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世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 新規感染者数一覧(1月12日現在)/ COVID-19 new cases by country and day, As of January 12, 2022

2022-01-14 00:04:29 | COVID-19 世界状況

『 欧州と北米に続き、中南米で新規感染者数が増加の動き 』

全世界の COVID-19 の感染状況は、欧米諸国に続いて北米2ヶ国での感染爆発に続き、西アジアや中南米でも深刻な感染拡大が続き、過去最多の新規感染者数を記録しています。

 

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欧州は、フランスでの記録的な感染拡大やギリシャやキプロス、バルカン半島諸国などで感染拡大を記録しているものの、英国での感染はピークを超えて減少を始めています。また、常に話題に出る米国など、北米2ヶ国は深刻な感染拡大が続き、特に米国はワクチン接種率が 約60%と決して高くない事が影響しているのか、ワクチン未接種者の感染者が多く、感染力の高いウイルスによって過去最多の感染者数を記録しています。
また、懸念される国はインドです。オミクロン株の影響と思われる感染拡大が始まり、約 14億人の人口と都市地域の人口密度の高さを考えれば、今後数週間に亘って拡大を続けると思われます。
   
そして、次に懸念されるのは中米のカリブ海諸国と南米諸国です。カリブ海諸国では引き続き深刻な感染状況が続いているものの、メディアで取り上げられる事はなく、世界から忘れられた地域になっています。また、アルゼンチンで始まった感染拡大の波は徐々に大陸諸国に伝わり、最も人口の多いブラジルでも感染拡大が始まり、今後最も注意が必要な地域の一つです。
  
更には、4回目のワクチン接種を世界に先駆けて始めたイスラエルは、世界で最もワクチン政策に積極的な国というイメージですが、実は ワクチンの完全接種率は米国並みの 60%に留まっていて、米国以上に深刻な感染拡大に苛まれています。
また、人流制限やロックダウン政策で、世界的に最も抑制できた国の一つと認識されているオーストラリアですが、現在、過去最多の新規感染者を記録して、人口あたりの感染者数【感染密度】が世界で最も深刻な状況になっています。余談ですが、この事と積極的にワクチン接種政策を進めてきた事が、ワクチン接種反対を唱え、各国の感染防止対策に敬意を払わないテニス選手世界一の称号を持つ選手の入国に対して、国民が反感を持ったとしても不思議はないでしょう。
  
今後の予想は、世界の主要国では昨年多く行なわれたロックダウン政策を採らない国が多い為、感染力が強いと言われているオミクロン変異株の影響と相まって、今後 3週間は新規感染者数は一気に増え続け、更に過去最多記録の更新を続けるでしょう。

 

『 世界の国別・日別、新規感染者数 』
COVID-19 new cases by country and day, As of January 5, 2022

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全世界での新型コロナウイルスによる感染状況は、「新規感染者数」で見るかぎり、英国やフランス、イタリア、米国、カナダなどの諸国での感染拡大に続き、西アジア(中東)と中米・カリブ海諸国などで感染拡大が始まっています。


なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です


Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
#COVID19
#オミクロン株


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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年1月7日現在 )

2022-01-09 22:29:52 | COVID-19 国内状況

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。
さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


『 都道府県別、感染被害一覧 』

昨年と較べると、日本国内、各都道府県共に感染状況は落ち着いた状態と言って間違いありません。
ただし、沖縄県では状況が悪化して治療者数や重症者数ともに一気に増えており、米軍キャンプの影響の他に、ワクチン完全接種率が 60%台と他府県に較べて 10ポイント以上低い事も影響していると思われます。
  
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『 都道府県別、治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

各社メディアが報道の通り、現在は、沖縄県での感染状況が群を抜いて深刻です。そして、沖縄県に続いて、同様に米軍施設を抱える山口県で感染して治療中の人が増えています。
しかし、その2県以外でも注意をすべき都道府県があります。先ずは、石川県では数週間連続で 人口あたりの死亡者数が日本で最も高く、医療機関での苦闘が続いている事が判ります。また、大阪府では、新規感染者数の増加以上に、人口あたりの重症者数が群を抜いて高い事が目に留まります。前週でも同様な状況が京都府で発生していましたので、資料データはありませんが、ワクチン未接種者を多く含むクラスターが発生した可能性も考えられます。
 

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今後の対策を考えれば、行政機関が「重症者数」や「死亡者数」を発表の際には、全国合計値でも構いませんので、それらに含まれるワクチン完全接種者の人数を同時に発表される事が望まれます。

