先日テレビを見ていて、十代の多くがMD(ミニディスク)を知らないということに驚いた。MDが登場したのは平成になってからで、CDに比べて小さく持ち運びしやすく、録音が容易にできる利点もあった。また、カセットテープとは異なり曲番が付けられる(頭出しが出来る)というメリットもあったので、今後は主流になる可能性もあると思っていたのだが、現実にはそうはならず、それどころか、今では絶滅危惧種にすらなっているらしい。こんなことになるとは思ってもみなかった。
上の写真は、所有しているSONYのポータブルミニディスクレコーダー、MZ―R4ST(1996年)である。写真の上側がステーションで、その左上側に本体が装着されている。写真の下側にあるのがMD(ミニディスク)で、ディスクをカートリッジに収めて保存する。
上の写真は、ステーションから本体を外して、上側に置いた状況を示している。本体にバッテリーとリモコン付きヘッドフォンを装着すれば、本体を持ちだして歩きながら聞くこともできるので、MDウォークマンと称していた。
この先、MD(ミニディスク)に録音することは考えていないし、MDウォークマンとして屋外で聴くこともないだろう。ただ、録音済みのMDについては、聞いてみた上で残した方が良いと思う場合は、別の媒体にコピーすることを考えたい。