きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「偽りの花園」第52話(娘を返して!)

2006年06月13日 | 偽りの花園
・「今浜」
 ひかるの服が残っていることから
 ひかるが吉原に監禁されていることを確信する美禰子。
 「私たちでは探し当てられない特別なところに監禁されているんだわ」
 メラメラと怒る美禰子の横で、
 ひかるの服を抱きしめているだけの坊っちゃん。
 他にすることはないんかい。

・「監禁たってねぇ、いったい美琶子は
  どういうつもりなんだろうねえ」
 他人事のようだけど、あなたの娘だよ。
 「普通の頭じゃ考えられないようなことばかり
 さすがのお丹も認めるようになったか。

・「美禰子、大丈夫だよ」
 なにを一人で頷いているんだ、坊っちゃん、と思っていたら
 自分への励ましだったのか、
 「僕が取り戻してくる。
  必ず連れ帰ってくる!」
 「今浜」を飛び出していきました。
 決意は伝わりましたが、視聴者全てが
 100%無理
 と、思いましたよ。

・「許せない、
  ひかるにまで手を出すなんて、本当に許せない」
 今度ばかりは、美禰子も本気です。

・吉原は行き交う人もなく、ゴーストタウン化。
 坊っちゃん、「ミモザ館」に乗り込む。
 美琶子っっ!
 叫ぶその姿・・・・・・・・・・・。
 脚が短く感じられる着こなしで寂しい限りです・・・・・・・。

・美琶子、出てくる。
 雲柄のワンピ。
 
・「こんなところに一人でいて心細くないのか」
 回りくどい!
 単刀直入に聞きなよ!!!
 下手に出てる場合じゃないだろう!!!!

・ひかるちゃんは死んだのよ・・・・・・
 「兄として頼むよ。ひかるを返してくれ。
 坊っちゃんの願いをよそに、美琶子は
 
 もう壊れてるなあ・・・

・「ひかるは、私たちの子として生まれたかった」
 トシが合わんよ~~。
 ひかるができたのは、あんたが坊っちゃんと知り合う前よ~~。
 
・だからヨリを戻したい。
 美琶子、トンデモな理屈で坊っちゃんに迫る。
 殴れよ、アンタも!
 
・「汚らわしい!」
 ここだけは、物言い。
 あんたが一方的に捨てたんだから。
 そういう言い方はないだろう。
 でも、言葉プレイ好きだから仕方がねーか。

・「ひかるをここに連れてこい」
 怒鳴っちゃみるが、美琶子の蹴りに、
 あっさりやられる坊っちゃん。情けない。
 剣道で全国優勝したんだろう!!!
 気迫がない!なさすぎる!!!!
 しかも、美琶子との力比べにはあっさり負け
 部屋の外に追い出される。
 ああ・・・・・・、もう、言葉が出ない・・・・・・・

・美琶子、内側から鍵をかける。
 「ミモザ館」のドアの鍵は
 魔法の鍵なの
 内側からかかったり、外側からかかったり。
 美琶子の意志で変わるのよ

開けろーーっ
 と、ドアを叩くぐらいなら、探せよ。

・「今浜」で、美禰子が決意。
 「どんなことがあっても、ひかるを取り戻す。
  相手は只者ではないんだから。
  私も度胸を据えてかからねばならないと
  覚悟を決めたのです」
 「絵」の美琶子を睨みつける。
 もうさあ、さっさと捨てちゃいなよ、そんな絵は。

・「ミモザ館」に単身乗り込む美禰子。
 って、ことは・・・・・・・・・
坊っちゃんは
手ぶらで
逃げ帰ったのか
 まあね。そうなるとは、思っていたけどね。
 うん、わかっちゃいるんだけどね・・・・(遠い目)

・美禰子と美琶子、リキュール(アブサン)を一気飲みしながら昔語り。
 「みんな美琶ちゃんにあげたわ。
  あげたくなくても、みんな私から奪っていったじゃないの」
 「ほんとに、あんたは優しかったわねえ。
  最後には羽生さんも奪われて」
 「結婚式当日に奪うなんて、あなたじゃなきゃできないわ」
 「最初から勝負にならなかったのよ。
  あんたから、奪って奪って、奪い続けているうちに
  私はどんどん不幸になっていったのよ」
 「わかっているなら、もう奪わないで」
 いよいよ、最終決着の時が来るのでしょうか。

・美禰子、持参した包丁を見られる。
 美琶子を刺すためではなく、覚悟を決めるためのお守りで
 殺すつもりではないらしい。
 それを見透かしたように
 「構わないのよ、ぶすっとやっちゃって」
 美琶子は胸を張っています。

空襲
 美禰子が気を奪われ、包丁の取り合いに。
 そこへ、客引きが、隠していたひかるを連れて現れる。
 マダム、なにしてんですか!
 そりゃ、びっくりだよなあ。
 喧嘩している場合じゃないよなあ。

・「近づくんじゃないわよ。
  殺すわよ。
  この子を殺して、私も死ぬわ」
 緊迫の場面、ひかる役の子の、棒読みの台詞が
 なごませてくれますねえ。

爆撃がなんだ
 戦争がどうだってんだ
 勝手にやればいいんだ
 少しも怖くなんかないよ
 あなたに言われなくても、勝手にやってますから・・・

顕彦さんの子供を産んだ
 あんたが許せないのよ!
 あたしだって産みたかった
 妹だから、近親相姦だから
 冗談じゃない!
 あたしだって顕彦さんの子を産みたかった
 あんたは私が手の届かなかった
 幸せを持っているじゃないの
 それが許せないの
 ついに、この台詞が聴けたのね。
 ある意味、彼女にずっと言って欲しかった言葉だわ。
 「妹だから」の言葉一つで諦めさせられた美琶ちゃんが、
 その部分だけは不憫だった。
 諦めきれなくて当然だよね。
 その気持ちにまったく気が付かない人たちが腹立たしかった。
 ちょっと泣けた。
 我が儘、ってだけでは、片づけられないよね。

・ひかると共に死ぬ覚悟をした美琶子。
 あんたとあたしの
 ねじれよじれた運命も
 これで終わりだわ!
 主題歌のフレーズ、来た~~~。
 わーーーーい、ここで来るとは思わなかったよ!!!!
 シリアスな場面なのに、笑っちまった。
 でも、あれだよな。
 確かに、この言葉通り。
 ねじれよじれた二人なのよね。
 そして・・・・・ 
 美禰子、ついに
 美琶子を刺す
 だめだよ、手首を返さなきゃ!
 フレーズの続きはここか。「倒れ」。倒れる美琶子。
 爆撃が激しくなり、美禰子はひかるとともに脱出。
 ダメだよ!!
 トドメを刺さなきゃ!!!
 美琶子は絶対復活するよ!!!!!!!

・「今浜」へ美禰子達帰還。
 「顕彦さん、美禰子が片を付けて戻りましたよ」
 ああ、坊っちゃんはやっぱり逃げ帰ったのね。
 
 でも、それが坊っちゃんだからな。
 美琶子を殴って、ひかるを取り返せるような人は、
 坊っちゃんじゃないよな。
 でも、でも・・・、
 「やっぱり、母親の愛なのかな。
  僕にはとても、太刀打ちができなかった」
 ヘタレ~~

・「あんな美琶子の手から、よく取り戻した」
 こういう時こそ、特高オヤジの拷問技術が役に立つんじゃないか。
 オヤジ、どこで、なにをしているんだ!

・「大丈夫か、ひかる?
  ご飯は食べていたのか?」
 他に、かける言葉はないのか~~。

・美琶子は?の問いに
 「さあ・・・」と誤魔化す美禰子。

・「敵の爆撃でやられて死にゃあ、
  あの女にとっちゃ、願ってもない死に様だよ」
 「そんなこと言わないでくださいよ。
  あれでも娘なんですから」
 どことなく、やっかい払いができたな~、な雰囲気。

・坊っちゃん、死体の身元確認。
 「妹です。間違いない」
 絶対間違ってるよな~~。
 「ミモザ館」は全焼だって。
 全焼でも、髪の毛は焼けないのか、
 身元確認ができるくらい、いろいろ残っているのか?
 予測:美琶子が客引きと服を替えた。

・美琶子の遺体が焼けたことにより(一応ね)
 美禰子の凶行は隠されたが、
 ひかるの意識(記憶)には残った。
 これがさらなる悲劇になるのか。
 私なら、母親が助けてくれたと思うけどなあ。

・早瀬川家では、美琶子の遺体引取拒否。
 新橋に引き取って貰えと、茜は言う。
 「美琶子の一生は汚れにまみれていたわ。
  もうこれ以上、汚れにつきまとわれるのは真っ平ですよ。
  生きているうちは我慢したけど、
  死後の祀りはできないわ」
 そうだよね。
 非嫡出子なんだし。
 認知しただけで、当主ではないんだからね。
 関わらなくてもいいでしょう。

・そんなわけで、葬式は「今浜」で。
 30歳過ぎた女の遺影が、18歳の頃のとは、これいかに。
 最近撮った写真はないのか?

・美琶子がこの世からいなくなった引き替えに、
 罪の意識という、重い十字架を背負う美禰子。
 簡単には別れられないのよね。

・美禰子、坊っちゃんに離縁を申し出る。
 なんでさーーーー、
 はっきり言わないかねえ・・・。
 いつもこうだよね、この女。
 自分だけが被害者だと思っているのよ。

・「いったい僕の、なにが不服だと言うんだ」
 全部
 なんちゃって。

・「あなたと幸せになるわけにはいかないの」
 なんで、こんな理屈になるのかねーーーー。
 自分から不幸に歩み寄る女だよなーーーー。


次回予告
「あなたが急につまらなくなったんです」
そんな理由が通るか!と思ったけど、
坊っちゃんには通ったみたいです(ヲイヲイ)
ひかる、急に成長する。
ほんの半年ぐらいでしょ?
それとも、顕彦の出征は、回想場面???
南方戦線にでも行けば、また現地妻を作って
揉め事を起こしそうだが。
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「偽りの花園」第51話(母親ごっこ)

2006年06月12日 | 偽りの花園
・美琶子、ひかるを監禁

・「進一さんが誘いに来なければ・・・」
 美禰子、責任転換。
 子供だけで出した美禰子の責任が一番大きいと思うのだが。

・「本当は私があなたのお母さんなのよ」
 美琶子、自分の嘘に酔う。
 「海のように広い慈愛、
  蜜のようにとろけるような情愛で
  あなたを包んであげようとしてる。
  それがわかったら、あなたも私のことを
  お母さんと呼んでくれるわよね」
 
・ひかる、美琶子が作ったドレスに着替える。
 トレビア~ン
 なんでかフランス語で称える美琶子。

・「まるで西洋人形みたいだと思わない?」
 思わないよ。
 こういう場面を想定しているのなら、
 なんで色の黒い子役を使うんだろうなあ。

・「顕彦さんと私の子だから、気品があって美しいのよ」
 こんなに短い台詞なのに
 ツッコミどころ満載。

・「服や帽子に、住所氏名(を書いた名札)を貼り付けてある」
 それなのに、なんの連絡も来ないなら
 爆撃にあったのではなく、別な理由で行方不明。
 ・・・って、丸焼けになったってことは考えないのかな。
 (不謹慎ですいません)

・坊っちゃん警察から帰る。
 被害届は受理されず。
 役立たず!!!とも言えない状況だよね。

・寝返りをうつ坊っちゃん。
 なんか、ものすごく、ビミョ~な演技・・・。

・布団。二人が寝る位置が左右逆になっている。
 なにか理由があるのか?

・ひかる。大人しく言うことを聞いていたのは
 逃げ出すために、美琶子を油断させるためだった。
 が、「ミモザ館」を出る前に美琶子に見つかる。
馬鹿にするんじゃないわよ! 
 美琶子、本気で怒る。怖いよ。

・「今度こんなことをしたら、あんたを殺して
  お母さんも死ぬわよ。
  どう、一緒に死にましょうか。
  お母さんはそれでもいいのよ」
 子供相手にもこの台詞。
 こういう考え方しかできないんだな、美琶子は。

・坊っちゃん、早瀬川家へ。
 「こっちに来るとは思わないけど」
 藁をも掴む思い。
 「吉原に行かせたのが、そもそも間違いの元なのよ」
 栄子様のおっしゃるとおりよね!!!!

・「ごめんなさいね、お兄様」
 ごめんですむか!
 と、なぜ言えないのか!!!
 もっと怒れ、坊っちゃん!!!!!!!!!

・進一、家を飛び出す。
 白馬の騎士になれるか?

・美禰子、進一と共に家捜し。
 ひかるの服を発見!
 美琶子にしては大失策!!!
 と思ったら、
 「着替えさせてあげたのよ」
 言い訳する。


なんとなく、消化試合に向けての第一歩みたいな話でしたな。



次回予告
「あんたなんか死んで!」
ついに美禰子が美琶子を刺すのか?
美禰子は坊っちゃんに離婚申し立て。
ひかるを人質に取られたのか。
黙ってないで、ちゃんと坊っちゃんに打ち明けないと
騒ぎは大きくなるばかりだけど
美禰子は学習をしないからなあ。
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「偽りの花園」第50話(第2の悲劇)

2006年06月09日 | 偽りの花園
・「今浜」、今日は客で一杯。
 座敷分の客がカウンターにいるのか?
 行列して入ったって言ってたし。
 でも、銚子は一人2本まで。

・「ミモザ館」はカラッポ。

・美琶子、「今浜」へ。
 隼一の思い出を語る。
 「あんなに愛してくれたのに。
  あんなに純粋に私を愛して、
  あたしだけのために・・・
  悲しいわよ、もう。
  心までガランとなっちゃったのよ。
 もう、誰もいないだ
 私を愛してくれる人は
 もう誰もいないんだ
 
・美琶子、産気付くが、死産。
 自分の中の魔物は隼一が連れて行くと言っていたけど
 赤ちゃんまで連れて行ってしまった。
 「人の不幸に動じない美琶ちゃんも、
  すっかり打ちのめされていたのです」
 美禰子、相変わらず冷たいナレーション。

・「美琶様、お飲みにならないと、お紅茶、冷めてしまってよ。」
 一応、気を使っているのか、栄子様。
 気を使っているのは貴重な紅茶の方か。

・「えんどうまめを植えたつもりがスイートピー」
 笑っている場合では!!!!!!
 ・・・・勘違いじゃなくって、
 スイートピーの種が紛れただけだったのね。

・「これが私の真実の姿なんですもの。
  もともと、正直で、善良で、優しい人間」
 その口で言うか。

・「そうかしら?あんな不謹慎なことばかり言って。
  『お兄様の子だ』とか、
  そんな臆面のないことばかり言っているから
  こんなことになったんじゃないかしら。
  私には何もかも、身から出た錆としか思えないの。
  このさい、よく反省なさるのね」
 栄子様、静かに怒っています。

・「以前の私なら、あんなことを言われたら
  復讐してやろう、場合によっては殺してやろう、思いましたが、
  あたし自身が不幸になって、
  どんなにくだらない人間にも思いやりってものを
  持てるようになりましたの」
 「それは結構なことだわ」
 茜は、美琶子がそういう心持ちだったことに眉をひそめているようだけど、
 自分の娘が「くだらない人間」と言われたことに
 もっともっと腹を立てるべきでは?

・坊ちゃん、国防服。

・坊ちゃんに縋る美琶子。
 「もう慰める言葉もないんだよ」
 冷たいように聞こえるけど、そういう状況は目に見えるよなあ。
 美琶子には、「ココまでしてくれれば大丈夫」ってラインはないもんなあ。
 「気の済むまで慰める」なんて不可能よね。

おじさんは非国民
 坊ちゃんが大本営発表の嘘を見抜けるのは
 外国暮らしをしていたせいかしら?

・「子供が欲しい。
  やっぱり、お兄様の子供が欲しい」
 「よせよ、また・・・」
 きっぱり怒れ!とも思うけど
 さすがに追い打ちはかけられないよなあ、、、、、、、、

・「今浜」、
 ひかるは美琶子を無視していたが、ぬり絵にあっさり釣られる。
 
・進一、ひかるを誘いに来る。
 ひかるを伴って「ミモザ館」へ。
 「私が心配していたのは空襲のことです。」
 でも、危険なのは、空襲ではなく美琶子でした。
 なんで行かせちゃったんだろうねえ。
 こういうところが抜けているんだよなあ。美禰子は。

・「おばさまの言うことが聞けないのなら、帰りなさい!」
 美琶子、進一をやっかい払い。

・「あなたのお父様の匂いが、
  あなたの身体に染み通っているのね」
 美琶子、ひかるをロックオン。
 坊ちゃんへの気持ちは愛じゃなくて、
 すでにたんなる執着だよな。

・空襲

・「一人で帰っちゃったの」
 ああ、心配する坊ちゃんの顔は、父親の顔だ。
 「その時は、美琶ちゃんの魂胆に気付かず騙されていたのです」



次回予告
ひかる、吉原に御留
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「偽りの花園」第49話(死んじゃ駄目!)

2006年06月08日 | 偽りの花園
・瑠璃子様は宮内庁病院に運ばれたが
 手当の甲斐無く、意識不明のまま死亡。
 宮内庁病院って宮家(+宮内庁職員)専用ではないのか。戦前は違ったのか。

赤飯を炊きたいぐらいだわ!
 瑠璃子の死に、美琶子は大喜び。
 「あたしがどれだけ瑠璃子にないがしろにされ、馬鹿にされたか。
  この復讐は必ずしてやるって言ったでしょう。
  なにも私が手を下したわけじゃないのに
  あたしの予言通りに勝手に死んでくれたの」
 天が美琶子に味方したのでしょうか。

いつも
 死ね、死ね、と
 念を送っていた
 死ね死ね団か。レインボーマンはナゼ来ない。

あたしが勝ったの!
 大勝利だわ
 美琶子の勝ち鬨に、
 「そんなことを言っていたら、ろくな死に方はしないよ」
 お丹でさえ、顔を曇らせます。
 でも、美琶子は気にしません。
 「人間は死に方を選べないものなの。
  でも、早く死んだ方が負けなのよ」
 「まったく、なんて子なんだろう」
 さすがのお丹も溜息。
 でも、あんたの娘だよ。
 まぎれもなく、あんたの血を引いた娘だよ。

・坊っちゃん、葬儀の相談を取り仕切る。
 「我が家の家格を損なわない程度ということで」
 すっかり家長気分。
 喪主は当主の寛次郎ではないのか?
 相談を受けていたのは葬儀社???この時代に???
 「ご用命は石原葬儀社へ」。

・美琶子、早瀬川家へ。
 わざとらしく泣き崩れる。
 「どうしてそんなに泣くのかしら。
  嘘泣きはおよしあそばせ」
 栄子様はお見通し。

・「美琶さんが責任を感じることはないよ。
  僕が『おやすみのキス』さえしなければ
  瑠璃様はあんなに取り乱すことはなかった」
 寛次郎、正直に言ったんだね。
 誤魔化すかと思っていたけれど。
 根が素直なのか、隠し事ができないただの小心者なのか。
 (案外、前者なような気がする)
 「僕のせいだよ。本当に申し訳ない」

・「一度お祓いを・・・」
 弱気になる茜。
 「不吉なことばかりおきる」
 でも、今回の、一回きりだよね。

・「無駄よ、そんなこと。
  不吉な人が、この家にいついているんですもの。
  これからも、もっとイヤなことが起きるかもしれなくてよ」
 栄子様のおっしゃるとおり、
 「不吉な出来事」の原因は、すべて美琶子にありますよね。

・「相手次第で、夜叉でも、仏のようにもなれる」
 美琶子が仏の時ってあったっけ?
 アケミに指輪をあげたこと??

・言い争いを続ける皆のもとへ、坊っちゃんが登場。
 「明日の葬儀は5時から・・・・・・・。
  え、どうかしたの・・・?」
 うふふ、いいタイミング。ナイス・ボケ。
 こういうキャラよね~~~

・美琶子、妊娠を告げる。

・美琶子、「ミモザ館」に座っている。
 すでにお腹は大きく、臨月間近か?
 瑠璃様の葬儀から半年後ぐらい?
 虎の皮の敷物が目を引きます。
 客は、美禰子を買ったおっさん???

・営業停止の通達があったので、ひっそり営業。
 「こちらですよ」と言った客引きのおばさんが
 相手をするのかと思ったよ。

・なんのかんのいいながら、坊っちゃんと美琶子、仲が良い。
 隼一も加わるのさ。

・隼一は、軍の食料関係者から物資を横流しして貰う。
 ありがたいねえ。

・「身体は隼一の子でも、心はお兄様の子よ」
 うはーーーー、すごい理屈だね、こりゃまた。

・「お父さんが二人もいるんだから」
 と、美琶子が言っているときの隼一の表情が可愛いのう。
 美琶子が幸せなら、それでいいんだろうなあ。

美味いなぁ~
 権蔵、おそらく初めて、美琶子に感謝した瞬間。
 「このご時世に牛肉にありつけるとは。
  それほどの功徳も施していないのに申し訳ない」
 でも、食べる。

・「牛肉いらない。だって臭いんだもん」
 クソガキ!!
 殴るぞ、おらぁっっっっっっっ!!!!!!

・「今浜」は高級料理店のレッテルを貼られ
 お座敷は営業停止とな。
 「親子丼」を出すのにな。
 それとも「親子丼」は、鳥鍋のシメなのか?

・「美琶子には、目端の利く男がついているから」
 坊っちゃん、もう少し、良い表現がないものでしょうか。

・「ミモザ館」で寄り添い合う美琶子と隼一。
 「父親が二人ってのは、いいなあ。 
  俺はどうせ長く生きられねぇ気がするから、
  心丈夫だ」
 それは予感なのか?
 モエラの次はリンなのだ。

・「マダムの身体の中の魔物に殺されそうな気がする。
  いや、違う。
  俺が死んだら、
  あんたの中に棲みついている魔物がおとなしくなるんだ。
  魔物が食べるものがなくなる。
  だから消えるしかない。
  あんたの身体は綺麗に澄み切って、
  人を妬んだり、復讐しようとしたり、
  そんなことは思わなくなって、
  子供と二人で、平和に幸せに、
  仲良く暮らせるようになるさ、きっと。」
 自分が、美琶子の悪い部分を持って死んでいくから・・・。
 自分がいない将来に、美琶子と自分の子供が
 幸せに暮らして欲しい。
 それが隼一の願いなんでしょうねえ。
 美琶子の悪い部分を承知しつつ、それに賛同するわけでもなく
 嫌うわけでもなく、ありのままに受け入れている隼一。
 「青い鳥」は、近くにいるものだけど、気が付かないものなのよね。

・「今浜」
 夫婦の寝室は、敷き布団二つ。
 距離感を表しているんでしょうか。

・「お腹の中の子は僕の子だって、見え透いた嘘を言うのは、
  お前の嫌がらせとは、言えないと思う。
  どこかで僕と繋がっていたいんだよ。
  かつては夫婦だったんだからな。
  妹としてだけじゃなく、もっと強く、
  僕と繋がっていたいという願望が、
  あんなことを言わせるんだろうなあ」
 馬鹿、馬鹿、馬鹿。
 と、思ったけれど、わかったうえで優しくするのは
 彼なりの、美琶子に対する思いやりなんだろうなあ。
 全てを無くした美琶子への。
 それがわかったから、美禰子も
 「さびしい人だから、かばってあげて」
 と言えたんだろうなあ。
 美禰子や、他の人にひどいことをして、
 全てを奪っていく美琶子だけれど、
 結局、彼女の元には、彼女が望む物は残らないんだよね。

・「もう、抱いてもいいのよ」
 「いいのかい?」
 美禰子が「ええ」と答える前に、布団をはねのける坊っちゃん。
 結局、半年ぐらいお預けだったのかな。

・「ミモザ館」。
 憲兵の手入れで女達が見つかる。
 反抗する美琶子を突き飛ばす憲兵。
 これが流産の元か?と思ったけど違うみたい。

・隼一、憲兵に撃たれる。
 美琶子を庇ったというより
 無駄に憲兵に逆らって、自ら死んだみたいだなあ・・・・。

・木彫りの仏様って、なんだっけ?
 隼一の物だっけ??????

文句があるなら
 ベルサイユに
 いらっしゃい
 じゃなくって、「憲兵隊に言ってこい」でした。

・湯灌後の隼一、褌一枚。
 さーびすしょっと、なのか????

・隼一の葬式。
 「美琶ちゃんが誰よりも愛していたのは
  隼一だったのです。
  こんな打撃を受けた美琶ちゃんが、この後どうなるか。
  私は心配でした」
 美琶子の心配なのか。自分自身に何か仕掛けてくるのが心配なのか。


次回予告。
空襲警報発令。
美琶子、ひかるをロックオン。
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「偽りの花園」第48話(魔物の妊娠)

2006年06月07日 | 偽りの花園
・美禰子を求める坊っちゃん。
 寝間着の胸元から白いシャツが覗く。

・和室をそろりそろりと歩く瑠璃子様。
 でも、畳の縁を踏んでしまった!
 大パニック!!!

・居間のシャンデリアの電球を替える隼一。
 下男?と思ったら、早瀬川家の書生は全て学徒動員で工場へ。
 ちょっとした男手が必要なときに困っているそうだ。

・気をつけていたのに畳の縁を踏んでしまった瑠璃子様。
 
 「だから和室の部屋に入るのはおやめなさいって言ったのに」
 瑠璃子様の事故防御に、「臭い匂いは元から立つ的」な助言をする栄子様。
 でも、今朝から失敗続きの瑠璃子様の耳には届かない様子。

・「そんなことを言っていたら、この家で暮らしてはいけないわ。
  どこでも境目ばかりじゃない」
 真田志郎さんがいればね・・・
 こんなことも
 あろうかと
 「シームレス」な家を造ってくれたでしょうに・・・。

・美琶子の助言は
 境目より
 頭上注意!

・その言葉どおり、シャンデリアが落ちてくる。
 行け~~っ!
 と、どこかで怪人が叫んだか。
 それより、栄子様が取り出した、編みかけの編み物。
 どこから取り出したのかが気になります。
 誰が、なんのために、編んでいたのかしら?

ざまぁ みやがれ
 美琶子、目論みどおりに大笑い。

・「ふたりきりの時にも、なんだか、あんたの身体に
  ベターッと貼り付いて離れない気がしてた。
  それが魔物か」
 美琶子の全てに立ち入ることができない隼一。

親子丼が食べたい
 「今浜」の親子丼は、どれだけ美味しいのだろう。。。

・「あれしきのことで、くよくよしているようじゃ
  魂の程度が知れるわね。
  売春婦のようなことをしたからって、そんなことは乗り越えて、
  顕彦さんとの愛を守り通してくっちゃ、
  あたしの大事なお兄様を峰ちゃんに預けたかいがないわよぉ。
  私はただ、あなたに愛の試練を与えてあげただけなのよ」
 全然理屈が通ってません。
 しかし、それが、美琶子。

・「妊娠してるの。お兄様の子よ」
 「お兄様の子なら、近親相姦で生まれた子ってことになるのよ。
  恐ろしいことだわ」
 しかし、美禰子の言葉なんか、全然気にしない美琶子です。
 だって真実なんですもの
 仕方がないわ

・「つい三ヶ月前ほどベッドで寝ていたら、
  夜中に入ってきたの。
  ハッと気付いたら顕彦さんじゃないの。
  いけない、と思ったけど、もう遅かった。
  身体が拒絶できなかったのよ」
 なんだ~~、美琶子の作り話か~~~。
 てっきり坊っちゃんに呑ませた生姜湯に薬を盛って
 既成事実を作ったと思っていたのに~~~~。

・「妊娠すると、なにかヘンなものを食べたくなるのよ」
 炭をボリボリ食べる美琶子。
 まあ、胎児には害は無いよな、木炭は。
 焦げ焦げは発癌物質だっけ?

・「あたし、産みますよ。
  これもあんたへの愛の試練だと思ってちょうだいね。
  あんたにはその試練に堪えて
  顕彦さんとの純粋な愛が何処まで守り通せるか試されているの。
  頑張らなくっちゃねえ」
 しらじらしいことを、笑顔で言ってこそ美琶子なのだな。 

・「顕彦さんの子だなんて信じる気にならなかったのですが、
  私は美琶ちゃんの悲しい女の性を目に前に見ているようで
  たまらない気持ちだったのです」
 さすがに信じるほど、バカではなかったか。

・坊っちゃん、「ミモザ館」に置いてある私物の整理。
 隼一がその場へ。
 ライダー対決 なんちゃって
 「マダムと兄さんがどれだけ仲がいいか、俺、よくわかっています。
  俺のことなんか、気を遣わねぇでもらいたいんです。」
 「でも美琶子は君のことを頼りにしているようだから」
 「役に立てればいいけど、たいしたことはできねぇ。
  俺は自分の分をわきまえている。
  マダムが兄さんをどれだけ愛しているかわかっていますんで」
 「君がいなかったら、美琶子はひとりぼっちで
  寂しくてたまらないんだよ。
  よろしく頼むね」
 美琶子の心を知って、苦しい胸の内を告白しているのに、
 やっかい払いができて嬉しい坊っちゃんは全然気が付きませんのう。

・「ここがお兄様のいるべき場所よ」
 経営者だしな。

・「少し内に籠もるタイプだからね。
  もっと、あけっぴろげにやってくれるといいんだけどね」
 あんたがやりすぎなのよ!

・この会話中、店の女の子達と話している銀さんのポーズに注目!
 なんか、花形満みたいよ!!

・「抱こうとしても、拒絶されちゃってね。
  男ってそういうことが結構こたえてね。
  心のしこりになるんだよ」
 いくら妹だとしても、元カノに相談しちゃいけないよな~~。
 こんなことをするから、いろいろ疑われるのよ~~。

・「あたしまで、胸が苦しいわ~~」
 よ、よ、よ、よ、よ、と、わざとらしく泣き崩れる美琶子。
 お店の子が誰も反応しないのは、演技だとわかっているから?
 わかっていないのは坊っちゃんだけなのね。

・「そろそろ、組合から電話がかかってくるころだから」
 なんの組合?
 「今浜」関係???
 「ミモザ館」関係なら、こっちに電話が来るよねえ・

・踊る美琶子&隼一。
 店の子達も、祝福の眼差し。
 銀さんのアップ有り。
 踊りはもっと練習してくれ・・・

・「今浜」に客無し。

・「美琶子に泣かれたよ。
  美禰ちゃんといい家庭を築いて欲しいって」
 自分たちの関係の修復を、元カノの助言で行おうとするのは
 一番駄目な方法だと思うけど、坊っちゃんだからな。仕方がないな。

・「あんな妹がいるから鬱陶しいの」
 「そんなに美琶子を悪く言うもんじゃないよ。
  あれで兄思いなんだから」
 馬鹿×100000000000000000000000000000

・「あたしたちは、とうとう最悪の事態に陥ってしまったのです」
 最悪、って???
 どうなるのかしら???

・早瀬川家では、瑠璃子様のパニック続く。
 栄子様が、美琶子が怪しいと気が付き、見上げるシャンデリア。
 もう直っている。
 電球の色も違うし・・・。

・「美琶子がわざと落とさせたんじゃないかしら」
 「まさか、そこまではしないだろう」
 その「まさか」でしたな。

・「奥の和室でお休みなさいな」
 栄子様、昼間と仰ることが違いますわ~~。
 和室だと境目がありますわよ~~。

美琶子の憎しみが
 念力になって
 瑠璃様に集中
 しているんだわ
 「あんなんじゃなかったのに・・・」
 珍しく、まばたきをされています。

・寛次郎、瑠璃子様を寝かしつける。
 顔を少し傾け、いたずらを思いついた表情。
 「ふっふっふっ!」って顔だわよ。
 寝ている瑠璃様にキッス
 もう一回、キッス
 大声をあげようとする瑠璃子様ともみ合う寛次郎。
 棚にぶつかった拍子に、飾ってあった置物が瑠璃子様の頭部を直撃!
 嘘から出た実
 ひええええええええっっっっっっっっっっ!
 まさか、本当になろうとは!!!!
 こんなギャグ・モードで!!!!!!!
 美琶子の念力、恐るべし。
 そして、「死」が近づくと、出番と台詞とアップが多くなる
 「モエラ」の法則は、まだ生きていた・・・・・。


次回予告。
瑠璃子様の葬式。
隼一、憲兵に撃たれる。
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「偽りの花園」第47話(瀕死の花嫁)

2006年06月06日 | 偽りの花園
間違ってメモを捨ててしまいました。
もう一回見直してメモを作るのは面倒なので
思い出せるところだけ。

・娼館ってのは、部屋の外から鍵がかかるもんなんだな。
 なるほど。

・美琶子、美禰子を騙して客の元に送る。
 「これであなたも私と同じ。
  売春した身体で顕彦さんを愛せるのなら愛してみればいい。
  それができたら二人の仲を認める」
 女としては最低のことをした美琶子。
 自分が上に上がれないのなら、相手を引きずり落とすしかない。

・結婚披露宴。
 高砂や~
 親戚側の席次は
 権蔵、お丹、茜、栄子様、瑠璃子様、寛次郎。
 
・美禰子の父が見つかったと聞いていた面々は
 美琶子の虚報にガックリ。
 栄子様は美禰子の素性がわかると期待していてので、
 余計にガックリ。
 瑠璃子様からは
 「美琶様に振り回されるのは私たちだけかと思っていたけど
  新橋の方まで・・・」と同情される始末。
 権蔵が「世の中には生まれついての性悪もいるんだ」と言うと
 お姉さま方得心。

・順番を忘れたけれど、この辺で、寛次郎から新郎へのお酌があったような。
 前夫から、現夫(というのか?)へ。
 妙とは言わないけれど、変わった図だな。
 お互いには、その辺のわだかまりがまったくなさそうだけど。

・美琶子、遅れて到着。
 白のドレス。

・美琶子、坊っちゃんにお酌。
 「思い返せば13年前もそうだった・・・」
 美禰子がシリアスに思い返している横で、
 坊っちゃんってば、いい飲みっぷりだわよ!

・美琶子、顕彦の廃嫡撤廃を提案。
 栄子様は怒り心頭。
 茜は「御前も、望んでいたことかも」
 お丹は「そうですよねえ」同意。
 義理の娘が伯爵夫人だもんねえ。そりゃ、同意するよね。

・ここで、今までの疑問が氷解。
 当主は寛次郎
 現在の早瀬川家の当主、すなわち、早瀬川伯爵は寛次郎でした。
 まあ、考えてみればそうだよね。
 女の当主って制度は当時はないし。
 (外国に行けば女伯爵はいるけどね
  *アンネローゼも、グリューネワルト伯爵夫人ではなく、
   グリューネワルト女伯爵が正しいのよ。
   オスカルも、「女伯爵の称号を捨てる!」って言ってるでしょ)
 その寛次郎からは意外な言葉。
  ・自分は爵位なんかどうでもいい。
  ・このご時世、爵位では食っていけない。
 彼が今なんの商売をしているかわからないけれど、
 (貴族院議員???)
 だんだん爵位の価値が無くなってきているのを
 肌で感じているんだろうなあ。
 敏感なのか、「目に見えない物には縋りつかない」性質なのか。

・そんなこと、妾の子の口を出す筋合いじゃない!と
 瑠璃子様もお怒り。
 「そんなことを言うなんて10年早いわよ!」
 10年後ならOKなの?

・「銃を持ったマタハリじゃありませんわ」
 それを言うなら川島芳子?

・瑠璃子様に美琶子が、懇意にしている占い師から聞いた予言を告げる。
 「あなたは一年以内に事故死する」

・座がしらけたので坊っちゃんが割って入る。
 遅い!
 美琶子が「私、歌います」と言うと、
 「待ってました!」の掛け声が。
 そりゃ、そうだよなあ。
 祝いの席に来たはずなのに、身内の争い見せられちゃあなあ。

・美琶子、歌って踊る。

 思い出した!冒頭の美琶子の踊りが、ものすごく下手だった!

 曲は当時はやっていたのかな?
   自分は16歳で満州在住。ワンさんのところにお嫁に行きます。
 みたいな内容。

・美琶子の予言が気になるお姉さま達。
 自分たちが懇意にしている占い師に占ってもらったら
 美琶子と同じように、瑠璃子様が事故死ことを予言される。
 「頭に何かが落ちてきて脳挫傷で死ぬ」
 事故を避けるためには、「境目を踏まない」
 畳の境目とか。
  → 絶対無理なので、悪いことが起こったときに
    「だから言ったでしょう」とインチキ占い師が言うわけだな。

・天狗の面を覗き込み、椅子ごと後ろにひっくり返る熱演を見せた占い師は
 美琶子から金を貰っていました。
 美琶子の方が上手でした。

・内縁関係が続いたとはいえ、(一応)初夜の床が狭すぎないか?

・坊っちゃん、おもむろに起き出し、美禰子を求める。
 昼間のこと思い出される拒む美禰子。


次回予告。
瑠璃様大ピンチ!
シャンデリアが落ちてくるよ!!
寛次郎も手を出すのか。

美琶子が坊っちゃんの子供を妊娠したらしい。
薬を盛ったときか?
それとも、本当は隼一の子か?


記憶だけでこれくらい書けるのなら
メモは必要ないか?と自問自答。
でも、なんか書きたいことが抜けているような・・・。
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「偽りの花園」第46話(娼婦の写真)

2006年06月05日 | 偽りの花園
・「早瀬川家なんて、突然目の前に現れた
  絵空事のような世界でしかないわ」
 自分の境遇に、まだ実感がわかない美琶子。
 「伯爵家の令嬢って言うのなら
  あの辛酸な過去はなんだっていうの」
 最初から、お丹が本当のことを言っていたら・・・

・「美禰ちゃんは身体を売ったことがないから
  幸せよね」
 ああ、伏線が来ましたよ、奥さん!

・「いくら貴婦人になったからって
  汚れた過去は消せやしないわよ。
  貴婦人と売春婦、どちらが本当の私なのよ」
 どちらも本当で、どちらも偽物。
 美琶子はずっとそんな思いで生きていくのかなあ。

・「なんとかあちらのお姉さま達とうまくやって」
 無理、無理。
 お丹だって完敗したのに。
 自分ができないことを、他人に願っちゃいけないよ!

