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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年7月20日現在)

2022-07-22 19:33:59 | COVID-19 世界状況

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of July 20, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

6月初めから、世界的な感染拡大が一気に進む中、当初は微増にとどまっていた「死亡者数」は、前週は急激に増え、この一週間は多少落ち着いた様な結果になっていますが、決して安心できる状況ではありません。最も懸念すべき傾向は インドの急増です、同国は、人々の密接した交流が活発になる大統領選があった影響が強いと思いますが、人口が多い国だけに、来週以降の動向から目を離せません。


また、「新規感染者」急増の中心地となっている日本や韓国など東アジアでは、現在のところ、感染が深刻な韓国と日本、シンガポールの各国床に、「死亡者数」の急増は見られず、少なく抑えられています。が、欧州の「BA.5」以前の、4月末から深刻な感染拡大に見舞われている台湾では、連日、【死亡密度】・人口 1億人あたり200人以上の、深刻な人数の方々の死亡が報告されています。
台湾と同様に、3月以降、深刻な感染拡大が続いている オーストラリアとニュージーランドも、【感染密度】が世界最悪レベルが続いているだけでなく、連日多くの方々が亡くなり続けています。特に、ニュージーランドでは、【死亡密度】・人口1億人あたり600名を越す人が連日亡くなり続けるなど、世界で最も深刻な状況が続いており、諸外国への外遊を行なった 大統領の責任が問われかねない状況に思えます。

一方、6月以降、感染拡大の中心地となった欧州各国は、オーストラリアやニュージーランドほどではありませんが、決して安心できる状況ではありません、特に、【感染密度】で深刻な状況を続けている、ギリシャやマルタ、イタリアでは、連日多くの人々が亡くなっている事が報告されています。なお、英国や北欧諸国など、行動規制解除を進めている国々では、【死亡密度】・人口 1億人あたり 連日100名程の方が亡くなり続けており、それが “ウィズ コロナ” の日常と化しているようです。

今回、6月以降の世界的な感染拡大の原因となっている “BA.5 株” は、欧州を始め、日本や韓国での感染拡大を招きました。が、6月以前から深刻な感染が続いている、オーストラリアやニュージーランド、台湾での状況は、“BA.5 株” によるものではない様に見受けられます。また、欧州各国と東アジア諸国では「感染経験者割合」に大きな違いがあり、フランスは 約 50%の人が経験して、日本では 10%以下に留まっており、感染に対する恐怖や “集団免疫” への期待度も大きく異なります。
  
主に、欧州と東アジア、オセアニアの一部の国々で感染拡大を形作っていますが、その原因や背景、人種構成を考えると、有効な防止策や経済回復策も一様にはならないと捉えるべき段階に入っています。

 

『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』





『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録し続けているのは台湾ですが、オーストラリアとニュージーランドも深刻な状況が続いている事は一目で分かります。特に、ニュージーランドでは。【死亡密度】・人口1億人あたり、連日 600人を超える人が亡くなるまで深刻さが増しており、自国メディアも他国メディアも報道する事はありませんが、自国国民の生命を守るのが国家行政の責任であるならば、渡航先情報として、これらの情報を適切に開示する責任があると思います。

 


※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません


Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
#COVID19
#BA5
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世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 「新規感染者数」と「人口あたりの新規感染者数」一覧(2022年 7月 20日現在)

2022-07-22 00:03:49 | COVID-19 世界状況

COVID-19, New Infections and Number of Infections per 100 Million People by Country and Day worldwide, As of July 20, 2022

『 世界全体での新規感染者数 / Changes in the number of new Infections worldwide 』

6週間前、6月初めに始まった、西欧各国に始まった感染拡大の波は、現在、日本を含む東アジアとオセアニア諸国へと移り、この東アジアとオセアニア諸国が世界の感染拡大の中心地になっています。北米や中米・南米の諸国での感染拡大はこれからだと思われます。


