本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

親の生き方

2017-04-23 21:21:13 | 日記(日々の出来事)
親のことについてちょっと書いてみようと思います。

ちょっと前に父親が入院したことを書きましたが、認知症の状態を見てもらうため、入院している病院にはない脳神経内科のクリニックに連れて行きました。

車いすが必要なため、介護タクシーをお願いして、妹と私、それに母が付き添って行ってきました。

かかりつけのお医者様ですが、診察をして以前の様子と比べて様子が悪いので、MRIを撮ることになり、結構時間がかかってしまいました。

MRIを撮ってみて以前とあまり変化がないことがわかったのですが、それならなぜ状態が悪くなっているのか?

ところが、診察を待つ間、ずっと車いすに座って待っていて、少し体調がよくなったみたいで、先生も来たすぐとは違うと・・・。ほんの2,3時間で反応がぐんとよくなった。

入院している病院では出来るだけ車いすに座らせようとするのだけれど、横にベットがあるものだから、ベットに横になりたがって寝ていることが多い。それが脳によくないんじゃないか?

動かさないとどんどん衰えていく。

認知症になると意欲が落ちて何もしたくなくなるらしいので、周りが無理にでも何かをやらせないといけない。

それにしても・・・ 高齢になると心身が衰えることはわかっていること。
それに備えて何か予防をしなかったのか?

これといった趣味を見つけることもなく、昼寝を良くしていた父。

今の状態はなるべくしてなった。

親に偉そうなことは言えないけれど、若い時から我々子どもに対して、偉そうなことを言ってきた父。

偉そうなことを言うなら、まず自分が範を示して欲しかったかな・・・なんて思ってしまいます。

そして母。母の方はいまのところしっかりしているんだけれど、こちらもまた・・・

昔ながらの人で、父の世話は全部していた。特に父が退職して以降は、上げ膳据え膳。

それが父によくなかったと思うし、そんな生活が続いたから父のことは全部わかっている気になっている。

認知症になった父にデイケアをもっと増やした方がいいと数年前から勧めていたんだけれど、父は母が見えないと探すから、デイケアに出したら可哀想だと母から反対されて、そのままになっていました。

でも入院した父は別に母を探すふうでもない。それなら・・・いま思うと無理にでも出していればなあと。

父親と二人三脚で生活をしてきて、確固たるものがあって、子どもの言うことは全く聞く耳を持たず。

私たちのいうことをそういう考え方もあるのか~と柔軟に聞いてくれていれば、もっと違う生活があったんじゃないかなと。


両親共々、我々子どもが中・高生の頃には、やたらいろいろ厳しくて、それはそれで、そういう親だと納得していたんだけれど、それが年を取って周りの同じ世代と比べた時に自分たちに甘い生き方をされてしまうと、とてもがっかりです。

そして、そんな親の姿を見て、自分がその子どもなんだと思うと、自分もその程度かもしれないなあとがっかりしてしまいます。

まあ自分がその程度なのはいいけれど、自分の子どもががっかりしないように、自分はしっかり生きないといけないなあと思います。

最近、人の価値って、社会的な地位やお金を持っていることじゃなくて、最期までどれだけしっかり生きるかなんだなあと考えます。

我が親には、いまからでも「さすが、我が親!」って生き方して欲しいです。


ところで、まったく関係ありませんが・・・

先週娘が「ねこ耳どらやき」なるものを買って来てくれた。
かわいい・・・

20代後半の娘は、注文の時に「だいにゃごん」とか「いちごにゃんにゃん」と言わなきゃいけないのはかなり恥ずかしいって言ってましたが・・








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