本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

人と会ってじわっと幸せになる

2012-11-11 21:57:19 | 日記(日々の出来事)

かつて一緒に勉強をした皆さんと久々に夕食をしました。
社会人大学院で学んだメンバーですので、年代、仕事様々です。

皆さんと会うと毎回ちょっと言い過ぎちゃった発言をしてしまうんで、今回は遠慮しようかなっと思ったんですが、参加してよかったです。(今回はうざい発言しなかった・・だろう・・自分じゃわかりませんから・・)

大学院を修了してもう5年経っていますので、それぞれ環境が変わっていて、それぞれの近況話ももちろん面白かったのですが、それを聞いている自分が5年前とはずいぶん変わったことに気がついてそれも面白かったです。

自分が大学院で学んだのが40代半ば。20代、30代の方が多い中、気力、体力もちろん知力ともに不足して、要領だけで乗り切った感があり、そこで身に付けた知識は他の学生に比べ断然少なかったかなと思います。

でも仕事をしながら通学し、自分なりに頑張ったと思っていたので、修了したすぐは、努力に見合うだけの評価をしてもらいたいってすごく焦っていました。
そもそも大学院に行こうと思ったこと自体、働き始めてからずっと人以上に努力しているのに認めてもらえていない、だから何か資格のようなもの、客観的に自分を評価できるものが欲しかったからでもあります。もちろんそこで身につくものが仕事に役に立つこともありますが・・

それで何かが変わったかというと何も変わらなくて・・

でも結局は自分が組織の中で働くってことがわかっていなかった、自分のことが見えてなかったんだなあって・・

何かわけのわからないまますごく焦っていて、上司に対しておかしいことはおかしいって言うし、周りの人が間違ったり、手を抜いたりすることが許せなかった。
みんなでうまく働けてこそ、一人ひとりの力が大きく活かされるのに、自分にはその気がなかった。

組織に必要とされる人になりたかったのに、どちらかというと組織から排除したい人になっていて、それを気がついていなかった。

いま思うと恥ずかしいですが、それなりに苦しんだ経験も良かったかなあと思っています。

まあいろいろありましたが、そこは省略して、いまは自分に与えられたことを精一杯こなしたいなと思いますし、やってみたいことがあったら年齢を気にせずやってみようと思っています。

仕事については極めようと思えばやるべきことはいっぱいあって、精一杯やるっていうことが実はとても難しいだとわかりましたし、新しいことが気になってもついつい残り時間を考えたりしてしまいますが、そこはあまり無理をしないでやろうと思っています。

最近やっとそんな気持ちになれて、だから皆さんと会っていろんな話を聞いても、もう焦りもないし、羨ましいとも思わない。

自分がもうブレないような気がして、ちょっと嬉しかったです。

それにしても皆さん前向きで、とってもがんばっていて、すっかり緩んだ気を引き締める機会にもなりました。

常日頃接している方々と違うメンバーに会うことで、気がつかないうちに収まってしまっている小さな箱から別の世界に出るような感覚を味わえますね。

それはともかくとしてみんな素敵な人たちで、これからもたまに会いたいなって思います。






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