今年のゴールデンウィークは好天に恵まれましたね。
それぞれのご家庭で楽しい時を過ごされたことと思います。
我が家は特別に集まることもなく、子供たち家族それぞれ山に、部活に、青春謳歌に忙しく有意義に過ごしたようです。
じじばばは静かにひっそりと家で日向ぼっこ(笑)。
と言いましても、せっかくの良いお天気、一日ぐらいはどこかへ行きましょうと、今日近場に出かけました。
行き先は皇居!ツツジが見ごろではと思い、出かけましたが、がっかり、すでに終わり。
しかし新緑眩しく、都会の最も中心というべきエリアで森林浴ができるなんて、大都会東京も捨てたものではありません。
この周辺は何度も訪れていますが、いつ来ても気持ちの良い空間、都民の憩いの場です。
<二の丸の雑木林>
さてさて皆さんは憲法にご興味おありですか?
偶然ですが、北の丸の入り口近くにある国立公文書館で春の特別展「誕生 日本国憲法」という展示会を開催していました。
まさに憲法改正が話題となっている昨今、実に旬な展示でした。
今の日本国憲法は昭和21年(1946年)11月3日に公布され、翌年5月3日に施行されたことは周知のことです。
今年は施行されてからちょうど70年目にあたります。思えば世の中も大きく変わりました。そろそろという気もしますが。
この特別展では日本国憲法原本のほか、制定過程で作成された関係資料が展示され、
新憲法誕生までの歩みが手に取るようにわかります。
<日本国憲法の天皇陛下他各要人御署名入りの原本です>
こちらはマッカーサー憲法草案の日本語訳。
いろいろ審議され、結局はこの草案が基礎となり、帝国憲法の改正、新憲法誕生となったようです。
新憲法誕生までには多くの苦難と厳しいハードルがあったことが、展示物から伺えました。
憲法って、思えば初めから終わりまでちゃんと読んだことがありません。
学校でも大まかな内容しか教えてもらっていないですよね。
天皇を国の象徴とする、基本的人権の尊重、戦争の放棄、三権分立・・・・・まだありましたかしら?
展示された原本を読み、大変抽象的であいまいな表現が多く使われているというのが庶民としての率直な印象でした。
一つ一つの言葉をどう解釈するか、これはプロのお仕事でしょうね。私にはよく分かりません。
偶然出くわした展示会、残念ながら開催は明日まで。無料です。
まだ間に合います。憲法にご興味のおありの方には必見の展示会だと思います。
帰路「KITTE」ビルの屋上から撮った東京駅です。
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