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感染症を抑えるのに最も有効な対策がワクチン接種であるならば、可能な限りワクチン接種率を高める事が被害を抑える事になりますし、具体的にワクチン完全接種者が守られる事が証明されれば、接種者にとって大きな安心材料になります。
因みに、目標と思われるワクチン接種率は、完全接種率 60%ほどのイスラエルが 4回目接種などの政策を積極的に進めざるを得ない状況や、同様に 60%ほどの米国が過去最多の新規感染者数を記録している事、そして 70% ほどの欧州各国でも過去最多の新規感染者数を記録している事などからも、目標とすべきは 80%以上、可能であれば 90%以上の達成だと思われます。



『 沖縄県の感染拡大原因について 』

各社メディアは沖縄県内に配置された米軍と日本人などの軍関係者での感染拡大が原因である様に報道し、その証拠に同様な米軍施設のある山口県の状況を挙げていますが、私は決して米軍だけが原因でないと捉えています。
それは、下記の表の通り、日本に配置された米軍施設と米軍関係者は日本各地にあるからです。そして、確かに家族を含む軍関係者の半数は 沖縄県内に居住していますが、残り 半数は 日本各地の施設内です。仮に、米国本土から米軍兵士が異動して、日本人を含む軍関係者を通じて感染が広まったとすれば、日本各地で沖縄県と同数の軍関係が原因と思われる新規感染者が発表されている筈だからです。
       

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私は、沖縄県での感染拡大の原因は、軍関係以外に、10以上の島々で構成された県である事と、全国平均のワクチン接種率を 10ポイント以上下回る 60%程の低いワクチン接種率にも感染拡大に繋がった要因があると思います。
実は、昨年 10月以降、全国的な感染被害が抑制されていく中、沖縄県だけが高い死亡者率を続けていましたが、これも 同県ならでは原因の解明と対策が充分に行なわれていなかった事を示していると思います。


出典 : 厚生労働省

#COVID19
#デルタ株
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全日本 新型コロナウイルス 治療中および重症患者数など、一週間毎の増加数動向 (2022年1月7日現在)

2022-01-09 22:09:45 | COVID-19 国内状況

『 現状、新規感染者数はまだ少ない 』

現在の日本全体での新規感染者数は、2021年9月初旬、一日あたり 2万人の新規感染者数が報告された当時と較べれば決して多くはありません。が、沖縄県では 毎日 千人を超える新規感染者が報告されており、同じ状況が日本全体で発生すれば、日々 70万人を超える新規感染者数が発生する事に相当します。
ですから、対岸の火事と捉えず、充分な注意と対策を行なう事が大切です。

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『 直近一週間で、4人の方が亡くなり、重症者数は 38人増えて 89名に 』

次に、新規感染者数よりも、もっと注意すべき「重症者数」や「死亡者数」を確認すれば、一週間で重症となっている人は 38人増えています。ただ、亡くなった人は 一週間で 4人に留まっていて、昨年の10月以降の減少傾向は安定して続いています。

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この「重症者数」や「死亡者数」をグラフで表すと以下のグラフの通りで、昨年・2021年の2月や6月、9月当時と較べれば、現状はまだ安定した状況です。また、「死亡者数」の増減は「重症者数」の増減とは一定の相関関係がある事がはっきりしているので、重症になる人を少なくする事が重要だと分かります。

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『 オミクロン株の傾向について 』

オミクロン株によって深刻な感染状況に陥っている世界各国の保健機関の発表によれば、オミクロン株感染による重症化率はデルタ株より低いとされています。ただ、同時に、ワクチン未接種者は、完全接種者と較べて、感染率や重症化率が高い事も発表されています。
ですから、オミクロン株感染が主流になると予測される今後は、新規感染者数よりも重症者数に注意を払う必要があり、同時に、未接種者への可能な限りのワクチン接種を勧める対策が大切になります。

 

『 丁寧なワクチン接種の啓発活動が必要 』

一方、“オミクロン株” の発見報告以降、世界各国政府が行なった ワクチンの “追加接種” 政策と較べると、日本の “ワクチン接種” 政策は遅れている印象が否めません。
とは言え、世界各国のワクチン接種率を高める為の国際的なシステム・COVAX への協力は必要ですから、自国民の為に一気にワクチン確保へと政策を転換した主要各国に倣う事は抑えるべきでしょう。特に、その主要各国と較べると日本の感染率は非常に低く抑えている事からも慎重であるべきでしょう。
  
但し、ワクチンの完全接種(日本で使用したワクチンでは 2回接種)によって感染率を下げる事は確実で、それは以下の表の通り、最近の東京都内での感染状況からも明らかです。日本国内の ワクチン未接種者率が 23%程にも関わらず、ワクチン完全接種者を上回るほど多くの感染者が発生しているのです。

 

