夢七雑録

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1.百人一曲事始め

2009-08-21 23:02:19 | クラシック百人一曲
1.百人一曲事始め

 クラシックを対象に、百人一首にならって、百人一曲を選び、架空のレコードコンサートの形にして、連載することにしました。今回は、その第一回ということで、クラシックの小品を集めてみました。取っ替え引っ替え、様々な演奏を楽しめるのは、レコードコンサートならではでしょう。

(1)グリーグ(1843-1907・ノルウエー):「朝」(ペールギュント組曲)
 では、「朝」から百人一曲を始めましょう。昔、モーニングコールに使った曲です。レコード(OC-7263-S)は、スメターチェク指揮のプラハ交響楽団の演奏。

(2)シューマン(1810-1856・ドイツ):「トロイメライ」
 子供の頃を少しだけ思い出しながら、ガロアのフルートで。CD(VDC1011)。

(3)クライスラー(1875-1962・オーストリア):「愛の喜び」
 お馴染みの曲です。ミンツのヴァイオリンで。CD(UCCG-5082)。

(4)ラヴェル(1875-1937・フランス):「亡き王女のためのパヴァーヌ」
 次も、お馴染みの曲。ハープの演奏は可憐なアナベル。CD(35DP171)。

(5)ドビュッシー(1862-1918・フランス):「月の光」(ベルガマスク組曲)
 ここで一寸気分を変えて、富田勲のシンセサイザは如何でしょう。CD(RCCD-1)。

(6)グリンカ(1804-1857・ロシア):「モーツアルトの主題による変奏曲」
 今でもたまに、ながら聞きしている曲。レルクスのハープで。CD(CD160-137)。

(7)サティ(1866-1925・フランス):「ジムノペディ第1番」
 サティの名は昔から聞いていましたが、聞く機会がないまま、長時間が経過し、気がつくと人気作曲家になっていました。CD(F35L50251)。ピアノはロジェ。

(8)ムソルグスキー(1839-1881ロシア):「ババ・ヤガーの小屋」(組曲・展覧会の絵)
 今度はコンピュータミュージック(midi)で。こんな演奏?も有りですよ。

(9)ベルリオーズ(1803-1869・フランス):「行進曲」(幻想交響曲)
 色彩溢れる管弦楽を打楽器だけで演奏したらどうなるか。ファーバーマン指揮のオールスター・パーカッション・アンサンブルの演奏です。CD(38XC-14)。

(10)マスネー(1842-1912・フランス):「瞑想曲」(歌劇・タイス)
 高見彰一とオルフェアンズのレコード(AL179)による軽音楽風の演奏は如何ですか。゛

(11)カバレフスキー(1904-1987・ロシア):「ギャロップ」(組曲・道化師)
 安倍圭子のマリンバと東京シンフォニアの演奏で。レコード(CS7001)。

(12)ミヨー(1892-1974・フランス):「スカラムーシュ」(2台のピアノによる組曲)
本日のプログラムは、この賑やかな曲でしめましょう。ミヨーの曲を聞くと、何故かミロの絵画を思い出すのは、名前が似ているせいでしょうか。CD(WER60118-50)。

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