お茶碗もいろいろあります
模様のあるのはお薄用
大樋の飴は薄茶用
楽の赤も薄茶用
筒茶碗はお薄
平茶碗はお薄
いろいろ言われますね
本当にそうでしょうか ・・・
高麗の筒を買ったときに
お道具やさんが このくらいのお茶碗なら 十分お濃茶に使えます
お濃茶に使っていただいても 問題はありませんと ・・・
それは
そのお茶碗の持つ 歴史的背景や時代 誰の所持だったのか
いろんなものが加味されて そうおっしゃったのでしょう
お濃茶の席に連なるのに ふさわしいお茶碗とは ?
黒の楽なら 問題ないのでしょうね
絵の描いたお茶碗は お薄用で
濃茶では使用しませんけれど
楽の赤も それこそ のんこう や 光悦 なら
当然濃茶でしょう 主役になれるお茶碗です
御茶一服にふさわしい
楽も 古い時代だと 赤でも濃茶用 ?
それは 説明する後見さん次第かもしれませんね
左入の赤があるんですが ・・・
私が言うのもなんですが
お茶碗の中に宇宙があるというか
過去に引き込まれる ・・・ 中の景色が凄いんです
お薄を立てていただきますけれど
まだ 濃茶には使ったことがありません
使ってみようかな ? 赤で顰蹙かうかも
唐津や萩 瀬戸なら 問題ないでしょうね
瀬戸も面白いかも
織部 黄瀬戸 引き出し黒 志野
志野はお薄用といわれていますけれど ?
志野は扱いづらいお茶碗です
もぐさ土という 独特の土で
汚れをよく吸います 使う前には しっかり水分を吸わせておかないと
乾燥にも時間がかかります
来週のお茶会のお道具 考えながら
ぶつぶつと つぶやいてます
お道具組むのは 楽しいですけれど
コロナで 今までと違ったお道具がいります
拝見のお道具も お客様がそれぞれに手を触れるのはよくないので
お盆に載せて ・・・ そのお盆も 通い盆というわけにもいきません
各服点でも お茶碗をのせるのは 格の高いお盆という事でした
先日は 大円盆でしたので それでもいいですけれど ・・・
何か探してみないと