一方、英国やオランダなど北欧諸国の感染は下火へと向かっており、“感染経験者” 割合が 30%以上と集団免疫的要素も高い事と相まって、特に英国などでは行動規制が撤廃されても当然な状態に落ち着いています。ただ、同じ欧州でも、ギリシャやイタリアでの感染規模は過去最大レベルが続いており、特にギリシャでは、一週間以上に亘り感染者週計が送れるなど、検査・保健・医療体制に重大な負担が掛かっている事が懸念されます。
   
また、台湾や日本、韓国やシンガポールなど東アジア諸国は、現在、過去最多の感染者数を更新する拡大の中にあり、ギリシャと同様に、保健から医療体制への大きな負担が懸念され、他の病気の方の治療体制にも大きな影響を与え続けていると思われます。
なお、現在、世界でも最も深刻な感染拡大を起こし、大きな懸念がある国は 東南アジアのブルネイです。

感染拡大の原因は、オミクロン株の亜種「BA.5」による影響と見られ、ワクチン接種の効果も充分に解明されないまま、“ ウィズ コロナ” の掛け声の下、世界の多くの国は 観光などの経済政策へと舵を切っており、例え深刻な感染被害を受けていても、各国の行政や報道機関は以前の様に情報発信を行なわなくなっています。

仮に、政治的配慮が欠かせないとしても、世界各国の感染状況と解析結果を、わかりやすく国民に説明する事は、自国民の命を守る政府として当然の義務ですが、その義務は日本を含めて多くの国が果たしていない様に見えます。その為、特に観光面での要求不満を晴らすように、多くの人々が、深刻な感染拡大が起きている観光地や国々へと、充分な配慮無く旅立っているので、今年1月の感染爆発以上の被害が世界を覆う事が予想されます。

 

『 新規感染者数一覧 / New Infections by Country and Day 』




『 【感染密度】国別・日別一覧 / New Infections per 100 Million People by Country and Day 』

この【 感染密度 】(人口1億人あたりの新規感染者数)を確認すれば、新規感染者数の増減レベルが一目でわかり、他の国との感染状況の比較が容易になります。また、人口あたりの新規感染者の割合によって、治療や療養で社会参加できない人の割合を推測でき、社会機能の維持レベルや経済的損失などを考察するベースにもなります。

この【 感染密度 】を見れば、6週間前から感染拡大が始まったドイツや、5週間前からのフランスなど感染拡大の勢いはやや鈍り、イタリアでの感染拡大の勢いは深刻な状況のままで、ギリシャはデータが途絶える程に深刻な状況である事が推察され、英国など北欧諸国や東欧諸国での感染被害は低い事を示しています。しかし、欧州各国の状況よりも、日本や韓国、シンガポールの感染拡大の方が深刻である事は一目瞭然です。さらに、台湾やオーストラリア、ニュージーランドで高い【感染密度】が続く深刻な状況や、東南アジアのブルネイが世界で最も深刻な状況である事が確認できます。
そして、メキシコやブラジルで感染拡大が始まっている様子や、米国やカナダでは拡大を始めていない事が見えます。

 



※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
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Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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セミナー “燃費も良くなる” を開催します

2022-07-21 22:20:52 | 開催イベントの案内

   
8月6日(土)、“燃費も良くなる” 整備やセッティング をテーマに、『 オートバイ “なんでも” セミナー 』を開催します。


燃料代高騰により、“燃費” への関心が高くなっていますが、意外にも、オートバイの整体(整備)など適切な整備やセッティングを行なうだけで、燃費だけでなく操縦安定性が一段と良くなる事は知られていません。 実際、イベントリポート・[ 新車の整体コース・燃費まで向上!]でも実証されている通り、新車購入直後の車両でも、適切な整備で大きく改善するものです。

8月6日に開催の『 オートバイ “なんでも” セミナー 』では、“燃費も良くなる” をテーマに、整体やフロントフォークの整列、適切なチェーンの遊びの確認、エンジンマウントのストレス除去など、整備やセッティングなどの解説を行ないます。
関心のある方は、予約不要の『 セミナー 』でお待ちしています。

 

https://gra-npo.org/schedule/M%20&%20S_seminar/seminar_top.html

 

