今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

フライドチキンの日

2006-11-21 | 記念日
今日(11月21日)は「フライドチキンの日」
1970(昭和45)年の今日(11月21日)、名古屋市郊外に日本ケンタッキー・フライド・チキンの第1号店がオープンした。
日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFCJ)は、フライドチキンを主力商品とし、世界規模でファストフードチェーン店を、展開しているケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の日本法人である。ケンタッキー・フライド・チキンは、世界で初めてフランチャイズビジネスを創始した会社である。(以下、KFCと呼ぶ)
カーネル・サンダースによって1939年に考案されたフライドチキンの調理法があり、使用される調合スパイスの種類(一部公開)と調合率はごく一部の人にしか知られていないそうであり、この調理法はカーネルサンダース考案の頃から全く変わっておらず、60年以上同じ味を維持し続けている。鶏肉を揚げる際、圧力釜を使用するが、これは特製であり、家庭用の圧力鍋で代用することはできない。(理由の詳細は圧力釜の項を参照)
日本ではそれまで鶏肉の揚げ物での調理法と言えば鳥の唐揚げという言い方が、主でであったが、KFCの出店から、フライドチキンと言う表現が広く広まった。唐揚げとフライドチキンとどのように違うかと言われても、その差異に明確な定義があるわけではない(フライドチキンの定義参照)
ただ、圧力鍋を使用して作られており、独特のスパイスを効かせた味付けは、普通の唐揚げなどとは違った独特の風味があるり、KFCのフライドチキンは、「時々無性に食べたくなる」・・・とも言われているが、特徴と言えば、まさにそれがKFCのフライド・チキンの特徴といえるかも知れない。キャッチコピーも“時々無性に食べたくなるケンタッキー”じゃ~なかったかな。あの短時間のテレビCMもすぐに食べたくなるような色々な工夫がされているんだよね。消費者の心を掴んだうまいCMをやるね~。
日本に日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社(KFCJ)が誕生したのは1970(昭和45)年のことである。この年大阪で開催された大阪万博に出店した実験店が大盛況し、その年の11月21日に名古屋に日本の1号店(名西店)がオープンした。1971(昭和46)年4月にはおしゃれな街である、神戸に4号店を、7月には東京1号店である5号店を青山に出店する。そして、KFCは「いままで知らなかったおいしさ」、「おしゃれな食べ物」、「カッコいいお店」として、若者を中心に一気に、人気の店となり、それ以来ケンタッキーフライドチキンは順調に成長を続け、着実に日本にフライドチキン文化を定着させた。
KFCJのホームページケンタッキーフライドチキン 『Q&A』を見ると、クリスマスに”チキン”を食べるのはKFCから始まったそうだ。 ”ある日、日本に住む外国人が青山店で「日本ではターキーが手に入らないので、KFCのチキンでクリスマスを祝おうと思う」と言って来店した。これにヒントを得て『クリスマスにはケンタッキー』を広くアピールしようと考えたという。そして、初のクリスマスキャンペーンは1974年12月1日に開始、以降、KFCでは毎年全店でクリスマスキャンペーンを実施しているのだという。これ以降、日本では「クリスマはチキン」という、欧米からみるとちょっと、不思議な風習が定着することになったのだとか。
KFCでは、毎年、東日本の関係者は東京に、西日本の関係者は大阪に会して、鶏への感謝と供養のために「ブロイラー感謝祭」を恒例の行事行っているそうだ。
フライドチキンそのものに馴染みのなかった日本において、KFCの店舗をアピールする目的で発案され、創始者カーネル・サンダースを模した等身大人形がほとんどの店舗前に置かれているが、なかなか親しみの持てる像だよね。(カーネル・サンダース像参照のこと。)
ただ、「フリー百科事典Wikipedia」によれば、”ケンタッキーフライドチキンでは、揚げ油に保存性の良いショートニングを使用してきたが、そのショートニングに多く含まれるトランス脂肪酸は人体に有害であるという世論の高まりから、ケンタッキー・フライド・チキン社は米国などで消費者団体から提訴されており、2006年10月30日、米国本社は2007年4月までに北米でのショートニングの使用を取りやめると発表した。米国本社でさまざまな代替品を検討した結果、遺伝子組み換えの低リノール酸>大豆油が本来の味覚にもっとも近いということで採用される見通しだという。なお、日本ケンタッキー・フライド・チキン社でも独自に昨年からトランス脂肪酸の少ない食用油への切り替えを進めている。今後日本において米国と同じになるかどうかは不明であるが、日本での遺伝子組み替え食品に対するネガティブイメージ(否定的イメージ)が強い世論を考えれば、可能性は低いかもしれない。 ”とかなんとか怖いことが書いてあったよ。
米KFC、油変更と発表 トランス脂肪酸やり玉(asahi.com)↓
http://www.asahi.com/health/news/TKY200611010485.html
なんでも、日本のマーガリンなどには、トランス型脂肪酸が含まれているのに、このマーガリンが身体によいという誤った情報がそのまま残っていて喜んで愛用している国は先進国で日本だけだそうだよ。北欧では発売禁止になっているそうだ。私はこの分野の事についてはよくわからないので、この機会に、以下参考のトランス脂肪酸に関するもの他、ネット上で納得するまでよく調べて、知っておいた方が良さそうだよ。
(コレクションより、ケンタッキーのカーネル・サンダース貯金箱。H:19㎝)
参考:
ケンタッキーフライドチキン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%81%E3%82%AD%E3%83%B3
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
http://japan.kfc.co.jp/
トランス型脂肪酸、マーガリン、害、毒性
http://www.yasuienv.net/TransFat2005.htm
危険なトランス脂肪酸
http://www.food-safety.gr.jp/syokuhinhyouji/torannsusibousan.htm

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