ちょっと早めに仕事を引かせてもらって娘の学校に向かいました。
今日は、受験校最終決定のための三者面談でした。
そんな状況だからかもしれませんが、心地よい日の光の中を歩きながら「自分の能力レベルを知る時期も個人差があるのかなあ」などと考えました。
研究者、経営者など何らかの分野で大成されている方は、早くから自分の能力を見出し、自分のなりたいものに向かって着実にステップを積まれてきて何者かになっています。
自分の能力がどれくらいかわからない人は、40代後半になって何者にもなっていないのに何らかの可能性があるかの如くジタバタしています。
「大器晩成」などというけど、やはり「栴檀は双葉より芳し」
大した能力がないことが早めにわかっていたら無駄な努力はせずに日々を平々凡々に有意義に過ごすものを。
能力がない故に自分に能力がないこともわからないから、悪あがきをして大切な人生の大半を無駄にしてしまう。
40代になって芽が出ていなかったら、自分の能力に見切りをつけて毎日を楽しく生きた方がいいのでしょう。
しかし、一度の人生。そのあきらめがつかず、自分の能力を正確に評価できずに一生懸命本を読んで勉強をして、いつまでも自分の可能性を信じています。
おバカな人生かもしれないけど、それもまた人生。自分のものを自分だけで無駄にして、誰に迷惑をかけるわけでもなし。
最後の最後まで自分の無能に気付かないで一生を終えるのもありかもしれません。