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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年6月29日現在)

2022-07-01 16:08:24 | COVID-19 世界状況

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of June 29, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

世界全体での減少傾向を示していた「感染死亡者数」は、「新規感染者数」が 3週間ほど前から欧州を中心とした感染拡大で増加しているのに合わせるかの様に、3週間ほど前から徐々に増加していますが、欧州で増えると思われる死亡者数の影響は今後の事です。現在、世界の中で死亡者数の減少を留めているのは、台湾やオーストラリア、ポルトガルやニュージーランドなど、一か月以上前から感染を抑制できず、人口あたりの死亡者数【死亡密度】が深刻な値を記録し続けている国の影響です。

 



今後、ドイツやフランス、イタリアやギリシャ、イギリスなどでの感染は更に拡大すると思われますので、欧州での「死亡者数」への影響が懸念されます。仮に、ワクチン接種率が高くて医療水準も高いそれらの国々で死亡者が増えるとなれば、感染拡大を引き起こしていると考えられる変異種(または亜種)の影響は深刻だと言えるからです。
そうであれば、欧州の後を追う様に感染拡大を起こすと思われる、北米や中米各国での影響も深刻になると思われるからです。
なお、参考までに、感染拡大をはっきりと示している『世界の新規感染者数の推移』グ
ラフを掲載します。



 

『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』





『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録しているのは台湾です。人口1億人あたり、毎日 600人を超える人が亡くなり続けており、メディアは報道する事はありませんが、あれほどに感染予防に成功した地域で何が発生しているのかを確認して、その情報や対策を多くの国や人々で共有すべきでしょう。
また、オーストラリアとニュージーランドでも同様に、高い【死亡密度】が続いている事も見逃せません。

 



※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません



Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
#COVID19
#オミクロン株
#死亡者数
#deaths



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「燃料カプラー」に続いて、「締付けトルク」の質問が届きました

2022-07-01 14:17:08 | 質問 と 回答 ( Q&A )

   
先日、トライアンフ デイトナ675 を所有する人から、「燃料カプラー」の質問が届きましたが、新しく「締付けトルク」の問合せがありました。

 


それは、シリンダーヘッドカバーの固定用ボルトのメーカー指定締付けトルクの質問でしたから、メーカーのサービスマニュアルの写しと一緒に、『ガスケット』の事について解説をしました。どちらにしても、燃料タンクは無事に外れたようですが、「ガスケット」の事に関心のある方は、ぜひ、ご覧下さい。


https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/Fuel_coupler/coupler_2.html



【 回答文より一部転載 】

この「ガスケット」が利用されている箇所で注意をすべき点は、適切に液体や気体の漏れや流入を防ぐ事である事は多くの人が理解しているのですが、誤って、固定用ボルトの締付けトルクを必要以上に高めてしまって、ボルトやボルトで固定している部品を破損してしまう例が多い事です。
例えば、エンジンオイル交換の為の「ドレイン ボルト」を必要以上に締付けてオイルパン(エンジン最下部にあるオイル溜め部品/アルミ製が多い)を破損させたり、点火プラグを締め付け過ぎてシリンダーヘッドのプラグ穴を破損させたりする例は少なくありません。 そして、今回のシリンダーヘッドカバーも、固定用ボルトの締め付け過ぎでカバーを破損させる例も少なくないのです。

 


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