下記は、増田知貞軍医大佐をして「xを出せしはあまり面白からず……」と言わしめた田中少佐の尋問録である。「x」は言うまでもなく731部隊ではノミのことを示す隠語である。田中少佐の尋問録には「x」ばかりではなく、「Px」すなわちペストノミやネズミの増産などについてもかなり具体的に記録されており、増田大佐は「……軈(やがて)ハ少しづつ、覆面が落ちてゆくのではないかと心配致居候」と事実を知られ、戦犯として訴追される不安を隠せなかったのである。しかしながら、ペストノミ増産の中核であった田中班の責任者である田中少佐でさえ、大事なところでは事実を秘匿しようとしていることが、赤字にした部分の証言などから読み取れるように思う。「731免責の系譜」太田昌克(日本評論社)からの一部抜粋である。(Sはサンダース中佐、Nは新妻中佐、Tは田中少佐である。ヰはイに統一した)
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「田中淳雄少佐尋問録」1945年10月30日)
T・S問答要旨
昭和20年10月30日 16:00ー18:00
於京都 都ホテル(前半S私室 後半ロビー)
参列者 S中佐 Y中尉(ヤング)
N中佐 T少佐
N、Tヲ連レテ来マシタ
S、御苦労デス 先ヅ話ノ初メニ当リコレハ戦争犯罪ヲ云々スルモノデ無ク飽ク
迄科学者トシテ話シ度イ
N、茲ニ昨夜T少佐ガ作業シタ記録ガアル故コレニヨリ話ヲススメ度イ コレハ何
レ英文翻訳ノ上オ渡シスル
S、ソノヤウニオ願ヒシ度イ
T、話ノ順序ハ(一)経歴(二)今回ノ脱出経路(三)部隊ニ於ケル仕事(1)ペスト防
疫実施(2)ペスト防疫予備工作トシテノ満州国内各地ノ鼠及鼠蚤ノ調査(3)昆
虫駆除剤ノ研究(4)蚤ノ増殖法ニ就テ 説明スル
(一)経歴
(一部略)
1937、4月 京大農学部卒業〔昆虫学専攻)
1941、4月 京大医学部卒業 軍医中尉任官
1942、1月 石井部隊附ニ命課 哈爾浜に到着
1942、3月以降 第2部(防疫の実施)ニテ主トシテ「ペスト」防疫ニ従事ス
(二)今回ノ脱出経路
(略)
(三)部隊ニ於ケル仕事
部隊ノ仕事ハ秘密主義デ防諜ガ喧シイノデ自分ノ仕事ダケシカ知ラヌ 全般ノ事ハ部隊長ト増田大佐ダケガ承知デ我々下ノモノハ自分ノ与エラレタル任務 受持ノ僅カノ部分シカ知ラナイ
尚各資料モ皆部隊ニ残シタノデ詳細ハ不明デアルガ私ノ覚エテ居ル事ハ何デモ答ヘル
私ハ昆虫ノ媒介スル疾病ノ防疫ヲ命ゼラレ発疹「チフス」ノ虱、「マラリア」ノ蚊、流行性出血熱ノ「ダニ」等ノ駆除ヲ命ゼラレタガ主ナルモノハ「ペスト」防疫デアッタ
(1)ペスト防疫実施
満州ニハ従来「ペスト」常在地アリ 毎年数十乃至数百ノ患者ノ発生ヲ見ル 該
ペストノ軍隊ヘノ侵入防止ノ為地方機関ト協力 ペスト防疫ニ従事セリ ソノ実施
