殿ケ谷戸庭園は国分寺駅の近くにある。園内に入って最初に紅葉亭に行く。その北側は茶室として有料で利用出来るらしく、建物の周りは趣のある庭のようになっている。紅葉亭の南側は土間になっていて、紅葉を眺めながら休憩するのに良い。
紅葉亭のそばに井戸水を利用した鹿おどしがあり、その水が小池を経て、下に見える次郎弁天池に流れ込んでいる。
四段の滝には井戸水のほか循環水も利用されているようだが、次郎弁天池にはこの滝のほかに、湧水も流れ込んでいる。
池を半周して斜面地の下を進む。西側の斜面林に対して東側は竹林になっている。斜面の土留めには黒ボク石(溶岩)が使用されている。
坂を上がり藤棚を過ぎると平坦な道となる。紅葉を眺めながら進めば程なく入口に戻る。
本館に入ってスタンプを押したあと、近くを歩き回って写真を撮り、それから外に出る。