・「高慢ちきで、木で鼻を括ったような女達が」
 辞書で確認したくなるようなフレーズが
 日に一回は入ってますね。

・「栄子様なんて、とてもとても一筋縄ではいかないお人だからねえ」
 赤字強調な口調のお丹。

・「美禰ちゃんの分も、私が敵をとって上げるわ!
徹底的に復讐してやる
 怖いよ、美琶子、あなたの「徹底的」が。

・ひかる、まだ美琶子になつかない。
 「どこか鬼のような顔をしているわけじゃあるまいし」
 いや、あの「絵」は、かなり鬼っぽいよ~~。

・入籍の手続きをしていた坊っちゃん。
 まだ取りかかってなかったのか・・・ Orz
 昔の入籍手続きって、今ほど簡単じゃないかもしれないけれど、
 今のフランスとかよりは簡単でしょ。
 契約書も血液検査もいらないんだから。
 なんですぐ取りかからないのかなあ、坊っちゃん。
 それは坊っちゃんだから。(自己完結)

・世の中は金属供出。結婚指輪を買うのもままならない。
 「美禰子の綺麗な指に、銀の指輪が光っているのを見ると
  それだけで胸が温かくなって、絆が強く感じられる」
 「私たちの絆は、もう切れない・・・」
 勝手にやってろ!な、二人だけの世界。
 これは、この後の悲劇を際だたせるためなんだろうなあ・・・。

・美琶子、よろめく。わざとらしい。
 「わざとらしくよろめく」を演じる上原さんも大変だ。
 「お兄様、吉原まで送って」
 坊っちゃんは風邪をひいているんだけどね。
 家族の誰か、止めてやれよ。

・栄子様、「今浜」へ。
 瑠璃子様宅の火事について説明。原因は放火。責任を取れ!
 「付け火したのまで、こちらに尻を持ってこられちゃ困りますよ」
 お丹は反論するが、栄子様は美琶子の仕業だと決めつけ。
 「放火犯人を育てた母親は、あなたなんですからねえ」
 だから、育ててませんって。
 産んだだけ。

・「きっと誰かを使ってやったんでしょう。
  おぞましい
 栄子様、冴えていらっしゃるわ!!!

・「瑠璃様が歯に衣着せず言うものだから根に持ったんでしょう」
 瑠璃様はただの考え無しでしょう。

・「小石川の屋敷から、出て行って貰いたいんですの。
  一緒に住みたくないんです」
 栄子様、ヒステリックな叫びより、こうした静かな口調の方が
 より凄味を増してますわ。
 だいたい美琶子は成人してるんだし、家督を継ぐわけではないんだから
 屋敷に住む権利はないでしょう。
 まあ、出戻りの栄子様も同じかしら・・・。

・「ミモザ館」。坊っちゃんは風邪で寝ている。
 パジャマは置いていったのね。
 そこに仕事上で寝泊まりするの?
 でも、いろいろ疑われても仕方がない状況よ!

・隼一、飲み物を持ってくる。
 怪しい!
 BGMも怪しい音楽に切り替わったよ!!!
 中身は「大根おろしとショウガを葛で溶いた」
 睡眠薬とか怪しい薬が入っていそうな・・・

・「お兄様の愛情って、海のように広いのね」
 血が繋がっているから、と諦めるより、
 それがなんだ!と言う方が美琶子らしいわよね。

・「美琶子なら、うまく人を使ってやらせたかもしれない。
  小さい頃から、とびっきりの性悪だからな。
  いまさら治りはしないよ、あれは。」
 オヤジ、鋭い。
 さすが特高。

・坊っちゃんの風邪は重いと、美琶子が美禰子へクレームの電話。
 「心配だから、当分はこちらで預かります!!」
 その間に、なにかしようって言うんじゃないでしょうね。

・「妹として愛すると言いながら、その底には
  兄弟の愛よりは、もっと濃厚な執着がうねっているのです

 美琶子は簡単に諦めないわよね。
 ましてや、相手が美禰子なら。

・「マダムは心底お兄様を愛しているんだな」
 「そうなの。好きなの。この人が好きなの」
 報われない恋心を持つ二人。
 切ない気持ちをわかりあう。

・坊っちゃん、「今浜」へ帰る。
 「感染するといけないから、吉原にいた」
 むううう。なにもなかったか。。。。。。
 てっきり美琶子がどうにかしたと思ったんだけど。

・美琶子、美禰子の親探しをすると宣言。
 美禰子への結婚祝いだと言うけれど・・・

・早瀬川家の夕食。
 寛次郎の髪が、さらにのっぺり。

・美琶子から瑠璃子様への贈り物は、美琶子のドレス。
 「どうせ、捨ててもいいと思っていたものばかりだから」
 謙譲ではないよなあ。
 もっとうまく言えないもんかなあ。

・今回は瑠璃子様もお強かった。
 自分には大きすぎるからと、服のあっちこっちを切り刻む。
 してやったりの、栄子様の笑顔。
 「美琶子様の服は着れないってことね」
 「商売が商売だから、ドレスの趣味も合わない。
  それが結論だわね」
 ホホホホホ!
 高笑いするお姉さま達。
 ワイン一杯で放火されたのに・・・
 そんな態度でよろしいのかしら。
 案の定、
 よくわかったわ
 放火されて
 懲りないのが
 火に油だよ。

・美琶子、親探しのためと偽り、美禰子の写真を撮る。
 「もっと笑って。
  うっとりするような、艶っぽい微笑みでね」

・その写真は、「ミモザ館」で掲示。
 美禰子を買いたいという客が現れる。
 「売れっ子だから」断る美琶子に、
 「待つよ」と答える客。(見るからに下品)
 どうしようか悩む銀さんに
 「呼んでこさせるわよ」
 美琶子、笑顔です。
 企んでいます。

・それは、美禰子と坊っちゃんの結婚披露宴当日でした。
 「父親が見つかった。強の祝宴に間に合った。
  式の前に親子の対面をさせたいから、
  吉原に来てくれ」
 伝言を持ってきたアケミの言葉を信じる美禰子。
 学習しない女だねえ・・・。


次回予告。
父親っていうのは真っ赤な嘘でした。
「それがあんたの取り分よ」
ベッドで泣く美禰子の前で美琶子が札束を舞い散らす。
(ちょっとカッコイイ)
お姉さま達は宗教にハマるのか?
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「偽りの花園」第45話(波乱のパーティ)

2006年06月02日 | 偽りの花園
・階段を下りてくるお姉さま's。
 栄子お姉さまはお気に入りの青いドレス、
 瑠璃子様はチャイナドレス。
 髪もストレートだし、一瞬誰だかわかりませんでした。

・「ああ、瑠璃子姉さん」
 坊ちゃん、晴れやかな顔。晴れやかすぎる。

・「今日はまた、しゃれた装いだな」
 「ご招待を受けたからには・・・」
 一応、礼装で着たのね。
 栄子お姉さまがいつもの服なのは、
 この程度でいいわと思ったからかしら。
 10年近くスタイルがお変わりでないのね。素晴らしいわ!

・「旧式の人間には、ついていくことができないわ」
 速すぎる展開ですものねえ・・・。

・身内以外の招待客は、「ミモザ館」の従業員。
 彼女たちが家に上がるのを渋る磯崎。

・気まずい雰囲気でコーヒーをすする早瀬川家メンバー。
 坊ちゃん、あなたが要なんだから盛り上げろよ!
 (ムリ、ムリ)

肉の塊 すげーーーー

・お姉さま達は不機嫌なのに
 「まあ、賑やかだこと」
 茜はのんき。

・シャンパンなどのご馳走は上海経由で入手。
 ♪ あるところには あーるさーーー

・「よろしいでしょうか、私どもも」
 磯崎と弥生も参加。嬉しそうよ。

・「白くぼやけた霧が晴れて
  青空の下、日の丸が翻るような
  清清しい気持ちでございます」
 叙景的な美琶子のご挨拶。

・お姉さまたちは聞きたくない表情。
 寛次郎はまじめに聞いている。
 根は素直なんだろうなあ。

・「乾杯の音頭を、お兄様に」
 「ではご指名にあずかりまして」
 反応する寛次郎。
 「あなたじゃありませんよ」
 「え?僕じゃない?」
 「頓馬ねえ」
 「ええ?」
 コントのようでした。

貴種流離譚
 ようやく帰るべきとことに戻った。
 寛次郎にしてはまともな挨拶。

・寛次郎、アケミとみどりに挟まれウハウハ。
 「二人一緒に呼んでくれてもいいのよ」
 「鶯の谷渡り

・あまりのことに別室に逃げ込むお姉さま達。
 椅子に座る動作が素敵な栄子お姉さま。

・「寛次郎お兄様には、いつも贔屓にしていただいていますの
  遊び方の趣向が面白いってうちの子達に人気ですの」
 モテモテ寛次郎。

ちょいと、あなた
 「ちょっと」じゃないの。「ちょいと」なのよ、瑠璃子様が。
 キャラが変わりすぎよーーー。それだけご立腹なのね。

・「こう見えてもあなたの妹ですわ」
 「あなたのような薄汚い破廉恥な妹を持った覚えはありません
  あなたはケダモノのような真似をしているうちに
  物事の境目が見えなくなったのね。
  それともまだ記憶喪失が直ってなくて
  正常な判断ができないのかしら」
 瑠璃子様、長い台詞です。
 ああ、これで思い出すのは
 ファトム・モエラ
 出番と台詞が増えると、キ・ケ・ン

・「あなたは一度結婚して、早瀬川家を出たかたでしょう。
  がたがたうるさくおっしゃらない方がよろしいわ」
 美琶子、笑顔。
 軽く勝ってます。

・「妹だとしても、妾の子じゃないの。
  少しは分をわきまえなさい!!」
 瑠璃子様のお怒りも、欲求不満でしょう、と
 せせら笑う美琶子。
 だからと言って、隻一を紹介することないだろうになあ。
 もうちょい待って、瑠璃子様お好みの男を用意すれば籠絡できたかも。

・隻一の「舐め回す視線」
 もうちょっとうまくできないもんかなあ。
 大げさな演技と不自然な演技は違うし、、、
 と、いろいろ言いたくなったが、それを言うと、あの人も(ry

・あまりのことに隻一にワインをぶっかける瑠璃子様。
 「奥さん、こんなことをして、ただで済むと思うなよ」
 ちょっとAV系。
 あんたの方が無礼だわよ。
 美琶子さん、ちゃんと躾ておけ。

・「ケダモノが尻尾を出したのよ。
  近づかない方がよろしくてよ」
 お姉様達、尻尾を巻いて逃げる。

磯崎ご乱心!
 綺麗なお姉さん達に囲まれウハウハ。
 弥生さんも頭に花を差してハイテンション。
 この屋敷で働いていると鬱憤が溜まるんだろうなあ。

・「すいません」
 乱痴気騒ぎを茜にあやまるお丹。
 「あの性格ですから」
 言い訳になっておらん!!!
 しかし、茜は涼しい顔。
 「伯爵は、こんなもんじゃなかったわ。
  酒宴になるといつも天地がひっくり返るようなどんちゃん騒ぎで」
 そう言って肖像画を見つめる。どんちゃん騒ぎでさえ懐かしい思い出。
 そこにはあのばーさん(先代の後妻)もいたのだろうか?
 ハッ!
 もしかして例の「薩摩ソング」を」冒頭から演奏していれば
 お姉様達もご機嫌だったかも!!!

・「一波乱あると思っていたけど、案の定だ」 
 って、坊ちゃん気楽すぎ。
 笑いごっちゃないよ!

・美禰子、隻一に目を止める。
 「今浜」で暴れていた男、と告げられたのに
 「美琶子の新しいアミだろう」としか答えん坊ちゃん。
 そういうことではなくなあ!
 美琶子にも恋人ができれば一安心、としか思っていないわね。

・「さあ、みんな、踊ろうぜ!!!」
 ロックな掛け声だが、踊りは日舞系。
 歌も色町系の手拍子付き。
 磯崎、踊り狂う。

・「この早瀬川家をメチャクチャにしてやりたいの」
 どの瞬間でかわかりませんが、美琶子にスイッチが入りました。

・翌朝。
 金魚の次は生卵を飲み込む隻一。
 当時は貴重品だった卵を一飲みすることで
 「伯爵家の贅沢」を味わっているのかな。
 美琶子は洋食。

・進一は、本日はドイツのユーゲントが来るので学校は休み。
 「ドイツの少年隊は美少年なんでしょう」
 「これから会うのでわかりません」
 素直な進一。
 そういや、クリスチャン・ベールもユーゲント役を演っていたわ。
 スウィング・キッズ -引き裂かれた青春- 可愛かったなあ(左から2番目ね)

・美琶子(&隻一)、進一の手なずけ成功。

・栄子お姉様、それを見て大激怒。
 瑠璃子様、早歩きをして、栄子お姉様と共に
 美琶子を挟み込む

・「ここに住まうべき人間なんですから。
  金輪際、ここを動きません」
 「追い出してやる」
 「あなた達こそ、共存共栄ができないとおっしゃるのなら
  どんな目にあうか。
  きっと死ぬほどの目にあわないとわからないのなら
  お気をつけあそばせよ。
  月夜の晩ばかりではありませんのよ」
 そう言って目玉焼き突き刺す美琶子にビビるお姉様達。
 こんな程度じゃすまないですよ!!!

・「屋敷に陣取ったとなると、ただじゃすまないだろう
  あの女のこったから」
 特高オヤジ、相変わらずの美琶子評。
 正しいんだけどね。
 彼がもう少し優しければねえ、美琶子もねえ、
 って、いまさら言っても始まらないけど。

・瑠璃子様の青山のお屋敷、全焼・丸焼け。
 着の身着のまま、というわりには
 真新しいパンプス。
 青山から小石川まで徒歩ですか?

