きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「オーシャンズ11(2回目)」宝塚花組

2013年04月23日 | 宝塚(花組)
2回目だけど、ノリが良いこともあり
まったく飽きない。

ちえちゃんのダニーは爽やかすぎて
その人の良い笑顔で迷い無く人を騙すのか、
と思うと、逆にそれが大きな闇のように思えて
なんだか違和感というか
複雑な怖さのようなものがあったのですが
今回の蘭とむは明らかに「堅気」じゃないんで
私としてはとてもスッキリ。
犯罪者じゃないけどギリギリなベネディクトの上前を
ケチな犯罪者がちょっぴり掠め取る、という構図はわかりやすい。

また蘭とむが粘っこいからさー。
テスへの執着もわかるし、
犯罪から足を洗えないダークな部分も
すごくピッタリだわさ。
ベテランの風味で、
リーダーシップを偉そうに発揮するのも似合う。
そんな男の唯一の純情がテスへの愛なんだなあ。

蘭はなちゃんは、今までの幼児性への宛て描きより
他者へ宛てた大人っぽい役の方が似合うという不思議というか皮肉というか。
ちょうど彼女が大人っぽくなる時期とリンクしたのかもしれないけど。
えみくらがロリコン系だったから彼女にも、
という劇団の思惑はハズレだったんだな。
意外と体格も良いし、この方向で進んで欲しい。
裏声に近いソプラノの方が上手く聞こえるのも大発見。

みっちゃんはノリノリ。
ラップも上手く決まるし、
もう、さすが!の一言。
脂が乗ってるなあ。
ニセ医者のアドリブもすごかった。
「ジョンソン&ジョンソンの弟の方のジョンソンです」
とか、もうたまらん。
ダンスのキレもイイ。とにかくイイ!

だいもんは、前に見たときよりアクが強くなっていた。
このまま別格に振り切るぐらいになって欲しい。
歌声がクリアすぎるのも悪役になりきれないのかな。
最後の銀橋は、あんな男でも
テスへの愛は本物だったのかもなあ、と思わせる。

みーちゃんは、やっぱりスタイルが良くってー。
みつるの対で踊らないでー。

一花ちゃんは、上手い。
落としどころ、笑いどころを
ピシッと無理なく決めてくる。
ねねvsれみは、いろんな面でキツイときがあったけど
蘭はなvs一花は単純な笑いになって気が楽だね。
檀ちゃんの服づくしなんだよねー。

NPO夫妻拘束時にテス乱入の時の誤魔化しは
アドリブなんだね。
さあやちゃん、上手いわー。
ふみかちゃんの弁護士も上手い。

本日は2階7列。
あきらやみなみが近くに来たよー!
みんな小顔だよー!
あんな小顔だから濃い化粧でも五月蠅くないんだなー。

ソールの演技教室にて判明。
本日はSexy Zoneのマリウスくんが来てたみたい。


とにかく楽しい!
あと2回行くよ!!
コメント
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