要領ハ
(イ)、捕鼠殺鼠ノ励行 各戸ヨリ強制的ニ鼠ノ供出並買上実施(1944年2千万
頭供出)
(ロ)、防鼠工事ノ実施並指導 防鼠溝 清潔整頓
(ハ)、予防接種、「ペスト」常在地附近部隊ニ5月6月2回実施
「ペストインムノーゲン」(倉内)生菌ワクチン(春日)
(ニ)、「ペスト」発生時ハ現地ニ出張シ右3方法ヲ強化スルト共ニ交通遮断、検
疫、検診、時ニハ家屋ノ焼却、被服類ノ消毒等ヲ実施
ス
(2)「ペスト」防疫ノ予備工作トシテ満州国内鼠及鼠蚤ノ分布並ニ其ノ季節的消長調 査
(イ)齧歯類、約25種類生棲スルモ ソノ中「ペスト」ニ関係深キハ
溝鼠 最モ多ク82%ニシテ全満ニ広ク分布ス
繁殖期 4月5月
家鼠 新京以南ノ南満地方ニ多シ
「ハタリス」 内蒙古砂漠地方ニ多シ
「タルバカン」「ホロンバイル」地方 現在ハ少数
(ロ)付着蚤 約42種類アルモ其ノ中「ペスト」ト関係深キモノ左ノ如シ
「ケオプス」 P常在地ニ特ニ多ク国境附近ニハ全ク見ラレナイ、P常在地域
内ノ町村ノ「ケオプス」指数は大体1.0ナリ(例ヘバ
白城子1.5 通遼3.0 鄭家屯3.2 農安2.5 新京1.9等)
「ケオプス」ハ冬期少ナク4月ヨリ漸増シ8月最高トナリ11月以降ニハ殆ンド
見ラレズ ソノ消長ハP流行ト一致スル
「ヤマト」
「ヨーロッパ」 共ニ北満ニ多ク耐寒性強キ種類
「ビデンタ」 絹毛鼠特有蚤
「テスクオールム」「ハタリス」特有蚤
「セランティビー」「タルバカン」特有蚤
自然状態ニ於テハ「ケオプス」以外ノ種類ノ蚤ニP菌ヲ保菌セルヲ認メザリ
キ
従ッテP防疫ニハ特ニ「ケオプス」ノ撲滅ニ重点ヲ指向セリ
(3) 昆虫ノ駆除剤ノ研究
種々実施セルモ除虫菊「ピレトリン」等以外ニ最近有効ナルモノトシテ白樺ノ樹
皮ヨリ有効成分ノ抽出ニ成功シ白樺油、白樺油クリー ム製セリ 白樺油ナレバ
30分間 白樺油クリームナレバ2~3時間有効ナリ 但シ悪臭ノ為余リ喜バレ
ズ
(4) 蚤ノ増殖法ノ研究
1943年(昭和18年)P防疫ノ余暇ニ「ケオプス」ノ増殖ヲ命ゼラレタリ
(イ)、蚤増殖方法
アブデルハルゼン氏法(1931年)ニ倣ッテ実施(原著ヲ供覧ス)其ノ中改良
セル点ハ(一)硝子瓶ノ代リニ石油缶(二)金 網式固鼠器(三)蚤床ニ砂、穀
物モ用フルコト可能「フスマ」ヲ混ズレバ可(四)、蚤床量ハ一缶一立
(ロ)、蚤飼育至適温湿度
各種文献記載ノ如ク25ー30度、70-80%
(ハ)、集蚤 反趨光性ノ利用 西洋バス利用
(ニ)、給血源 白鼠ヲ最良トス 廿日鼠、「モルモット」、犬、猫、山羊、デハ失敗セ
リ
(ホ)、隘路
蚤ノ生産ニハ絶対ニ白鼠ヲ必要トス 白鼠ハ北満ニテハ如何ニスルモ自活
不可能デ内地ヨリノ補給ヲ必要トス 白鼠ノ固鼠器内ノ生命ハ約1週間ナル
