本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「さらば日本 技術流出誘うサムスンの磁力」日経新聞2012.11.12(夕刊)

2012-11-12 23:39:47 | 本・雑誌、読書
今日は朝刊が休刊で、その分夕刊にしっかり目を通しました。

それで見つけた日経新聞2面「さらば日本 技術流出誘うサムソンの磁力」、元記事は日経電子版です。

日本の電機産業が韓国に後れをとっているのは、日本のメーカーの退職した技術者を韓国企業が採用しているからという話を聞いていましたが、
中小企業の技術も流出しているんだなと電機産業に全く縁のない自分でも危機感・・を通り越して絶望感のようなものを感じます。
いくら”日本のために”と言ってみても会社がなくなるかもしれない時には、やはり会社が大事。
企業を責められる話じゃないです。

やはりここでも国って何だろう、国のためってどういうことだろうと”国”について考えさせられます。

それにしてもサムスン

記事を私なりに読んでみると

○中小企業の技術も見つけて、企業規模に関係なくその技術を評価してくれる。
○学会内で手間暇かけて仲間づくりを行い投票権を獲得し、自国主導の標準化にこぎつける。
○決定権を持つ役員クラスが直接日本にやって来て、その場で決断して帰る。
○社内で競争の仕組みをつくり、それが成果追求につながる。

なんてことをやっていて、いまの日本企業には勝てそうもないなあって思います。

生き残りをかけ自社の努力だけでなんとかするのか・・負け癖がついてしまっているようないまの状況じゃ、何らかの外圧がないと日本の会社は変われないと思います。

どんな外圧が考えられるか?・・・・・??? いまのところ、思い当りません。

コメント
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