世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

月丘夢路さんと私

2017年05月10日 | 読書&映画

先日往年の大女優月丘夢路さんがお亡くなりになりました。享年とって95歳でいらしたそうです。

「月丘夢路さんと私」などという大それたタイトルを付けると、まるで大女優と私が知り合いであるかのように誤解なさる方がいらっしゃるかもしれませんね。

いえいえ全く存じ上げない雲の上のお人でして、このようなタイトルをつけることも失礼、おこがましいことかもしれません。

ただ私は小学校1年生の時、彼女の代表作とも言える映画「ひろしま」にエキストラとして出演しました。

そしてそれがご縁で月丘さんが私の母校広島市立F小学校を撮影の合間に訪問なさったとき、児童代表で花束を差し上げました。

子供心になんて美しい方だろうと感動したことを今でも鮮明に覚えています。

月丘さんも同じF小学校の卒業生で私の大先輩にあたります。

私がエキストラとして映画に出演することに決まり、一番喜んだのはまだうら若き母でしたかしら?(笑)

月丘夢路、山田五十鈴、二枚目俳優岡田英二などに会えるかもしれないと・・・・。会えたかどうかは知りませんが。

当時月丘夢路さんはほぼ母と同年齢であったと思います。

その当時のおぼろげに覚えていることを3年前の8月9日の記事に綴っています。

タイトルは「あなたはこの映画を直視できますか?」

横着をしてここに当時の記事をコピーいたします。

その記事の再度のアップをもって心からの月丘さんへの哀悼の意を表したいと思います。

 

今日は長崎に原爆が投下された日、8月9日です。

前回の記事に続き、心からの平和を願って、原爆に関する記事をもうひとつアップすることにいたしました。

皆さんはこの映画をご存知でしょうか?1953年に製作された「ひろしま」という映画です。

この映画の紹介には、被爆シーンがあまりにもリアルで悲惨ゆえ躊躇われましたが、被爆2世のひとりとして、

核の恐ろしさを直視して頂きたく、勇気を持ってYU-TUBEの映像をお借りし、アップいたしました。

被爆者である母の話では、この映画の興行に当たっては、配給元である松竹がGHQとの軋轢を恐れ、協力を拒んだとか。

それゆえ、長い間「幻の映画」と言われてきました。

この映画には沢山の広島市民がエキストラとして協力しています。

広島出身の女優「月丘夢路」さんも、ノーギャラの無報酬で出演したと聞いています。

詳しくはコチラをご覧下さい。(色に変わっている部分をクリックしてください)

映画「ひろしま」予告編_修正版(ムシカ) 、


画面右下の全画面をくりっくし、フルスクリーンでご覧下さい。 

実は私も姉もこの映画に出演しています。私は小学校1年生、姉は3年生でした。

出演することになったきっかけは・・・・・

1年生の時の担任の先生(今でも覚えています、林先生)が市民劇団の一員であったことにより、
オーディションに参加(なかば強制的)、選ばれました。

監督(助監督だったかな?)が小学校にやってきて、歩いたり声をだしたりのいくつかのテストがあったことを、
今でも鮮明に覚えています。

姉は私の撮影に母と共について来て、監督の目に留まり、スカウト(?)され、出演することになりました。

2人とも、ちゃんと「セリフ」もあったんですよ。私は原爆投下前、姉は投下後の子供としての出演でした

そんなこともあって、全編観てみたい気がしますが、都内では上映されていませんし、DVDの貸し出しもありません。

広島在住の叔母の話では広島では希望すればいつでも観賞することができるとのことですが・・・・。

機会があれば姉と共に是非観てみたいものです。

 

「核の恐怖」を知り、「戦争と平和」について考えさせられる幻の映画「ひろしま」!

皆様にも観賞する機会がありますことを、被爆2世のひとりとして、願ってやみません。


いつもお読みいただきありがとうございます。                 

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