本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「ネコを撮る」岩合光昭著

2014-07-05 18:25:42 | 本・雑誌、読書
このところ、猫のことばかりを考えています。
目の前の生活、特に職場が面白くない(仕事はそれなりに面白く感じています)ので、現実逃避なのかもしれません。

6月21日に亡くなったレオのフォトアルバムが出来上がりました。
娘が注文していたものですが、我が家に来てからの時間が短かったので、写真が少なくて決して会心の出来ではありません。

でも、それを開けばすぐにレオに会えるので嬉しいです。

Photo



猫の写真や動画ばかりサイトで検索していますが、やはり岩合光昭氏の写真が一番だと思います。

Photo_2




写真家全般で言えば、土門拳氏が別格(写真家のことはあまりわかりませんので、私の中ではということで・・)なように、
猫写真を撮る方の中で岩合さんは別格だと思います。

せっかく猫のことしか頭にないので、岩合光昭さんが書いた「ネコを撮る」という本を読んでみました。

読んでみて・・・猫を撮ることよりももっとほかのことを考えました。

ただ生きるために環境に順応しながら必死に毎日を暮らしている猫を追ってきた方には、お金を稼ぐことに躍起になっている社会が違ったものに見えているのではないか?

便利さを追い続けている自分たちが、やがては自然の本当の力の前に自分たちの力の限界を知る時が来るんではないか?

岩合さんの本の中にはそんなことを連想することはどこにも書いていないけれど、今自分が見ているもの、大切だと考えているものとは違うものがもっと大切ではないか?

そんなことを考える本でした。

それから・・・人とは違うものを残している方は、それだけの準備をされているんだなあ・・・当たり前過ぎる感想ですね。

“準備”という言葉もちょっと違う気がしますが、うまい言葉が見つかりません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする