(1)芝離宮
芝離宮は浜松町駅のすぐ近くにある。園内に入って左へ、藤棚を通り過ぎ、潮入の池の東側を進む。池の護岸には黒ボク石も使われている。潮入の池には、キンクロハジロ、ホシハジロなどが来ている。コサギもここを棲み処にしているらしい。
中島に渡り西湖堤を通る。庭園全体を見渡してみるが、紅葉は多くなさそうに見える。
庭園内には冬の景観の代表である雪吊が作られていた。
芝離宮には根府川石など多くの名石による石組が造られている。その一つでもある枯滝の谷を、園路のように通り抜ける。
四本石柱を横目に、十月桜の花を確認して、雪見灯籠に至る。芝離宮まで回った事で、都内庭園を5カ所回ったことになるが、ここまで来たら浜離宮まで行きたい。
(2)浜離宮
中の御門から浜離宮に入るが、日はすでに傾きかけている。今日は、潮入の池の辺りを見て回る事で良しとしなければ。まずは、池の北側にある三門橋を渡る。
潮入の池の中に中島の御茶屋を見る。ただし、今日は入る予定は無い。
中島の御茶屋には中島橋から行けるが、今日は渡らずに池に沿って先に行く。
池の南側から、お伝い橋を渡り、中島の御茶屋を横目に、先を急ぐ。
前に来た時は工事中だった燕の御茶屋は既に完成している。
松の御茶屋を外から眺めたあと、園内を一回りしてから浜離宮を後にする。