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ぶつぶつと 私の備忘録

義母を97才で送りました 葬儀の顛末 その1

2021-05-28 11:36:46 | つぶやき
 
 

我が家は 歴代ご長寿で 祖父97 祖母100  母97

自分の親は 60代 で 行きましたけれど

嫁にきて 4人送りました

 

人は必ず あちらの世界に行きます

遅かれ早かれ

97にもなれば 孫の祭りといわれますけれど

めったに合わない いとこ同士が 顔を合わせたり

唯 今回は コロナで ほとんど来客無し

子供たちにも 帰るなと言いました

今の時期 大阪や広島ナンバーの車が来ると

何を言われるやら

こんなとき 田舎の狭い社会は大変です

 

葬儀の様子も その都度違いますし

自分が年を取ると 物事もよく見えてくるし

送られる人が 天寿全うなら 気持ちも楽です

 

今回は お茶事の最中 懐石が終わり 初炭が始まるころに 連絡があって

とりあえず 懐石が終わっていたので あとは生徒さんに任せて

出ました

 

老衰でしたので 病院ではなく施設

せっかくは入れた 特養

新築の とてもきれいな施設で 皆さんに良くしていただいて

これで 手が離れたと思っておりましたのに

入所して3か月 あっけなく 行ってしまいました

 

病気ではないので とても穏やかな顔でした

 

まず 亡くなると 家に連れて帰らないといけません

最近は そのまま 葬儀会場に行かれる方もありますけれど

やはり 自分の家から 送り出してあげたいなあ と ・・・

 

はじめ驚きましたけれど

主人は 必ず自分が連れて帰るんです 自分の車で

施設の方が こちらの車で送りましょうか と 言ってくださいましたけれど

やはり自分がと ・・・ 祖父母も 両親も

ガイドで山の中にいたので 主人が来るまで 4時間 待ちました

お客様を ちゃんと下ろさないと 帰れませんから

 

帰れば 葬儀社の方と相談

以前はプラスの交渉でしたけれど 今はマイナス 引き算の交渉になります

普通張ってある 白黒の幕 あの幕は張らなくていいです と

向こうの方が ? あの幕は 儀式的に必要なものではなく

周りを隠すためのものという事でしたので

我が家は 隠すものがないので 幕はいりませんと

 

後から来られた葬儀社の方が 我が家の中を見て

綺麗ですね と

1階の続3部屋 お茶事に使っているので 何も置いていません

おまけに お茶事前日 生徒さんたちが掃除して

掃除機までかけて帰られましたので

私は 掃除せずでした

 

お茶をしていると こんな時に役立つ意外なものもあります

屏風 展観席用の6曲の屏風 墨蹟ですので なかなか良かったですね

 

家の中が明るくて 風通しもよく お葬式という感じがしませんでした

コロナで ほとんど来る人もなく

なんとなく のんびりでした


筧も青竹に作り直して

2021-05-24 21:40:27 | 茶室・露地
 

今年の1月に 初釜用に青竹にかえたのに

雨が多いか 雪が多いか 

 

 

竹がかなりいたんで

 

 

おまけに ナメクジが巣を作って こんな穴をあけていました

小さなナメクジが たくさん

 

熱湯かけて 乾かしました

 

 

 

サイズを合わせて 切った竹は

枝炭の中に入っていた もみ殻でみがきます

 

 

こんな感じで 青竹に代わりました

 

つくばいまわりの やたらうるさい枝は

 

 

つくばね

 

 

寄生ですので 移植ができません

庭中に撒いて いろんなところで芽が出ましたけれど

生き残ったのは 夏椿 西王母 など

つくばい周りに集中しています


山は次々と咲いています 南国ウラシマソウが双子みたいで可愛い

2021-05-21 22:11:40 | 菓子・スイーツ

 

今日の主役は これ

双子みたいに同じ大きさで ・・・

 

 

南国ウラシマソウ

 

 

小さな 小さな ウラシマソウです

少しずつ 増えてきました

昨年は 花が一つ 今年は二つ 小苗もできています

 

 

 

今年の九輪草は 大きいです

 

 

 

シライトソウももう咲き始めました

 

クガイソウも 色が付き始め

 

 

スズフリイカリソウが まだ咲いています

これは白 ピンクもありますし

交配種ですので 花の形も色々変化があります

梅花と常盤の自然交配種です

 

庭掃除の枝を捨てに上がって

久しぶりでしたので 花がいろいろ咲いていました


お茶杓の銘 最上川  梅雨ですね

2021-05-20 23:42:09 | 茶席の会話・季節の言葉

奥の細道の中で 松尾芭蕉が詠んだ句

 

五月雨を 集めてはやし 最上川

 

五月雨というのは 梅雨のこと 今でいえば6月の雨

旧暦では 5月

 

最上川は 国内最長 日本三大急流 で

梅雨の雨で 激流となった最上川を 芭蕉が下ったときの句  ?

 

 

チャレンジャですね そんな川を 船で下るなんて

と いうけれども そんな川に 船で出れるはずもなく 川止めでしょうね

 

初めの句は

五月雨を集めて涼し最上川 だったようですので

 

 

まあ 最上川は 梅雨時の銘

五月晴れも 五月がついていますけれど

梅雨時の つかの間の 晴のことです

 

お茶杓の銘を考えるのも また 楽しいことです

 

もう 梅雨入りしましたので

これからは 夏のご銘ですね


お軸は伊勢物語 東下り 駿河の国

2021-05-20 07:47:23 | 床・軸
 
 

昔男在りけり ・・・ で有名な伊勢物語

九段 東下りの 三河の国の次の

 

行き行きて 駿河の国に至りぬ

 

時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子斑に雪は降るらむ

 

 

 

絵だけですので 待合掛け

お稽古だから 本席にかけております

伊勢物語は 色々お話があり 面白いです

 

 

富士山を見上げる 男 在原業平

 

 

なほ 行き行きて 武蔵の国と下総の国の間 いと大きなる河あり

それを 隅田川という ここで 隅田川が出てきて 都鳥が登場

 

  名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

 

この歌も 有名

 

都鳥の香合もありますけれど

焼き物がほとんどなので この時期には使えません

 

都鳥って ゆりかもめのことなので 渡り鳥です

この時期 いたのかな ?

よくわかりません