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これらの事実は事実として、丁寧に広報する事によって、ワクチン接種の大切さを伝える事になり、それはワクチン接種を積極的に受けた70%を超える日本の人々への確信と褒美に繋がるでしょう。



出典 : 厚生労働省

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新型コロナウイルス、国別・人口あたり新規感染者数(1月5日現在) / COVID-19 cases per population

2022-01-07 00:02:31 | COVID-19 世界状況

COVID-19 cases per population by country, as of January 5, 2022
世界各国の感染状況は、人口あたりの新規感染者数【感染密度】を最初に確認しなければ、その被害の深刻さの判断は出来ません。この一覧表は、各国の【感染密度】(人口1億人あたり日別・新規感染者数)で、深刻度が高くなっている程に欄を濃い色で塗り分けています。


『 世界の国別・日別、感染密度推移一覧表 』

New infection case per popuration by country and day

全世界の COVID-19 の感染状況は、欧米諸国に続いて北米2ヶ国での感染爆発に続き、他の地域でも急な感染拡大が始まり、過去最多の新規感染者数を記録しています。
新たに急な感染拡大を記録している地域は、ギリシャやキプロスなど南欧から東欧の地域に続いて、イスラエルやトルコ、レバノン、カタールやUAEなどの西アジア諸国、そして中米カリブ海諸国で深刻な感染拡大が続いており、アルゼンチンを始めとする南米諸国でも広がりを見せています。
ただし、11月24日にオミクロン株の発見報告をした南アフリカを始めとして、アフリカ大陸諸国では目立った感染拡大は無く、同様に中央・東アジアの諸国でも感染状況は比較的落ち着いている状況です。

今後の予想は、世界の主要国では昨年多く行なわれたロックダウン政策を採らない国が多い為、感染力が強いと言われているオミクロン変異株の影響と相まって、今後 3週間は新規感染者数は一気に増え続けて過去最多記録の更新を続けるでしょう。
しかし、南アフリカでのオミクロン株の新規感染者数が減少している事から判断して、感染地域の拡大が無い限り、2月初旬をピークに新規感染者数は減少を始めると思われます。
仮に、アルゼンチン以外の南米諸国、例えばブラジルなどで感染拡大が始まったり、現在は安定を続けているインドを始めとするアジア諸国での急拡大が始まれば、2月中旬には予想ができない程の新規感染者数を記録するでしょう。

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『 地域別、感染傾向 』

< 欧州 / Europe >

ロックダウン規制を採っているオランダやデンマークなどを除き、西欧諸国の多くでは国民生活と経済に大きな負担を掛けるロックダウン政策は採らず、の大きいマスク着用規制や積極的なワクチン追加接種政策で乗り切る政策を進めています。
その為、今後 2~3週間は多くの新規感染者数を記録するでしょう。一方、東欧諸国の状況は異なります。感染防止の有効性が高い “mRNA”タイプのワクチンと積極的な接種政策で重症者率や死亡率を下げた英国などと異なり、接種ワクチンの種類と接種率が異なる国が多い為です。
特に注目すべきはロシアです。人口が多い事と接種ワクチンが国産・Sputnik V である為、そして40%台の決して高くない接種率と報告データの信憑性が高くないからです。


< アフリカ / Africa >

オミクロン変異株を発見して報告を行なった南アフリカでは、30%台という低いワクチン接種率にも関わらず感染ピークは過ぎ、既に抑制へと進んでいます。そして、それ以外の諸国は、観光客による感染拡大を起こしやすい観光立国の島嶼国家・カーボベルデを除き、ほぼ全域で感染状況は落ち着いています。
昨年11月~12月には感染拡大を記録していた 南アフリカ周辺諸国でも、オミクロン株による感染拡大らしき傾向は収まり、今後もこの安定した傾向が続くと思われます。


< アジア / Asia >

西アジアで最も懸念される国はイスラエルです。2年前、他国に先駆けてワクチン接種を積極的に進め、一旦は抑制に成功した様に見えましたが、急激で深刻な感染爆発に見舞われています。原因ははっきり分かりませんが、ワクチン完全接種率が 60%台に留まっている事も原因の一つである可能性があります。つまり、40%弱の ワクチン未接種者が感染して、その感染者が感染を拡散している構図です。同国は、世界に先駆けて 4回目の接種へと踏み切っていますが、同国内のアラブ系国民や宗教的な問題なのか、接種率を高めない限りは同様な感染爆発は今後も起きる可能性はありそうです。
同様に、トルコでも感染拡大を抑えられず、人口の 半数以上が海外からの労働者が占める カタールやUAEなどでは、人種的な問題も潜在しているのか、高い【感染密度】を続けてしまう可能性が大です。
一報、インドを始めとする他のアジア諸国では一様に安定した状態を保っています。韓国で昨年末に感染拡大を起こした要因は、ファイザー社製の様な “mRNA” タイプとは異なり、“ベクターウイルス” タイプのアストラゼネカ製のワクチンを採用していた事が異なる結果を導いている可能性もありそうです。