なんだか変だわ
 栄子お姉様、なにか感じた模様。

・美琶子、しおらしく瑠璃子お姉様に声をかける。
 なにさ
 しゃあしゃあと
 火事の原因はつけ火らいい。
 つけ火をするうような相手なんて、他に考えられない。
 栄子お姉様は反撃に出るのでしょうか。

・美琶子、早瀬川家を壊滅させること宣言。
 「いじめて、いじめぬいて、震え上がらせてやるわ」

・「憎しみの刃が自分に向けられないのを願うばかり」
 正直な美禰子。


次回予告
美琶子と坊ちゃん、なんだかいい雰囲気
また近親相姦か。
美禰子の父が見つかったかも。
なんか、一般人みたいね。
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「偽りの花園」第44話(破廉恥な令嬢)

2006年06月01日 | 偽りの花園
・OP前の前回の映像
 「早瀬川伯爵の隠し子」
 もう隠してないしーーー

・伯爵家リビングに、ひときわ目立つ木彫りの虎。

・「『今浜』の人たちの策略って言ってたじゃない!」
 ユリエ(美琶子)の転向にお怒りのお姉さま。

・「記憶が戻って事実がハッキリしたんだんですもの。
  仕方がないわ」
 美琶子だってユリエでいたかったさーー。
 「あの時はユリエでなくては生きていけない。
  そうでなければ全て失ってしまうと思っていたんです」

・「それが急転直下
  美琶子に変わったってわけなの」
 お姉さまの説明台詞に、坊っちゃんはなんとも言えない表情。
 美琶子の辛さをわかっているのよね。

兄妹じゃないの
 お姉さまのこの台詞の時の寛次郎の表情に、
 憐れみや同情も少しはあるかな。

・「だって知らなかったんだから。
  知らないことには責任は持てない」
 強気のお丹の反論も
 「それですむ話じゃない」と、お姉さま一蹴。
 言われ放題の美琶子はしおらしい。

・「早瀬川家は破廉恥な事件で世間を騒がしてきたけれど
  もしこれが本当なら、なんておぞましい。
  早瀬川家の兄と妹が結婚していただなんて、
  そんなことが新聞種になったら
  私たち、おもてを顔を上げて歩けなくなるわ」
  出戻りの姉と義弟の密通も、充分スキャンダルだと思うけど。
  ましてや、進一の存在も。

・坊っちゃんと美琶子、きっぱり別れる。
 「僕たちの間では話がついているんだ」
 すっきりしているのは坊っちゃんだけさ!

・「あたしは絶対認めないわ。こんな妹なんて
 お姉さまの認可は必要はないさ。

・「今浜」のお丹。
 さつま芋を真っ二つにして、怒りを表す。

・「美琶ちゃんは私とは違うわ。
  決して負けはしないでしょう。
  五分に渡り合って、勝負しそうだわ」
 あんたも相当いいところまで行ってたよ!

・「それが心配なんだよ。
  あの性格だからねえ」
 頷く美禰子。
 その性格は生母譲りだと思うんだけどねえ。

・美琶子、茜から実父の話を聞く。
 自分の気持ちを表すのが不得意だったが、酒が入ると爆発。
 「愉快なお酒なんだけど、度が過ぎると大変なことになるの。
  薩摩の人間の、直情的で涙もろいところと、
  鋭く攻撃的なところと、両方お持ちだったわ」
 「美琶子は似ているよ」By 坊っちゃん。
 私が思うに、
   直情的で涙もろいところ → 坊っちゃん
   鋭く攻撃的なところ → お姉さま
 が、引き継いだのだろうなあ。
 両方持っているのが美琶子。
 瑠璃子様はお母様似かしら。

・「こんな回り道をしないで、美琶子が素直にこの家に来ていたら
  どんなに幸せだったか。
  自分によく似た娘をかわいがっただろうな」
 つまり、誕生時に、お丹が意地で渡さなかったのが
 美琶子の不幸の大原因。

・早瀬川家を支えるために女郎屋を続けることを宣言する美琶子。
 経営者は坊っちゃんじゃないのか・・・。
 茜は「頼もしいわ」。そう言うあなたが頼もしい。

・「仲良くやっていこうな」
 「ええ、お兄様」
 兄妹ごっこは、お互いに寂しそう。

・「お兄様と言う度に、涙が出てくるんです。
  悲しいような、切ないような、複雑な気持ちになって
  これまでのことが、
  顕彦さんとの楽しかった愛の日々が
  頭の中に凝縮して、そして、瞬間、
  パッとシャボン玉のように壊れてカラッポにいく」
 今まで信じていたことが偽物だったんだもんなあ。
 それでも「お兄様」と呼ぶ美琶子が健気だわ(涙)
 坊っちゃんにも、少しはそんな気持ちがあるといいなあ。

・「お店の方に行って参ります」
 「いっておいで」
 って、あなたは???????????????

・坊っちゃん、母に将来を語る。
 美禰子とは結婚する。
 正式に籍を入れる。
 いずれ結婚式も挙げる。

・ベッドの美琶ちゃん。
 サル耳だ!
 気が付かなかった。可愛いなあ。

・「金魚鉢の水を飲めって言ったら、飲むの?」
 「だってよ・・・」
 ちょっとだけ覚悟が足りなかったけど、
 飲みました。
 口から金魚の尻尾。うへーーーー。

・突然苦しむ隼一。
 さっきの金魚が!
 隼一の嘘でした。
 ここで吐きだしたら神なのになあ。
 「人間ポンプ」を期待したの私だけではないハズ。

・「好きなんだよ」
 たとえ全然好みじゃない男の言葉であっても、
 それを支えにしなきゃいけない時もあるのよね(涙)

・「今浜」の昼食は混ぜご飯(たきこみご飯)と汁物。
 結婚式の相談。
 坊っちゃんの、お丹への呼びかけは「女将さん」
 ちょっと他人行儀ね。

・美琶子、「今浜」へ。
 昼飯時を狙ったか。

・「食べかけだけど。
  いつも私が譲ってきたんだわ」
 美禰子、自分のごはんを美琶子へ。
 随分イヤミよね。
 こう言われたら食べないわけにはいかないわよね。
 他の3人は気にせず、もくもくと食べる。
 ちょっとぐらいは供出しろよ。

・「このおばちゃん、怖い!」
 そりゃ、あんな絵を見ていればね・・・。

・美禰子、絵を見せる。
 見せなくてもいいじゃんかーー。

・美琶子を自分の中から消したかったが
 「私の心の壁にベッタリくっついて離れなかった」
 それは、すでに愛?

・「あなただけ、どうして生き延びたの」
 詰問。

・美琶子の身の上。
   船がひっくり返って海へ投げ出されたのは覚えていた。
   どこか知らない浜辺に意識不明で打ち上げられた。
   どうも「白浜」らしい。
   南紀白浜!
   な、なんて、遠くまで・・・・・・・・・
   と、思ったけど、伊豆の方だよね。いくらなんでも。
   そこの旅館の世話になっているうち
   出入りのヤクザに言い寄られ、満州に売られ、娼婦になった。
   坊っちゃんに会ってからは幸せだった。
   坊っちゃんには、今までつきあった日本人にはない懐かしさがあって、
   この人とは離れられない
   この人に支えられていれば、なにも怖くないと思った。
 懐かしさは、血、ゆえなのか?

・めでたく手打ち。
 この平和はつかの間なのか?

・美禰子と手を取りあう美琶子の指にはルビーの指輪。
 結局アケミには返さなかったのか。
 アケミもノー・サンキューだろうけど。

・「お茶を」
 「茶柱が」
 のんきだなーーー。

・坊っちゃん、美琶子のレコードを持ち逃げ。
 私が兄にやられたら、あんな可愛い怒り方では済まさない。絶対に!

・「新橋の息のかかったものに寛大なのが理解できない」
 新橋>>>>>>>>>>>>>>>>お姉さまだよね、茜は。
 どうして実の娘より、他人の娘になるのかなあ。
 イコールならまだしも。

・「御前が喜ぶことは大筋で受け入れたいの」
 脇筋は認めない?

・美琶子、パーティーを開きたいとな。
 「許せるはずがないわ、そんなこと」
 「お姉さまに聞いているんじゃありません」
 美琶子、にっこり笑顔。強い。勝ったわね。

・「そのパーティーこそ、私や早瀬川家への挑戦の始まり」
 さあ、どうなっていくんでしょうか。


次回予告
早瀬川家でのパーティー。
客は呼ばず、身内だけ?
寛次郎はミモザ館の女の子に囲まれてウハウハ。
ネクタイを額にまいてご機嫌なのは
執事さんか?
久々の登場でこれなのか。
しかし、茜もお丹も受けているぞ。
「♪ いつだって ランベス・ウォーク」の世界だな。
家を丸焼けにされたのは瑠璃子様?
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「偽りの花園」第43話(凄まじい争奪戦)

2006年05月31日 | 偽りの花園
・ユリエの偽両親早瀬川家へ挨拶に。
 「本当の自分を取り戻せて良かったわね」
 祝福される。
 「戸籍もありますのよ」
 坊っちゃんとの入籍も可能だと。
 作ったのか、買ったのか。
 万々歳ね!
 手を叩いて喜ぶお姉さま。
 「美禰子なんかに負けやしないわ。
  死んでも離れない。
  どんなに嫌われても突き放されても
  膏薬のようにベッタリ貼り付いてやるわ」
 膏薬ですか。身体に良さそうね。

・ユリエの宣言に、お姉さま満面の笑顔。

・お姉さまの肩越しに御前の肖像画。

・「根も葉もない噂に振り回されるのはお止しなさい」
 お姉さま、坊っちゃんに説教。
 「戸籍があるって言ったのか。
  そこまでするのか、あいつは」
 やってらんねーな、の表情の坊っちゃん。

・美禰子、「ミモザ館」へ。
 「待たせていただくわ」
 BGMはムーンライト・セレナーデ。

・踊るアケミの指に、例のルビーの指輪を発見する美禰子。
 勝ち札ね。

・美禰子さーーーーー、
 後れ毛はどうかと思うよ。

・「こうして向き合っていると、あなたの体温が伝わってくるわ」
 とか言いつつ、あんたは坊っちゃんの妻にはなれんと言う。
 
・昔話をする美禰子。
 なんて綺麗な
 顔だと思ったの
 あんたの目はおかしい。
 想い出は美化されるのか。

・「じゃあ、なんで満州なんかに行かせたのよ。
  内地に引き留めておけば良かったじゃない」
 もっともなことを言うユリエに美禰子の言いぐさは
 運命よ!
 おいっ!おいっ!おいっっっっっ!!!!!
 「運命がそうさせたのよ。
  7年たって出会ったのも運命」
 だから、あんたは諦めろだと。
 ずうずうしいなあ。

・「昔はあなたが恋人を奪ったわ。
  今度は私にちょうだい」
 羽生さんも坊っちゃんも物じゃないんですから。

・「ねえ、ダンスしましょう」
 なんでじゃーー。

・「相変わらずうまいのねえ」
 いや、二人とも全然上手くない。
 美禰子がリーダー(男性のポジション)なのは何故か。

・「周囲の大人達があなたの運命をねじ曲げてしまったのね」
 これは正しいなあ。
   ・お丹が、美琶子が生まれたときに伯爵家に渡していたら。
   ・房総で育ているときも御前のことを話していたら
   ・房総の両親が違った気の使い方をしたら
   ・特高オヤジが美琶子を嫌わなかったら
   ・特高オヤジにお丹がちゃんと取りなしていたら
 美琶子もまっすぐ育ったのかも。
 まあ、あの母親だけどさ。

私には
 ユリエとしての
 幸せしかないんだ
 「美琶子の幸せなんて、真っ平。
  顕彦は私の物だ。私だけの物だ」
 真実よりも現実だよな。

・美禰子、反論のためにアケミを探す。
 アケミは
 女王様でした
 ひぃぃぃぃ。

・アケミを無理矢理部屋から出し、
 指輪を奪おうとする美禰子。
 阻止するユリエ。
 状況がわからないアケミ。
 結局3人で階段落ち。

・坊っちゃん、「ミモザ館」へ帰還。呆然。
 「なにをやってるんだ」
 ちょっと暢気。もっと慌てろよーーーー。

・美禰子、指輪を取り返す。
 あんたの物じゃないのに。
 指輪には証拠の文字有り。

・「まだユリエを演じ続けるつもりなの?
  なにも恐れることなんかないわ。
  過去と現在を繋げて、堂々と生きていけばいいのよ」
 馬鹿野郎!
 そりゃ、あんたは嬉しいんだろうけどさあ。
 ユリエ、いや、美琶子はさあ、
 いろんなものを無くすんだよ。
 わかってないのか。
 いや、わかってて言ってるよな。

・「返して上げる。
  これはあなたが持っていなさい」
 いまの持ち主はアケミさんなんだけど。

・床を転げ回って泣く美琶子。
 「赤裸にされたウサギのように、痛々しかったのです。」
 赤裸だから赤いドレスなのか。

・坊っちゃんも辛そうだ。
 再び近親相姦しちゃった自分のためではなく、
 ユリエのために泣いてやれよ。

・巻き込まれたアケミは気の毒。
 アケミの客は放置プレイで喜んでいるかもな。

・「ミモザ館」夫婦の寝室。
 「大丈夫か」
 坊っちゃん、しらじらしいぜ。

・「これからは美琶子と呼ぶよ」
 「ええ、どうぞ」
 美琶子、虚脱状態。
 「なにもかも、カラッポになってしまったようなかんじで」
 涙を流しながらの笑顔。
 泣けるぜ! 
 「カラッポじゃない。
  美琶子というれっきとした存在があるんだ」
 でも、彼女は「ユリエ」でいたいと思ってたのよ!

