今の時期ではないかもしれませんが 炉の時期ならいいでしょう
今年は 秋のお茶会もなかったし
お稽古に 少し余裕ができて
お茶事3回 お道具を片付けていて 半田が目に入りましたので
後炭所望のお稽古をすることにいたしました
半田の中に 乾いた灰をたっぷり入れて 巴を書きます
長火箸とそこ取りを 組んで
炭斗は 後炭の用意
灰器に 匙香
水次は 茶巾をしっかり湿らせて
炭所望も 風炉は初炭しかありませんので
お稽古するなら 炉の時期の後炭がいいでしょうね
普通のお炭なら 20分ほどですが
意外に 出入りが多く 時間がかかるものです
初めに 炭斗で お炭直させていただきますのご挨拶
お釜を上げて 初掃きをすると
羽を炭斗に載せて 炭斗を最初お釜を上げた位置に移動
半田を持ち出し 炭を上げます
胴炭を最初にあげ 順番に大きな炭から上げます
細かい炭は 火箸で集めて そこ取りで 2回に分けてあげます
時計の針周りで 底取りを回し すくい取ります
中がきれいになれば 胴炭から 順番に戻します
灰器を持ち出し 定位置に置くと
炭斗を元の場所に移し 羽を下ろします
炭斗を 少しついて 灰器を取り 灰を撒きます
灰器を戻し 中掃きをし 炭斗を元の位置に戻し 羽をのせておきます
灰器を 釜のほうまで下げて 茶道口に座り
お申し合わせの上 お炭を ・・・ とご挨拶
客は 炉正面に座ると 羽を下ろし 炭をつぎ
後掃きをして 羽をすみとりにのせておきます
客が戻ると 亭主は 炉正面に座ります
どうぞお直しを のあいさつを受け
結構に入れていただきありがとうございました と 礼をのべ
灰器を 元の位置の戻し
釜をはじめの場所まで移動させ 水をついでおく
最後 釜をかけ 手で蓋を切り 炭斗を持ち帰ります
炭手前をたくさんしたので 炉中の灰がすごいことに
来週は 少し灰を上げて お掃除してからお稽古ですね
湿し灰もたくさん使ったけれど 来年の4月までは 多分あるでしょう
やはり 作っておくものですね