< 大洋州 / Oceania >

この地域で最も注目すべき国はオーストラリアです。同国は、島国という好条件を生かして、厳しい入国規制と感染地域へのロックダウン政策を行ないつつ、ワクチン接種を行政主導の丁寧な広報活動を通じて積極的に進め、地域によっては 12歳以上の国民の 93%以上がワクチン完全接種という高い接種率を達成させています。達成の後、行政地域によってワクチン未接種者への行動規制を状況に応じて採りながら、徐々に規制緩和を行なっています。そして現在、同国にとっては過去最多の新規感染者を記録していますが、具体的なロックダウン政策の検討の様子さえ窺えず、英国に似た政策の今後に注目されます。
それ故に、日本が参考にすべき感染対策を行なっている国の一つだと思われます。


< 北米 / Northern America >

米国は、大型予算政策を正当化する為にも、経済回復を狙った政策へと転換しています。が、支持政党によってワクチン行政等への信任レベルが大きく異なる事もあって、ワクチン接種が想定よりも進まず 約60% 程度に留まっています。その為、多くのより感染し易い未接種者の存在により、記録的な程に多い新規感染者を記録しています。が、ワクチン接種義務やロックダウンなどの強い行政措置を行ない難い現状では、当面の間は新規感染者数は増加していくでしょう。その為、重症者数や死亡者数の傾向に視点を移して注目する必要があります。
また、カナダは隣国・米国との間の国境に規制を掛け続けて感染を低く抑えていましたが、昨年後半、米国同様にワクチン接種の進展に合わせて、経済回復の為に規制を解除した為に、一気の感染拡大を起こしています。こちらも、今後の政策や重症者数などに注目する必要がありそうです。


< 中米 / Central America、Caribbean >

メキシコは、米国との国境管理が効果を挙げているのか、米国の感染拡大の影響を受けていないようです。しかし、キューバを除く多くのカリブ海諸国では感染が急拡大しており、今後2~3週間で【感染密度】は深刻なレベルに達成すると思われます。


< 南米 / Southern America >

強権的な政策を行なうベネズエラとブラジルを除き、南米の多くの国々で感染拡大が始まっています。特に、アルゼンチンやウルグアイやスリナムなどは既に深刻なレベルの【感染密度】を記録しており、充分に高くないワクチン接種率や医療レベルなどと相まって、今後の更なる感染拡大時の人々の健康が懸念されます。


なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です


Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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2022-01-06 21:01:43 | COVID-19 世界状況

『 欧州と北米の他に、他地域の感染爆発で世界最多の新規感染者数 』

全世界の COVID-19 の感染状況は、欧米諸国に続いて北米2ヶ国での感染爆発に続き、他の地域でも急な感染拡大が始まり、過去最多の新規感染者数を記録しています。
新たに急な感染拡大を記録している地域は、ギリシャやキプロスなど南欧から東欧の地域に続いて、イスラエルやトルコ、レバノン、カタールやUAEなどの西アジア諸国、そして中米カリブ海諸国で深刻な感染拡大が続いており、アルゼンチンを始めとする南米諸国でも広がりを見せています。
ただし、11月24日にオミクロン株の発見報告をした南アフリカを始めとして、アフリカ大陸諸国では目立った感染拡大は無く、同様に中央・東アジアの諸国でも感染状況は比較的落ち着いている状況です。

 

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今後の予想は、世界の主要国では昨年多く行なわれたロックダウン政策を採らない国が多い為、感染力が強いと言われているオミクロン変異株の影響と相まって、今後 3週間は新規感染者数は一気に増え続けて過去最多記録の更新を続けるでしょう。
しかし、南アフリカでのオミクロン株の新規感染者数が減少している事から判断して、感染地域の拡大が無い限り、2月初旬をピークに新規感染者数は減少を始めると思われます。
   
仮に、アルゼンチン以外の南米諸国、例えばブラジルなどで感染拡大が始まったり、現在は安定を続けているインドを始めとするアジア諸国での急拡大が始まれば、2月中旬には予想ができない程の新規感染者数を記録するでしょう。




『 世界の国別・日別、新規感染者数 』
COVID-19 new cases by country and day, As of January 5, 2022

全世界での新型コロナウイルスによる感染状況は、「新規感染者数」で見るかぎり、英国やフランス、イタリア、米国、カナダなどの諸国での感染拡大に続き、西アジア(中東)と中米・カリブ海諸国などで感染拡大が始まっています。

 

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なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です

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