我が家は 歴代ご長寿で 祖父97 祖母100 母97
自分の親は 60代 で 行きましたけれど
嫁にきて 4人送りました
人は必ず あちらの世界に行きます
遅かれ早かれ
97にもなれば 孫の祭りといわれますけれど
めったに合わない いとこ同士が 顔を合わせたり
唯 今回は コロナで ほとんど来客無し
子供たちにも 帰るなと言いました
今の時期 大阪や広島ナンバーの車が来ると
何を言われるやら
こんなとき 田舎の狭い社会は大変です
葬儀の様子も その都度違いますし
自分が年を取ると 物事もよく見えてくるし
送られる人が 天寿全うなら 気持ちも楽です
今回は お茶事の最中 懐石が終わり 初炭が始まるころに 連絡があって
とりあえず 懐石が終わっていたので あとは生徒さんに任せて
出ました
老衰でしたので 病院ではなく施設
せっかくは入れた 特養
新築の とてもきれいな施設で 皆さんに良くしていただいて
これで 手が離れたと思っておりましたのに
入所して3か月 あっけなく 行ってしまいました
病気ではないので とても穏やかな顔でした
まず 亡くなると 家に連れて帰らないといけません
最近は そのまま 葬儀会場に行かれる方もありますけれど
やはり 自分の家から 送り出してあげたいなあ と ・・・
はじめ驚きましたけれど
主人は 必ず自分が連れて帰るんです 自分の車で
施設の方が こちらの車で送りましょうか と 言ってくださいましたけれど
やはり自分がと ・・・ 祖父母も 両親も
ガイドで山の中にいたので 主人が来るまで 4時間 待ちました
お客様を ちゃんと下ろさないと 帰れませんから
帰れば 葬儀社の方と相談
以前はプラスの交渉でしたけれど 今はマイナス 引き算の交渉になります
普通張ってある 白黒の幕 あの幕は張らなくていいです と
向こうの方が ? あの幕は 儀式的に必要なものではなく
周りを隠すためのものという事でしたので
我が家は 隠すものがないので 幕はいりませんと
後から来られた葬儀社の方が 我が家の中を見て
綺麗ですね と
1階の続3部屋 お茶事に使っているので 何も置いていません
おまけに お茶事前日 生徒さんたちが掃除して
掃除機までかけて帰られましたので
私は 掃除せずでした
お茶をしていると こんな時に役立つ意外なものもあります
屏風 展観席用の6曲の屏風 墨蹟ですので なかなか良かったですね
家の中が明るくて 風通しもよく お葬式という感じがしませんでした
コロナで ほとんど来る人もなく
なんとなく のんびりでした