・「今までの愛はなんだったの。
  まぼろしだったの」
 「そうだな。
  それを思うと、僕も苦しいよ」
 近親相姦の事実がか。
 5年間が無くなることか。

・「どうすればいいの、あたし」
 その言葉は危険よ!トート様が来ちゃうよ!!!!

・「これからはあなたをお兄様と呼ぶのね」
 「そうだよ。呼んでみろよ」
 兄妹プレイ再びか!
 よくよく好きだな、坊っちゃん。

・「お兄様・・・」
 ああ、切ないなあ。
 美琶子が可哀想すぎる。
 美琶子の肩に手を置く坊っちゃん。
 それはすでに、「自分の女」にではなく、妹に対する仕草だね。

・「今浜」食卓。
 大根の味噌汁をご飯にぶっかけるオヤジ。
 おかずはめざし4匹(大根おろし付き)。
 「美琶子もとうとうお手上げか。
  お前の方が上手だったってことだなあ」
 イヤミか?

・「本当の自分自身を取り戻したんだと思うの。
  ユリエなんて、ありもしない人物を演じ続けるのが
  苦しくなっていたんだと思うわ」
 私の生きた人生は、他人の人生でした
 偽っていたのは美琶子だったのか。
 映画「神に選ばれし無敵の男」で、神に選ばれたのが
 ハヌッセンじゃなかったのを思い出したわ。
 いや、「花園」で、一輪ではないのだから、
 人生を偽っている人が複数いるってことなのかしら。

・美琶子、「今浜」へ。
 お丹、ドキドキ。

・「美琶子です。
  お母さんの娘、美琶子です」
 よく、ここまで思い切れたな(涙)
 
・「とうとう戻ってきたんだねえ。
  私の娘が、死んだと思っていた私の娘がねえ。
  それだけで、なにも言うことはない」
 ユリエにはさんざん言ってたくせに~。

・ところで、この涙の対面の時、
 後ろに控えている坊っちゃんですが
 額が光りすぎ
 と思うのは、私だけでしょうか。
 光っているというか、テカっているというか。

・「これからは兄と妹で」
 ああ、聞き覚えが・・・。
 そう思っていてもヤってたよなあ。

・「私がどんなにおろかなことをしているか
  あれで思い知ったの」
 えっっ?どれのこと??????

・「これで全てが、いいところに収まった」
 まだまだですわよーーーーー!
 あと22話もあるんですわよーーーー!

・うれし泣きのお丹から、
 厳しい顔の茜に画面が切り替わる。
 対比が良いね。

・気まずい雰囲気に、気まずい思いで珈琲をすする寛次郎。

まあ、あきれた
 正気なの
そんな妄想は
いい加減に
してちょうだい
 お姉さま、お怒りです。
 そりゃ、突然言われてもねえ。
 こっちの方が作り話だと思うよねえ。

・「あなたが出しゃばることじゃないの」
 お丹の言葉を、きっぱり遮るお姉さま。
 素敵。

・「顕彦さんだけじゃ、皆さんに納得して貰えないから
  あたしもくっついて来たんです」
 坊っちゃん、信用度ゼロ。

・「なぁっとく できるどうこうの話じゃありませんよ!」
 これですよ!!!!!
 「な」と「と」の間だの、小さい「ぁ」。
 これでこそお姉さまなのですよ!!!

・「近親相姦をやっていたということじゃない。
 ケダモノだわ
  POPEE the ぱ フォーマー Vol.2 ケダモノ・・・

・結局、坊っちゃんでは早瀬川家の人々を説得できず。
 まあ、無理ってものよね。
 でもそれが「後の悲劇の連鎖」になるんだと。


次回予告
隼一が金魚を飲み込む。
お姉さまがお怒り。
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「偽りの花園」第42話(閃光する記憶)

2006年05月30日 | 偽りの花園
・「俺を気に入らなかったら、ぶってもいい
  殴っても、踏みつけてもいいぜ。
  俺なんか、あんたの前じゃゴミだ」
 M男か。

・隼一の生い立ち。
 旅回りの役者が赤ん坊の隼一を浅草の芝居小屋に残し、小屋主が育てた。
 小屋主が死んだ後は香具師。

・その仲間を連れて一仕事して欲しいと頼むユリエ。
 「オレ一人の力で・・・」とリキむ隼一に
 「それはこの次」と軽くかわすユリエ。
 オレはあんたの犬だ
 命令通り
 なんでもやるぜ
 忠犬。

・隼一、仲間を連れて「今浜」へ。
 尾頭付きの鯛とか、煮物等を食べる。

・酌をするお丹に
 うるせえんだよ
 ばばあっ
 怒鳴る隼一。
 まあ、くどかったよね、お丹。

・「こんなものが出てきやがった」
 それは釣り針
 髪の毛とか虫ではない。ここまでやるとは思わなかったわ~~。

・「こんな店、ぶっ壊してやる!」
 リズミカルに障子を破るのも破壊の一環。

・「顕彦さんお願いします」
 「そんな方はこちらにはいらっしゃいません」
 美禰子からの電話に、笑顔で答えるユリエ。
 役者が違うのよ~ん。
 だいたい、坊っちゃんに伝えても、なんの解決にはならんよ。
 あの坊っちゃんなんだから。

・「ただいま」
 坊っちゃんはどこに行っていたのでしょうか。
 鞄など持っていますよ。営業活動?

・銀の盆の蓋。なんていうんだっけ?
 それに乗せて恭しく出てくる食事。
 「ミラノ風カツレツは板前が腕によりをかけて作りましたの。
  さあ、召し上がれ」
 って、
 なんで食う気になる?
 美禰子からSOSが出ているんだろう?
 それで飛び出していくところなんだろう?
 なにを悠長に!
 ユリエに対する機嫌取りだとしてもさ~~~。
 さっさと行けよ!

・坊っちゃん、カツレツが切れないので
 裏返しにしてみる。
 見えたのは鼻緒。
 つまり、これは
 フライド草履
 創作料理第二弾です。
 「なんだ、これはっっっっ!」
 ひっくり返しても全然垂れないベシャメルソース。
 濃厚ですね。

・「代用品で我慢なすって」
 「バカにするな!」
 バカにする、の範疇を越えているよ。
 ところで、誰が作ったんでしょうか。
 小道具さん、ではなく、作中の人の中で。
 板前さんが命じられて作ったのなら気の毒だわ。
 *公式のレシピによると「事前に草履をよく湿らせるのがポイント」

・「戦地では・・・」
 飢えた人が革靴を煮て食ったという話を聞いたことがあるので
 この台詞はちょっとイヤだったな。

・「ふざけるな!!!」
 ユリエを2度殴る坊っちゃん。
 珍しく暴力的、、、、と思ったら
 その衝撃でユリエの記憶がフラッシュバック。
 あたしは貴婦人になりたいの
 創作料理も、話の伏線なのね。

・記憶の中のお丹の台詞。
 「私は自分の娘に客の相手をさせるほど落ちぶれちゃいないよ」
 やっぱり美禰子は使用人。

あんな女なんかの娘じゃない
 美琶子なんかじゃない
 否定は「美琶子じゃない」なのか
 お丹を母と思いたくないのか。

違うと言って

 美琶子じゃないって
 言って
 悲痛です。

・「現実を直視するんだ!」
 坊っちゃん、あんたが言うか。

・「今浜」、知らせを受けたオヤジが帰宅。
 坊っちゃんも来る。
 「ユリエさんがやったとは決まっていない。
  ユリエさんが美琶ちゃんなら
  お母さんのイヤがることをするかしら」
 昔からやってきてたじゃないかい。
 と、思ったら
 「するさ」
 オヤジ、即答で一刀両断。
 「なんだってやる女だよ、美琶子は」

・「ユリエは美琶子だと思う。
  間違いなく、そうです。
  美琶子だってことを、僕の妹だってことを
  どうしても認めたくないだけなんだ」
 涙目の坊っちゃん。
 ようやく現実を受け入れる気になったか。
 近親相姦の5年より、
 それを盾にさっさとユリエと別れて
 美禰子とひかると暮らす方がいいよねえ。

・ユリエはさらに一思案。
 隼一のツテで偽両親を仕立てることに。
 
・カエルのアップ
 ゲロゲーロ。

・「今浜」、あっという間に復元。
 早っ!!!
 客も普通に入っている。
 信用があるのか?

・偽両親と共に、ユリエ「今浜」へ。
 偽の継母のおでこから目が離せません。

・「ユリエがいつもご贔屓に」
 贔屓しているのは「今浜」ではなく寛次郎よ!

・「どうぞ、おおさめあそばして」
 上品な物言いだけど、中身はすぐき。
 客に出せ、って、勝手に決めるなよ。

・下手な親子モノ芝居にキレたら
 逆に「警察に訴える」と言われ、ビビるお丹。
 警察が怖くて、どうして特高の妻なんかやってられんだ。

・「あきらめきれない気持ちもわかるわ」
 ユリエ優勢。

・「今日という今日は、わかってくれたわね。
  あなたたちと縁もゆかりもないんです」
 ふと、戸籍を・・・と思ったけれど、
 大阪の廻船問屋うんぬんは、みどりの実話だろうからなあ。
 戸籍名みどりで、通称がユリエと言い張られたら
 調べようがないかなあ。

・「メチャクチャにされたくせに
  元通りになるのが早いじゃないの」
 視聴者の気持ちを代弁するユリエ。

・「この次はこんなもんじゃない。
  今度こそは、地獄の苦しみを舐めることになるわよ」
 捨てぜりふが宣戦布告。

・「ここで引き下がらない。
  顕彦さんの妻であると認めさせるために
  もう一度対決する」
 美禰子、珍しくヤル気。
 いつまで続くのか。


次回予告。
美禰子、「ミモザ館へ」
アケミの指に件のルビーの指輪を発見。
アケミと一緒に階段落ち。
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「偽りの花園」第41話(問題のホクロ)

2006年05月29日 | 偽りの花園
・戦時中を表す街頭の張り紙。
 「非常時禁酒ス
  一日ノ酒代四百万円
  国民徴用良心總動」
 「少年戦車兵募集」

・「一度破った写真をつなぎ合わせてみる」=なにかを思い出した。
 ってのは、ちょっと短絡過ぎないか、お丹さん。
 短絡なのがお丹だけどさ。

・「顕彦さん」
 お丹、坊っちゃんを婿扱い。
 御前の息子だよ。(少なくとも戸籍上は)

・「あんたがそんなことじゃダメじゃないの」
 お丹、さらに、坊っちゃんを叱る。
 立場強すぎ。

・「ユリエが美琶子なら、妹と結婚したことになるから
  認めたくないのはわかるけど、
  現実は現実」
 認めたがっているのはお丹(のみ)。

・「その現実が曖昧なんです」
 この台詞だけだと哲学的だわ。

・「そんなことないわよ!
  私なんか直感でビンビンわかるわよ!」
 ビンビンですか、そうですか。
 でも、根拠はないわよね。

・「それは、あくまでも直感で」
直感でなにが
悪いのよ!

 お丹、反論する坊っちゃんを一喝。
 無理が通れば通り引っ込む。

・網元夫妻上京。
 美禰子、坊っちゃんを網元夫婦に引き合わせる。
 「女将さんより、美琶子さんのことをわかってらっしゃる」
 「そうなのよ」
 なぜ笑顔か、お丹。

・「美琶ちゃんなら、夢みたいな話だねえ」
 「ユリエだなんて、とんでもない」
 浮かれる網元夫妻の会話に
 微妙な顔の坊っちゃん。

・ご一行、「ミモザ館」へ。
 途中にあった「女 女」はどんな店なんだろう。

・「亀遊館」の番頭さん(?)
 場にそぐわないご一行を見て、ちょっとビックリ。

・「女郎屋ってところが美琶子らしいじゃないかよ」
 網元オヤジ、容赦なし。

・ユリエ、戦時下だというのに
 ぶ厚いステーキを食べている。ミディアム・レアがお好み?

・「あんたたち・・・」
 感動の再会か?