故 1ヶ月ニ4回取換ヲ要ス
而モ1ヶ月後ニ於ケル1缶ヨリノ獲得量ハ最良条件ニテ僅ニ0.5瓦
(1cc 約1000匹)ニシテ大東亜戦下空襲等ニヨリ内地ヨリノ白鼠ノ輸送極メ
テ困難且ツ長時日ヲ要シ 他面食糧不足ニヨリ輸送間ノ損耗約50%ナリ
従ッテ10瓦ノ蚤生産ニ内地ヨリノ白 鼠160頭
100瓦ノ蚤生産ニ内地ヨリノ白 1600頭
ヲ要スル状況ニシテ蚤ノ大量生産ヲ命ゼラレタルモ到底不可能ナル事デアッ
タ
S、何故ニ「ケオプス」の増殖ヲ命ゼラレタカ ソノ目的ハ
T、コレハ命ゼラレタ、ソノ目的ハ上司ヨリ話サレナカッタガ自分ハ科学者トシテ
大体ソノ目的ヲ想像シテ居タ
(略)
S、生産シタ蚤ハドウシタカ
M、1週間モスレバ全部死ンデシマッタ
S、P菌ヲ食ハセタ事ハナイカ
M、ソレハ既ニ印度P調査委員会ヤ米国エスケー等ガ実施シテイル所デ出来ル
自信ハモッテイルガ自分ハ専門外デアルカラヤラナカッタ
(略)
S、Pノ攻撃方法ハドンナノガアルカ
M、蚤ノ大量生産ニ成功シナカッタノデ攻撃ノ方法ハ実際ヤル迄ニハ到ラナカッ
タ
S、「イデー」トシテハ
M、次ノヤウナ方法ガ考ヘラレル(一)スパイニ依ル手撒キ(二)飛行機ニヨル撒
布(三)「ウジ」弾ニ依ル運用(四)鼠ニ蚤ヲ附ケテ投下 等
S、「ウジ」弾ヲ知ッテイルカ
M、「ウジ」弾ヲ知ッテイルガソノ他ノ弾ハ知ラヌ
S、弾及其他ノ野外実験ニ就テ
M、弾ニヨル試験ハ部隊附近デ飛行機ガ飛ビ弾ヲ投下シテ爆音ヲ聞クノデヤッテ
イル事ハ知ッテイルガソノ結果ハ知ラナイ
S、菌液ノ撒布ハ
M、飛行機ノ音ノミデ爆発音ガ聞エヌカラ室内ニ居ル我々ハ何モ知ラナイ
(以下略)
http://www15.ocn.ne.jp/~hide20/ に投稿記事一覧表があります。
一部漢数字をアラビア数字に換えたり、読点を省略または追加したりしています。
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「田中淳雄少佐尋問録」1945年10月30日)
T・S問答要旨
昭和20年10月30日 16:00ー18:00
於京都 都ホテル(前半S私室 後半ロビー)
参列者 S中佐 Y中尉(ヤング)
N中佐 T少佐
N、Tヲ連レテ来マシタ
S、御苦労デス 先ヅ話ノ初メニ当リコレハ戦争犯罪ヲ云々スルモノデ無ク飽ク
迄科学者トシテ話シ度イ
N、茲ニ昨夜T少佐ガ作業シタ記録ガアル故コレニヨリ話ヲススメ度イ コレハ何
レ英文翻訳ノ上オ渡シスル
S、ソノヤウニオ願ヒシ度イ
T、話ノ順序ハ(一)経歴(二)今回ノ脱出経路(三)部隊ニ於ケル仕事(1)ペスト防
疫実施(2)ペスト防疫予備工作トシテノ満州国内各地ノ鼠及鼠蚤ノ調査(3)昆
虫駆除剤ノ研究(4)蚤ノ増殖法ニ就テ 説明スル
(一)経歴
(一部略)
1937、4月 京大農学部卒業〔昆虫学専攻)
1941、4月 京大医学部卒業 軍医中尉任官
1942、1月 石井部隊附ニ命課 哈爾浜に到着
1942、3月以降 第2部(防疫の実施)ニテ主トシテ「ペスト」防疫ニ従事ス
(二)今回ノ脱出経路
(略)
(三)部隊ニ於ケル仕事
部隊ノ仕事ハ秘密主義デ防諜ガ喧シイノデ自分ノ仕事ダケシカ知ラヌ 全般ノ事ハ部隊長ト増田大佐ダケガ承知デ我々下ノモノハ自分ノ与エラレタル任務 受持ノ僅カノ部分シカ知ラナイ
尚各資料モ皆部隊ニ残シタノデ詳細ハ不明デアルガ私ノ覚エテ居ル事ハ何デモ答ヘル
私ハ昆虫ノ媒介スル疾病ノ防疫ヲ命ゼラレ発疹「チフス」ノ虱、「マラリア」ノ蚊、流行性出血熱ノ「ダニ」等ノ駆除ヲ命ゼラレタガ主ナルモノハ「ペスト」防疫デアッタ
(1)ペスト防疫実施
満州ニハ従来「ペスト」常在地アリ 毎年数十乃至数百ノ患者ノ発生ヲ見ル 該
ペストノ軍隊ヘノ侵入防止ノ為地方機関ト協力 ペスト防疫ニ従事セリ ソノ実施
要領ハ
(イ)、捕鼠殺鼠ノ励行 各戸ヨリ強制的ニ鼠ノ供出並買上実施(1944年2千万
頭供出)
(ロ)、防鼠工事ノ実施並指導 防鼠溝 清潔整頓
(ハ)、予防接種、「ペスト」常在地附近部隊ニ5月6月2回実施
「ペストインムノーゲン」(倉内)生菌ワクチン(春日)
(ニ)、「ペスト」発生時ハ現地ニ出張シ右3方法ヲ強化スルト共ニ交通遮断、検
疫、検診、時ニハ家屋ノ焼却、被服類ノ消毒等ヲ実施
ス
(2)「ペスト」防疫ノ予備工作トシテ満州国内鼠及鼠蚤ノ分布並ニ其ノ季節的消長調 査
(イ)齧歯類、約25種類生棲スルモ ソノ中「ペスト」ニ関係深キハ
溝鼠 最モ多ク82%ニシテ全満ニ広ク分布ス
繁殖期 4月5月
家鼠 新京以南ノ南満地方ニ多シ
「ハタリス」 内蒙古砂漠地方ニ多シ
「タルバカン」「ホロンバイル」地方 現在ハ少数
(ロ)付着蚤 約42種類アルモ其ノ中「ペスト」ト関係深キモノ左ノ如シ
「ケオプス」 P常在地ニ特ニ多ク国境附近ニハ全ク見ラレナイ、P常在地域
内ノ町村ノ「ケオプス」指数は大体1.0ナリ(例ヘバ
白城子1.5 通遼3.0 鄭家屯3.2 農安2.5 新京1.9等)
「ケオプス」ハ冬期少ナク4月ヨリ漸増シ8月最高トナリ11月以降ニハ殆ンド
見ラレズ ソノ消長ハP流行ト一致スル
「ヤマト」
「ヨーロッパ」 共ニ北満ニ多ク耐寒性強キ種類
「ビデンタ」 絹毛鼠特有蚤
「テスクオールム」「ハタリス」特有蚤
「セランティビー」「タルバカン」特有蚤
自然状態ニ於テハ「ケオプス」以外ノ種類ノ蚤ニP菌ヲ保菌セルヲ認メザリ
キ
従ッテP防疫ニハ特ニ「ケオプス」ノ撲滅ニ重点ヲ指向セリ
(3) 昆虫ノ駆除剤ノ研究
種々実施セルモ除虫菊「ピレトリン」等以外ニ最近有効ナルモノトシテ白樺ノ樹
皮ヨリ有効成分ノ抽出ニ成功シ白樺油、白樺油クリー ム製セリ 白樺油ナレバ
30分間 白樺油クリームナレバ2~3時間有効ナリ 但シ悪臭ノ為余リ喜バレ
ズ
(4) 蚤ノ増殖法ノ研究
1943年(昭和18年)P防疫ノ余暇ニ「ケオプス」ノ増殖ヲ命ゼラレタリ
(イ)、蚤増殖方法
アブデルハルゼン氏法(1931年)ニ倣ッテ実施(原著ヲ供覧ス)其ノ中改良
セル点ハ(一)硝子瓶ノ代リニ石油缶(二)金 網式固鼠器(三)蚤床ニ砂、穀
物モ用フルコト可能「フスマ」ヲ混ズレバ可(四)、蚤床量ハ一缶一立
(ロ)、蚤飼育至適温湿度
各種文献記載ノ如ク25ー30度、70-80%
(ハ)、集蚤 反趨光性ノ利用 西洋バス利用
(ニ)、給血源 白鼠ヲ最良トス 廿日鼠、「モルモット」、犬、猫、山羊、デハ失敗セ
リ
(ホ)、隘路
蚤ノ生産ニハ絶対ニ白鼠ヲ必要トス 白鼠ハ北満ニテハ如何ニスルモ自活
不可能デ内地ヨリノ補給ヲ必要トス 白鼠ノ固鼠器内ノ生命ハ約1週間ナル
故 1ヶ月ニ4回取換ヲ要ス
而モ1ヶ月後ニ於ケル1缶ヨリノ獲得量ハ最良条件ニテ僅ニ0.5瓦
(1cc 約1000匹)ニシテ大東亜戦下空襲等ニヨリ内地ヨリノ白鼠ノ輸送極メ
テ困難且ツ長時日ヲ要シ 他面食糧不足ニヨリ輸送間ノ損耗約50%ナリ
従ッテ10瓦ノ蚤生産ニ内地ヨリノ白 鼠160頭
100瓦ノ蚤生産ニ内地ヨリノ白 1600頭
ヲ要スル状況ニシテ蚤ノ大量生産ヲ命ゼラレタルモ到底不可能ナル事デアッ
タ
S、何故ニ「ケオプス」の増殖ヲ命ゼラレタカ ソノ目的ハ
T、コレハ命ゼラレタ、ソノ目的ハ上司ヨリ話サレナカッタガ自分ハ科学者トシテ
大体ソノ目的ヲ想像シテ居タ
(略)
S、生産シタ蚤ハドウシタカ
M、1週間モスレバ全部死ンデシマッタ
S、P菌ヲ食ハセタ事ハナイカ
M、ソレハ既ニ印度P調査委員会ヤ米国エスケー等ガ実施シテイル所デ出来ル
自信ハモッテイルガ自分ハ専門外デアルカラヤラナカッタ
(略)
S、Pノ攻撃方法ハドンナノガアルカ
M、蚤ノ大量生産ニ成功シナカッタノデ攻撃ノ方法ハ実際ヤル迄ニハ到ラナカッ
タ
S、「イデー」トシテハ
M、次ノヤウナ方法ガ考ヘラレル(一)スパイニ依ル手撒キ(二)飛行機ニヨル撒
布(三)「ウジ」弾ニ依ル運用(四)鼠ニ蚤ヲ附ケテ投下 等
S、「ウジ」弾ヲ知ッテイルカ
M、「ウジ」弾ヲ知ッテイルガソノ他ノ弾ハ知ラヌ
S、弾及其他ノ野外実験ニ就テ
M、弾ニヨル試験ハ部隊附近デ飛行機ガ飛ビ弾ヲ投下シテ爆音ヲ聞クノデヤッテ
イル事ハ知ッテイルガソノ結果ハ知ラナイ
S、菌液ノ撒布ハ
M、飛行機ノ音ノミデ爆発音ガ聞エヌカラ室内ニ居ル我々ハ何モ知ラナイ
(以下略)
http://www15.ocn.ne.jp/~hide20/ に投稿記事一覧表があります。
一部漢数字をアラビア数字に換えたり、読点を省略または追加したりしています。