動物写真家岩合光昭氏が猫写真を撮るようになったきっかけの猫、海(カイ)ちゃんについて妻である日出子氏が文を担当して書いた(?作った)本です。
ネコの「きもち」を撮るために猫を飼い始めた岩合夫妻。
被写体として海ちゃんを見つめているところ、家族となった海ちゃんを見つめているところ、バランスが取れているような取れていないような・・でも海ちゃんをすごく大事にしたんだなあというのは感じました。
いくつか書評を見ると「撮るために猫を飼うなんて」という批判的なものがありました。
でも写真を極めるために猫を飼うこととペットとして猫を飼うことの違いは?
どんなに可愛がったとしても猫を自分の家に住まわせるっていうことは、猫という動物を人間に合わせて生活させるということであって、どっちが猫のことを考えているかというとどちらも考えていないわけで・・
そう考えると野良猫・・今は地域猫というらしいですが、それを自宅の飼い猫とすることも、飼わなければ心無い人から邪魔な存在として扱われるし、飢え死にすることもあるんだから、それは猫を救う方法ではあるし、猫を家に受け入れる方々はすごいと思うけれど、猫にとって良いことなのかなと海ちゃんとはまったく関係ないことまで考えさせられたりして・・
海ちゃんのどの写真も素敵で、飼っている猫の単なる可愛い自慢の本とは違って、自分が猫を飼うっていうことの重さを感じる本でもありましたし、生きるって何だろうなって考える本でもありました。
でもなんといっても・・・
どの写真も素敵でした。
ネコの「きもち」を撮るために猫を飼い始めた岩合夫妻。
被写体として海ちゃんを見つめているところ、家族となった海ちゃんを見つめているところ、バランスが取れているような取れていないような・・でも海ちゃんをすごく大事にしたんだなあというのは感じました。
いくつか書評を見ると「撮るために猫を飼うなんて」という批判的なものがありました。
でも写真を極めるために猫を飼うこととペットとして猫を飼うことの違いは?
どんなに可愛がったとしても猫を自分の家に住まわせるっていうことは、猫という動物を人間に合わせて生活させるということであって、どっちが猫のことを考えているかというとどちらも考えていないわけで・・
そう考えると野良猫・・今は地域猫というらしいですが、それを自宅の飼い猫とすることも、飼わなければ心無い人から邪魔な存在として扱われるし、飢え死にすることもあるんだから、それは猫を救う方法ではあるし、猫を家に受け入れる方々はすごいと思うけれど、猫にとって良いことなのかなと海ちゃんとはまったく関係ないことまで考えさせられたりして・・
海ちゃんのどの写真も素敵で、飼っている猫の単なる可愛い自慢の本とは違って、自分が猫を飼うっていうことの重さを感じる本でもありましたし、生きるって何だろうなって考える本でもありました。
でもなんといっても・・・
どの写真も素敵でした。