・「まーた美琶子芝居をしかけやがって」
 そんなことはなかったか。
 しかし、これって、「ガス燈」だよなあ。
 見てる方は美琶子だから、早く観念しやがれ、って思うけど
 本人からすると堪らないだろうなあ。
 あんたの思い込みの方がおかしい、って
 よってたかって言われるんだもんなあ。

・「18(歳)になるまで、大事に大事に育ててきたんだぞ」
 その「大事」とは、
 「病気をさせちゃいけない、
  怪我をさせちゃいけない、って
  どんなに気遣ったか」
 であって、性格面は頓着せず。
 まあ、あの母だもんなあ。
 どうしようもないよなあ。。。
 育ての母の言葉に頷く美禰子。
 自分とは違う方法で育てられた実感があるんだろうなあ。

・「貴婦人になるのが夢だったじゃない」
 「淫売屋の女将だよ。
  いざとなれば、女は、貴婦人にも娼婦にもなれるのよ」

・「左の脇の下に、大きなホクロがあるだろう」
 「ホクロ?」
 お丹、知らず。
 「それが生みの母と育ての母の違いだよ!」
 網元夫人、胸を張る。
 えらそうに。

・「あんたは夫婦だったのにわからないの!」
 「そんなところまでは・・・」
 お丹の責めに、坊っちゃんタジタジ。
 あんまり見ないよなあ。
 寛次郎ならチェックしてそうだけどさ。

・ユリエ、最近記憶が蘇ってきたとな。
   自分は関西・堺の生まれ。
   「やましゅう(山舟かな??)」という廻船問屋の一人娘。
   乳母日傘で、花よ蝶よと育てられたが
   女学校に上がったころ、母が死亡。
   父の後妻と折り合いが悪く、
   女学校卒業と同時に結婚させられそうになったので
   家を飛び出した。その後は大阪・神戸と放浪、最後は満州へ。
 「そんな話、初めて聞いたよ」
 誰もが初耳だよ。

・「そういうわけなんよ」
 いきなり関西弁。
 網元オヤジ、呆然。
 坊っちゃん、嬉しいような、そうでないような。

・「今浜」に戻り、作戦会議。
   「作り話じゃないか」
   「関西弁をしっかり喋っていた」
   「そこがおかしい」
   「あんな話、作ろうと思えば
    美琶ちゃんならお手のものだわ

    → 美禰子のこういうところがキライだわ。
   「関西弁がペラペラ。
    関東生まれにはなかなかできないよ」
   「記憶が戻って、生まれた場所の方言まで思い出した?」
  結論は
  わかんねーな
  どういうことなのか

・「ミモザ館」では、ユリエが新しいドレスを坊っちゃんに披露。
 「どう、このドレス」
 「絹かい?綺麗だよ」
 夫婦の会話だなあ。

・美禰子は、記憶が戻ってきて自信がついた。
 「今までは中心がグラグラしていて
  なにをやっても現実感が無くって
  雲の上を歩いているようだった」
 これからは心を入れ替えて暮らす、と。
 「あなたの過ちも優しく受け止めてやっていけると思うの」
 ユリエ、作戦変更らしい。
 坊っちゃんは見抜いているかな??無理か???
 見抜けなくても気持ちは変わらなそうだけどな。

・「ミモザ館」
 娼婦達がジャズで踊っている。
 学生さんの客はアケミが担当に。
 ユリエ、娼婦の一人と踊る。
 ジャズというより、フォークダンス系。
 ユリエはこの娼婦に大阪弁を習ったらしい。
 と、いうことは・・・・。
 あの生い立ちも「他人の人生」。

・憲兵の手入れ。
 ユリエが煙に巻く。
 「これはドイツの音楽ですわ」ぐらい言って欲しかった気も。

・「音量を大きくして!」
 銀さん、ガッツポーズ。
 皆で踊るが、どこまでもフォークダンス系。

・「どうしたんだ。
  みんな調子に乗っているじゃないか」
 坊っちゃん、笑顔。脳天気だわ。
 経営者としては、憲兵が来たときにこそ出てきて欲しかったわよ。

あんな憲兵なんか
 屁のカッパよー
 ユリエ、逞しいなあ、好きだなあ。

・「ミモザ館」夫婦の寝室。
 気合いを入れてパジャマに着替える坊っちゃん。
 「新しい愛の歴史を・・・」
 ユリエに覆い被さる。

・坊っちゃん、ユリエの左脇下をしつこく攻める。
 それじゃバレるよーーーー。
 ・・・・しっかりバレた。作戦失敗。
 終わってから確かめるとか、もっと自然にできなかったのかねえ。

この裏切り者
 あんたなんか、もう
 どうでもいいわっ
 ついにユリエの堪忍袋の緒が切れる。

・「見せてくれたっていいじゃないか」
 坊っちゃんの言い訳、下手すぎる。

・「よくも騙してくれたわね」
 手元のグラスを投げつける。
 写真立てにジャストミート。
 ナイス・コントロールッ!

・坊っちゃんはビビるだけ。
 「騙すつもりは・・・・」
 あったよねえ。

・「あんたみたいな卑怯な男、
  もう、いいわよ!!
  もう愛してくれなくていいのよ!
 愛なんか要らない
  あんたは美禰子と、双子の卵のようにベッタリくっついていればいいんだ!
  もう知らない!
  勝手にしろ!!!!!!」
  絶縁宣言。

・「俺は本当のことを知りたいだけだよ」
 坊っちゃんの場合、妹だとわからない方が幸せなのか。
 妹だからと言って、穏便に別れる方がいいのか。
 わからんなあ。
 どっちにしろ、辛いコースだな。

・「あんた達なんかに教えない。
  自分だけが知っているんだ」
 それが復讐だというユリエ。
 確かに生煮え状態が永遠に続くのはイヤだよねえ。

・「この恨み、必ずはらしてやる
  どんな手を使ってでも、必ずはらしてやる

 ユリエ、宣戦布告。

・坊っちゃん、「今浜」で反省会。
 「よく見えなかった。
  あんなことまでしたんだけどな」
 焦りすぎたのが敗因だと思います。

・「ホクロがないなら、見せればいい。
  そうしないのが怪しい。
  (机をバンッと叩き、合いの手を入れる
  絶対怪しい!!!!」
 お丹、テンション高。

・隼一、ようやくユリエとベッドに。
 「キレイだなあ。
  女神だ。
  あんたにひれ伏して拝みたいぐらいだ」
 こう言うからには、前回は未遂だったのか。
 金だけ取られちゃったのかなあ。
 いわゆる「裏を返す」状態か。

・「もう誰も信じられないの。
  信じられるのはあんただけ」
 「あんたのためなら死ねる」
 その会話中、見えました!!
 左脇下にホクロ
 やっぱり、やっぱり、ユリエは・・・。

・「大丈夫だ
  僕が守る
 絶対無理ーっ!
 の、TVに向かっての叫び声が
 日本中で湧き起こっていたのに違いない。

・「これまでにも大夫ひどいことをされたけれど
  今度は命を狙われるのでしょうか」
 美琶子の行いの数々を、ねちっこく覚えていそうだな、美禰子は。


次回予告
創作料理第二弾。
ミラノ風カツレツ「ミモザ館」バージョン
「今浜」にヤクザが乗り込む。
特高のオヤジはどうした。
だからあのときユリエを逮捕していれば!
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「偽りの花園」第40話(記憶のパズル)

2006年05月26日 | 偽りの花園
・坊ちゃん、「今浜」から借りてきた写真をユリエに見せる。
 「ちょっと似てるからって、アカの他人よ!!!」
 ちょっとどこじゃなく、すごくそっくりよ!!
 ユリエ、写真を破る。

・坊ちゃん達、「今浜」で作戦会議。
 写真を見てもなんの反応もなかったから
 ユリエは美琶子じゃないかも。
 坊ちゃんの希望的観測。
 写真一枚で記憶が戻れば苦労はせんわい。

・「まあ、その方がねえ、近親相姦にならなくてすむからねえ」
 クドいくらい繰り返すお丹。

・「ユリエが似ているってだけで、
  美琶子さんって証拠はないんですから」
 そういうふうに考えたい坊ちゃんなのだ。

・美禰子、ルビーの指輪のことを思い出す。
 回想シーン。
 羽生さん、お久しぶり!!!
 病院での指輪って、ルビーというよりサンゴだよね。

・「楕円形の4カラットほどのルビー」
 数字で聞くと、かなりの価値がありそうに思えるわ。

・「ルビーならいくらでもあるし・・・」
 信じたくない坊ちゃんなのだ。

・「ミモザ館」夫婦の部屋。
 いまはユリエだけの部屋か?
 いつの間にや真っ赤なシーツ。
 ユリエの趣味でしょうか。

・ユリエの宝石箱の中身をベッドにぶちまける坊ちゃん。
 冷静に行こうぜ!
 弾みでルビーがベッド下に落っこちちゃうかもよ!

・「またなにか魂胆があるのね」
 それ以外、考えられないよね。

・「泥棒ネコみたいなことをして、
  冗談じゃないわよ」
 坊ちゃんはマンゴジェリーなの。

・坊ちゃん、調査結果を「今浜」で美禰子に報告。
 この店には、表も裏もないんだねえ。
 いつもながら。

・ユリエ、乗り込み、坊ちゃんにビールをかける。

・「3人で話し合おう」
 ユリエを奥へ連れ込む坊ちゃん。
 お丹を交え、4者会談へ変更。
 人数を頼むつもりか。

・ユリエに絵を見せる。
 「しまむらむしゅう」
 いや~、すっかり画家の名前を忘れていたよ。

・ユリエ、美琶子の写真を見て「ドブネズミみたいな田舎女学生」
 お丹に「くそババア」

・そんなことを言いつつ、しっかり炬燵に入っている。

・「正直に」
 っても、覚えていないんだから仕方がないじゃん!!!
 嘘をついているわけじゃないんだよーーーーー!

・「冗談じゃないわよ!」
 後頭部を殴られたのに、側頭部を押さえる美禰子。

・「あんたたちは、そんな悪い女に、あたしをしたいの!
  そんな破廉恥な女に仕立て上げたいの!!!」
 自分は知らないのに、よってたかってこんなことを言われちゃ
 誰だって腹が立つよねえ。

そんなことは
 どうでもよくって
 どーでもいいのね。
 坊ちゃんの本音。

・「僕の妹だという疑いがあるんだ。
  僕たちは結婚しちゃいけなかったのかもしれないんだ」
 「あたしを犬・猫と同じだって!
  よくも、いけしゃあしゃあと、そんなご託を並べ立てたもんだ!」
 別れ話のためのでっちあげにしか思えないよね、
 こんな話。普通なら。

・ユリエ、懐から包丁を取り出す。
 ナマで持っていたんでしょうか。危険。

・「今日こそは片を付けてやる!
  この、さかりのついたメス猫が!!!」
 美禰子に包丁を投げつける。
 ナイスコントロール。
 BGMが止まるのが効果的。

・「この次は生かしておかないからね
 今はいいんですか?
 今、トドメを刺さなくていんですか?
 そんな甘いことでいいんですか???

・「ユリエさんと入籍をしてないことをいいことに
  美禰子と結婚して、自分が家督を継ぎたいんだわ。
  寛次郎を差し置いて、自分が伯爵になりたいのよ」
 現在、家督はどうなっているんでしょう。
 OPが「糸川美禰子」になっているけど、
 もしかして美禰子(戸籍上は美琶子)が
 前と変わらず家督継承者なんでしょうか。
 それとも、家督継承者の戸籍上の息子の進一が当主なんでしょうか。
 で、廃嫡願いを撤回して、御前の長男を継がせるって可能なんでしょうか。
 謎。

・「負けちゃダメよ!
  邪魔する者には敢然と立ち向かうのよ!!!」
 ユリエにハッパをかけるお姉様。
 頼もしい味方ですね。
 「あなたも命をかけないと、この戦いに負けてしまうわ」
 共倒れを願っているのかもしれないけれど。

・「負けませんよ、私は。
  こう見えても満州では鉄火場を渡り歩いてきたんです」
 じゅうぶん見えていますよ。

あの気性の荒さは
 美琶子そのもの
 
・美禰子も同意
  ・喋る呼吸だとか
  ・怒るときの目つきだとか
 そんなところが、つくづくそっくりだと。

・「ユリエさんが思い出してくれれば
  すべて決着がつくんだけど」
 つかねーーーーよ。
 新たな問題の始まりよ。
 お丹的には決着だけど。

・「でも、それも恐ろしい。
  それを思うとぞっとする」
 坊ちゃんのドキドキは続くのです。

・問題のルビーはアケミの指に。
 満州でユリエがあげたそうです。
 「マダムって気前が良くって感激したの!」
 ルビーでアケミを釣ったのね。

・そこで、ユリエの頭痛が!!!
 星雲館の思い出が!
 羽生さんがたくさん出てきます!!

・「あなたと死ぬときは、この指輪をつけて死にたいと思ったの」
 伏線だったとは・・・。
 計算が行き届いているなあ。

・ユリエが破いた写真は、丁寧に集められ、封筒に入っていました。
 「整理整頓」の札は、ダテじゃないのね。

・ユリエ、写真をつなぎ合わせる。
 これが記憶のパズルなのか。


次回予告
網元夫婦上京。
「いちゃもんつけんといてや」
ユリエ、いきなり大阪弁。
新キャラはユリエのために鉄砲玉志願。
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「偽りの花園」第39話(喪失した過去)

2006年05月25日 | 偽りの花園
・ユリエ、「今浜」へ。
 オヤジと対面。
 オヤジ「あれぇ~~、お前、今までどこに行っていたんだ」
 家出娘に対するような物言い。
 冷静っちゃ、冷静だけど。

・「あたしはユリエです。
  顕彦の妻です」
 「えぇ~、なんだって~~~」
 あまり緊迫感のないオヤジ。
 もっと驚けや。

・「事と次第によってはあたしにも覚悟があります。
  今日はきちっと片を付けさせていだだいきます」
 どんな覚悟でしょうか。

・ユリエ、30歳

・「バカ言ってるんじゃないわよ!!」
 確かに、亭主の愛人宅に乗り込んで
 他人と勘違いされまくりだったら、
 それで話を誤魔化そうとしているとしか思えないよねえ。

・でもさ、こっちが本妻で、あんたは現地妻って言えばいいんじゃない?
 戸籍は入っていないんでしょう。
 言ったらドラマが終わるけどさあ。

・「誓約書にサインしろ」
 横文字だわーーーー。

・「あの人と別れるんなら死ぬしかない。
  どうせ死ぬなら、あんたも殺して」
 気持ちはわかるなあ。
 死なばもろとも。

・「子供がいるじゃないか。
  それ以上、欲張らなくてもいいじゃないか。
  あたしには誰もいないんだ!」
 欲張りたい・・・

・ユリエが刃物を振り乱し、現場は大混乱。
 そこに、オヤジの部下(?)
 ジャーーーンプッ!
 見事にユリエを取り押さえました!!
 すごい!すばらしい!!
 感動したよ!!!!!!
 
・で、これって恐喝の現行犯でいいんじゃないか?

・「よくも俺に毒饅頭を食わせやがったな」
 おまけに殺人未遂だし。

・「今度、こんな真似をしやがったら、
  ブタ箱にブチこむぞ!」
 今じゃ、ダメですか・・・・・。

・「覚えてらっしゃい!!
  このお返しは必ずするわよ!!!」
 見事な捨てぜりふです。

・あの啖呵の切り方は美琶子だと、オヤジ確信。

そのものズバリ
 近親相姦
 ズバリ、言い過ぎ。

・「あたしが本当のことを言わなかったために
  あの時はあんなに苦しんで、
  今度は、また同じようなことが・・・」
 よくよく
 呪われているとしか
 言いようがない
 呪い・・・・・
 人為的な部分もあるよね・・・・・・・
 最初から偽物を送らなければ・・・・・・・

・「世の中には似たような人が3人はいるっていうもの」
 3人も美琶子がいたら怖すぎるわあああああああ。

・「あの顔で、こんなもんを振り回して
  啖呵を切るような真似は美琶子にしかできない

 誰に似たんだろうねえ。

・美禰子、坊っちゃんに呼び出しをかける。
 坊っちゃん「今夜はヒマだから」と了承。
 客が来てんじゃん!

・寛次郎in「ミモザ館」。
 すっかり常連なのね。

・「そんなことをすればするほど、
  墓穴を掘ることになるんだ。
  覚えておけよ!!!」
 あなたが、しっかり話をしないからだよ~~。

顕彦が美禰子に
 会いに行くって
 顔に書いてあるよ
 美琶子の戸籍を使って美禰子は結婚したんだろうから
 戸籍上は夫婦だったんだよね、この二人。

・坊っちゃん、「今浜」へ。
 美禰子、「絵」を見せる。
 こんな重要なアイテムになるとはねえ。

・「誰かに似てない?」
 「ユリエだ。
  ユリエの若い頃みたいだ」
 今とおなじやん。

・「18(歳)の時、海で遭難して」
 糸川家では『遭難』ってことにしちゃったのかなあ。。。
 身の上話したじゃん、と思うけど
 もう10年以上のことだから、お互い覚えていないよね。

・ユリエは記憶喪失らしい。
 「本人にもわからない。
  記憶を失っているとしか」
 辛いことが、海で遭難なのか、その後なのか。

・新キャラ、ユリエを買いに来る。
 100円貯めてきたが、300円と断られる。

・「今浜」では、ついに真実が!
 「実は美琶子はあなたの妹!!!」

・ユリエの気まぐれで、店に呼び返された、新キャラ、
 兵役検査は醤油を飲んで逃れたそうだ。

ユリエが美琶子さんなのか
 僕はーーー 
 僕はーーーーー
 「そういうことになるんです」

・妹と結婚・・・・・・・
 「美禰子の時は、偽物だった。
  それを知らずに、僕は死ぬほど苦しんだ。
  でも今度は、それが本当だとすると、
 なんて僕は
 呪われているんだ
 「なんて」の「な」と「ん」の間に
 かすかに入る「ぁ」に、苦悩が感じられます。
 あまりの衝撃に動揺を隠せない坊っちゃん。
 震える子羊さん
 と、メモした私。
 壊れたのは坊っちゃんじゃなく、私だった・・・・・・。

・新キャラ、ユリエをベッドに。
 「綺麗だ。
  触れるのが怖いくらいだ」
 「好きにしていいのよ」
 「見てるだけで、もうダメだーーー」
 どこが?と、言ってみる。

・ユリエ、黒い下着をつけたまま。
 ちぇっ。

・「メチャクチャにして。
  鋼のような身体で壊して」
 なんか、聞いたことがある台詞だぞ!!
 と、思ったら
 フラッシュ・バック
 うわっっ!川口さんだよ!羽生さんだよ!!!
 公式HPに白黒ながらも写真が残っているのはこのためか!!合点!!
 海軍の制帽で頭痛をおこすユリエ。
 思い出したくないくらいイヤなことなのか!

・坊っちゃん、「ミモザ館」へ帰宅。
 結局あの新キャラとはどうなったのかユリエ。
 100円巻き上げて終わりなのか?

・「お茶でも入れてくれないか」
 よく言えるなーーーーー。

・坊っちゃんの後ろの棚に「整理整頓」の札が!!!

・ユリエ、出がらしの茶を坊っちゃんに。
 報復なのか。
 謙遜で普通のお茶なのか。

・美琶子、写真を見るが・・・


次回予告
「死にやがれ、
 この腐れアマ!!!」
ユリエの啖呵。
「昼日中からイヤらしい」
坊っちゃんにビールをかける。
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「偽りの花園」第38話(蛭のような妻)

2006年05月23日 | 偽りの花園
・「ミモザ館」の向かいは「亀遊館」。
 亀に乗って遊びに行く竜宮城のような世界よ~~、の意味なのか
 下ネタ由来なのか。

・坊っちゃん、書き損じた紙を机上の皿に。
 ゴミはゴミ箱へ。

・坊っちゃんの煙草に、ユリエが火を付ける。
 阿吽の呼吸。自然な動作。
 5年の歳月が現れています。

・ユリエ、「今浜」&美禰子の話題を坊っちゃんに振る。
 「料亭といっても入ってすぐ椅子があって気安く飲める」
 坊っちゃん、苦しく知らない振り。

・ユリエ、マッチの火を皿の中に。
 皿の中にあったのは
 さつま芋
 坊っちゃんのおやつ?
 先ほどの書き損じに火がつけば、
 芋も温かくホカホカになろう。
 妻の愛情だろうか。

・「どうでもいいじゃないか!!」
 「ぜんぜんよくないわよ!!」
 化かし合い。

・ユリエ、火のついたマッチを皿に追加。
 ふかし芋を焼き芋にするつもりか?

・「あなたがちゃんとしてくれなくっちゃ
  こんなお店、やっていけなくなれるんですからね。

 頼みましたよ
  どっちが経営者なんだか。

・「今浜」に早瀬川家の坊っちゃんからの使いという女が来る。
 饅頭を渡すその女は、、、、、、アケミだ!!
 マダムの指示か。
 寛次郎・・・・ではないよね。

・「あんこがたっぷり入っているぞ」
 オヤジ、甘党か。
 「お父さん、全部食べないで下さいね」
 6個入りだよ?食わんだろう???
 と、思っていたら、二口で饅頭を平らげたよ。
 確かに注意しておかなきゃ、6個なんてあっという間ね。
 2個めも、一口で半分食っていた。

・なんか苦いな。。。
あらーーー
あーーー
ああーーーー
あれーーーー
まんじゅうーーー

 なんでだか、林家木久蔵を思い出す。
 正確には、木久蔵の「師匠の真似」か???

・「ミモザ館」に電話する美禰子。
 声だけでは美琶子だとは気が付かないか。

・饅頭に入っていたのは「ねこいらず」
 丈夫だから死ぬことはないと、医者の太鼓判を押されたオヤジ。

まさか女房が
 まず、言葉から直していこうよ。
 籍は入れていないんでしょ。
 それとも、これが心の底の本音なのか。 

・「美禰子は殺されても当然のような
  悪いことをしているんじゃないの

 ユリエからみれば、美禰子の方が愛人だもんなあ。

黙れーーー
 ようやく殴る。
 今度は逃げなかったわね。

・「毒饅頭ぐらいで大騒ぎするんじゃないわよ」
 で、でも、毒だよ~~~。

・「あたしなら、グサッと一思いに
  刺し殺してやるわよ!!!」
 あ~、羽生さんがさ~~、
 グサッと一思いに刃物で刺して心中していればねえ、、、
 こんなことにはならなかったんだよねえ。
 呆然としている場合じゃないぞ、師匠。←番組違い

・「ミモザ館」を出て行く坊っちゃん。
 後をつけるユリエ。
 いつの間に着替えたの?

・密会のホテルは35号室。
 坊っちゃんは3階が好きなのか?

・ドアを開けたらすぐベッドの中。
 オヤジが死にかけたのに。
 ってか、窓が開いていますか?

・「愛しているのは美禰子だけだよ
  いつだって籍を入れて夫婦になれるんだよ

 なら実行しろよ!

・ユリエのノックにビビる二人。
 お約束通り、ズボンにうまく脚を通せず転ぶ坊っちゃん(ステテコ姿)。

・ドアが開いたまま、坊っちゃんユリエに熱烈キッス
 二股突入か、と思ったら、美禰子を逃がすための作戦でした。

・掃除のおばさん、不思議そうな顔。
 ま、客のプライバシーには立ち入れないよね。

・「今日こそは、ぐうの音も出ないように
  尻尾を掴んで片を付けるつもりだったのに

 古語、てんこ盛り。

・一瞬期待したユリエを突き放す坊っちゃん。
 「こんなことをするからだよ」
 自分のことは棚上げ。

・「満州にいたときは
  あんなに愛してくれたのに
  あんなに熱烈に抱いてくれたのに

 坊っちゃん、ユリエに縋りついていたんだろうな~~~

・「お前を捨てるんじゃない。
  ただ、前のように愛せなくなっただけだ」
 それを『捨てる』っていうんじゃないか?
 「ユリエだってまだ若いんだから
  新しい愛を育てることもできる。
  希望はいくらでもあるじゃないか」
 あるわけない

 ・ユリエ、「悪いところは直す」
   ・お酒をやめてもいい
   ・化粧が派手すぎるなら地味にする
  化粧が派手すぎるという自覚はあるのね。

・「冷静に考えよう。
  ユリエに悪いようにはしないから。
  できることならなんでもするから。
  わかってくれ」
 無理だよ!!!
 別れ話と自覚して、もっとキッチリ話さなきゃ。
 こんな、ノリだけで言われてもねえ。
 でも、ヘタレなのが坊っちゃんだから。
 これで筋道シッカリと話せたら坊っちゃんじゃないから。

・「蛭のようにへばりついて
  死ぬまであなたの血を吸って生きていくわ。
  死ぬまで離れない。
  骸骨になっても、あなたに絡みついて生きていくから
  そのつもりでいるのね

  頸から血を吸うのは蛭ではなく吸血鬼。
  骸骨になったら死んでいるんじゃ。
  そんなツッコミを入れる間もなく走り去るユリエ。
  このまま坊っちゃんと・・・を期待していたのにぃ。

・「はーーーー、こわかった」って表情の坊っちゃん。
 これで終わりじゃないわよ~~。

・「今浜」。夜中に変な音。
 確かめには行かなかったのね。

・「今浜」の壁に、五寸釘で打ち付けられた服。
 
・「あんたの奥さんはどうかしているよ。
  どういう女なんだろう」
 「並大抵の女じゃない」
 あなた達の知っている娘だよ。
 そもそもオヤジが美琶子に冷たくしなければ・・・。
 運命ってわからないよね。

・お姉さま、ユリエをバックアップ。
 「その憎しみも、愛の表現ね
 ♪ 愛~ 愛~ あぁいいいいいぃぃ~~

・「死ぬつもりなら、なんだってできるわよねえ」
 なにをさせるのかなあ。

・今浜の元・布団部屋で寝る親子三人。
 裏返された絵。
 伏線だったのかーーーー。
 計算されているよね。


次回予告
美禰子とユリエ、ご対面。
「私の娘なんです。
 あなたの妹なんです」
驚く坊っちゃん。
壊れないかしら~~。
ユリエは新キャラと寝る。

ああ、会社サボって、
リアルタイムで見たいよ。
実況板に参加したいよ。
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