イベントリポート【 新車の整体コース、燃費まで向上! 】

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GRA 12th Gymkhana Party by Motorcycle_Digest Video / 第12回 ジムカーナパーティ・秋の平安GP <mini 版>

2022-07-21 19:30:22 | アーカイブ映像の案内


GRAでは、“全員スタッフ全員参加” 制 を採用して、オートバイを真剣に楽しむ事を、参加者全員で協力し合っています。そして、この動画は、1996年11月に開催した、”第12回 ジムカーナパーティ”のダイジェスト版動画です。
このダイジェスト動画を見れば、GRAが目指している”真剣なオートバイの楽しみ方”を理解する事ができるでしょう。

   


【 コース図やリザルトなど、詳しい情報は以下のページに 】
https://gra-npo.org/document/record/1996/PG_19961124.html

  
At GRA, we adopt an "all-staff-participation system," and all participants work together to seriously enjoy motorcycles. This video is a digest version of the "12th Gymkhana Party" held in November 1996.
If you watch this digest video, you will understand the "serious way to enjoy motorcycles" that GRA is aiming for.


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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年 7月15日現在 )

2022-07-16 21:01:55 | COVID-19 国内状況

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


『 都道府県別、感染被害一覧 』

【感染密度】を見る限り、筆頭の沖縄県は過去に経験した事が無い勢いで感染爆発が更に深刻になっており、続いて、島根県と佐賀県でも 保健担当者が全く予想していなかった様な深刻な状況に追い込まれている数値を示しています。そして、その深刻な感染爆発により、島根県では人口あたりの「増加死亡者数」が 全国でも過去に経験した事のない数値を示しており、国から自衛隊などの医療応援が必要と思われる状況です。島根県は 人口が少なく、新規感染者数も日本で最も少なかった事から、一見、感染抑制に成功していると思われますが、実際には “人口あたり” の「新規感染者数」や「死亡者数」で見る必要がある事も示しています。また、熊本県と大分県でも深刻な割合で死亡者が発生しており、沖縄県に続いて重篤な感染地域となった他の九州各県と併せて、今後の推移が心配される事態です。


主要メディアは、常に“ 東京基準 ” で感染被害の報道する為、日本各地の深刻な状況を適切に把握するのを阻害しています。確かに、現在は 過去にに経験した事が無い程に深刻な感染拡大を起こしていますが、その中心地は 沖縄県であり、続いて感染拡大を起こした 九州各県、そして 2週間前から破綻している 島根県であり、それらの地域や県と較べると、関東や東北各県は感染被害は低い状態です。
そんな低い状態の中に居て、正確に被害な地域の状況を把握せず、「自治体からの要請が無い」として具体的な対応を採らず、深刻な感染状況が続く海外の国の水際対策を『青』区分、最も緩いままに留めておく行政に対して疑問を持つべきです。

国は、自体の要請とは関係無く、例えば 沖縄県や島根県で起きている深刻な感染実態を直接調査を行ない、必要となる支援体制を整え、他の都道府県で同様な感染被害が起きない様に、調査結果の開示と対応指針を積極的に示す責任があります。
国民に対して、「現在は 何等か規制を行なう段階ではない ・・」と発言する段階は、一か月前までだと自覚する必要があります。

 

『 都道府県別、人口あたり 治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

グラフを見れば、沖縄県が全国で最も深刻な状況が2ヶ月以上続き、それに続いて九州各県と島根県で多くの感染者が発生し続けています。更に、島根県では深刻なレベルで亡くなる人が発生しており、九州各県でも同様な事態に陥る恐れが高い事もグラフが示しています・



『 週間致死率 と 通算致死率 退院率一覧 』

直近の一週間、都道府県別の【週間致死率】(新規感染者数あたりの死亡者数)は以下のグラフになり、本来の致死率とは異なりますが、一週間の期間で区切って確認する事で、おおよその傾向は把握できると思います。


全国的に新規感染者数が一気に増えている一方で、現在のところ、亡くなる人が少なく収まっているので、【週間致死率】は 低く収まっています。

 



出典 : 厚生労働省

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