書かずにおこうと思っていましたが、感動を忘れないために書いてみます。
思ったことすべては書けないと思いますけど。
九州大学ビジネススクール(以下「QBS」)学生が企画運営したフォーラムが21日に開催されました。
メインスピーカーはPHP総合研究所の江口克彦社長。
フォーラムのテーマが示すとおり、江口社長が提唱する「地域主権型道州制」についてのお話でした。
内容は既に本を読んで知っていましたので、メモをとる事は少なかったですが、
江口社長のこの講演に向けた熱意は、ご自身が「この仕事に命をかけてます」と言われた通り、並々ならないものがありました。
プロフィール紹介の時間も惜しんで予定時間を過ぎて1時間近く講演されました。
終始パワフルで、ずっと会場を引きつけていました。
最近特に思うのはどんな理論も制度も、その良し悪し以上にそれを実行できるか否かが重要なポイントだということ。
ですから一人の先進的な方も重要だけれど、その方に従い実行のために動く方々も重要であり、どちらが欠けても何もできません。
江口社長ほどの人物であれば、首相とも直接話ができて、個人での影響力を行使できますが、それでも一人ができることは限られています。
地域のために、日本のために何をすべきか・・江口社長の講演は、それを考えさせるものでした。
会場には160名強の方が参加されていましたが、その方々がこの講演をどのように聴かれたのか、どのように次の行動につながっていくのか、とても関心があります。
道州制の導入は非常に困難が伴うと思われます。
ましてや江口社長が提唱される「地域主権型」を目指すならば中央の抵抗はかなり強いと思われます。
でも実現したいです。
優秀と言われる官僚に対抗するために、地域がまとまって数で勝負をかけるというのはどうでしょうか。
そして、その先陣が九州。
待っていれば自動的に制度ができて、豊かな暮らしが実現できる。
そんなことがあるはずもないことはだれもがわかっていることだから、自分のできる範囲で前向きに少しずつ動きます。
みなさんも動きませんか。