ローストチキン ～マンガのお肉～

2008/3/28

　先日、冷凍庫を開けると、クリスマス頃に買っておいた骨付きの鶏もも肉があることに気づきました。冷凍してあるとはいえ、いいかげん食べないとまずくなってしまいます。
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　お肉を解凍して、きれいに洗い水気を拭き取ったら、美味しいお塩を皮にも身にもしっかりすり込みます。２時間後、鶏肉から出た水分をきれいに拭き取ったら、骨に沿って少し包丁で切り込みを入れて（こうすると味が早くなじむし、骨付きでも食べやすくなります）ジップロックの袋に入れた調味料（ハチミツ・ニンニク・たまねぎ・醤油・オイスターソース・お酒・溶かしバター）に、お肉をドボンと入れてモミモミ。また１時間くらい放置します。あとは、しっかり予熱したオーブンで裏表３０分くらいずつ焼けば出来上がりです。
　出来上がったチキンを見て、彼が発した言葉は、
「マンガの肉っっ！！」
なんじゃそりゃ・・・。
どうやら、子供の頃に、マンガとかアニメで見て、ローストチキンに憧れていた様子。
まぁ、当然、彼の実家でこういう料理はでてこないでしょうし。（っていうか子供が食べたいって言ってるんだから作れないにしても、デパ地下で買ってきて食べさせてやれよ母親・・・）
こういった持ち手部分にアルミ箔がついているところを持って、ガブッてやって食べるのが夢だったとのこと。
付け合わせと一緒にお皿に盛りつけて出してナイフもフォークでお肉を削いで食べれば手も汚れないし食べやすいかなと思ってたのに、写真のようにどうでもよく、肉だけ盛られた（っていうかこれは乗せられたに近い）お肉を、おもむろにガブッ！とやっておりました。
あーあー、口のまわりは肉汁とソースでテカテカだよ。
あんたもう、３３歳でしょうが～。
まぁ、美味しく食べてくれればそれで良いけどね。
ローストチキンをこんなに絶賛して食べてくれるだなんて、楽でいいわ～。
また作ってあげるからね（笑）