数」も減少が進みました。ただ、「新規感染者数」が減少している事への懸念と同様に、大型連休中の医療機関による診断対応状況が影響していると思われますので、翌週の「死亡者数」の推移に注目して判断すべきでしょう。
また、現在は比較的低く抑えられている “致死率” ですが、今後、新規感染者数の急増に見舞われたなら、亡くなる方が増える事は間違いありません。行政任せの感染防止に頼る事なく、私達は一人ひとりの自覚で、自ら感染せず他者へ感染を広げない意識と行動が求められるでしょう。
出典 : 厚生労働省
#COVID19
#オミクロン株
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