東京から箱根まで日帰りも可能なエリアを旅と言えるかどうか、疑問ではありますが、私たち姉妹にとってはやはり旅でしょう。
25,26日と一泊二日の姉妹水入らず、箱根を楽しんでまいりました。
生憎のお天気でしたが、久しくお湿りのなかった関東地方、植物、緑にとっては良い雨となりました。
一日目に訪れた湿生花園も二日目に訪れた美術館の緑もそれはそれはしっとりと美しく、心まで潤されるようでした。
<一日目>
新宿で待ち合わせ、ロマンスカーで箱根へ向かいました。朝のラッシュ時にぶつかり、二人とも右往左往の出発でした。
湯本から箱根登山電車に乗り強羅まで。ホテルの送迎バスでとりあえずいったんホテルへ向かいます。
某リゾートクラブの仙石の箱根の施設です。
この日は曇り、翌日が雨の予報でしたので、まずは自然に親しみ楽しみましょうとホテルから歩いて数分の湿生花園へ。
四季折々、いつ訪れても違った植物や景色を楽しむことができる日本で初めての湿生花園です。
咲いていたすべての植物というわけにはまいりませんが、代表的な、また私の目にとまった高山植物をご紹介します。
レンゲツツジとニッコウキスゲ 見頃でした。
コマクサ まだ咲いていました。(お恥ずかしい、完璧な間違いです!カタクリだなんて!コマクサです)
hanaさん、ご指摘ありがとうございます。
クリンソウ
チョウジソウの群生 日本に自生しているチョウジソウは絶滅危惧種だそうです。
クロユリは恋の花
歌からはもっと情熱的な花を連想しますが、可愛い小さな花ですね。
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
乙女百合 別名姫小百合 淡いピンク色の乙女のような可憐な百合でした。
クサタチバナ 初めて出会ったお花です。山地の草原に生える多年草。
乙女ギボウシ? 口紅シラン?
こちらもhana さんに口紅シランではないかとご指摘いただきました。確かに花は似ていますが、葉がシランのようにも見えます。
ギボウシの葉とは少し違うような気もしますが・・・・。
コウホネ スイレン科 この花に初めて出会ったのは尾瀬ヶ原の池塘でした。
水中から花茎を伸ばし一輪だけ咲く黄色い可憐な花に感動したものです。
緑豊かな湿生花園を後にして次に向かったのが、大涌谷。
本来ならば桃源台からロープウェイで向かう大涌谷、定期点検のためロープウェイは運休、代行バスで向かいました。
大涌谷の吹き上げる噴煙に、今見てきた湿生花園とのあまりに違った異質な迫力ある風景に唖然とした私たちです。
大涌谷も今までに何度か訪れていますが、あの噴火以降は初めて。以前はもっと穏やかな大涌谷であったような気がします。
荒涼とした山肌に吹き上げる白煙の大涌谷!穏やかのあの湿生花園と同じエリアにあるのが不思議な気がしました。
最後に大涌谷を訪れたのは今から5年前の2月、駒ヶ岳山頂から神山を経て大涌谷に降りた雪山ハイキングの時です。
その時の記事はこちらをどうぞ!「雪山が招く~駒ヶ岳から大涌谷へ」
最終の桃源台行きのバスに乗り込む前に、なんだか無理やり買わされた黒卵!
バスの中でひとつづつ頂きました。
何しろ延命長寿の縁起物ですから、私たち高齢者は食べておかなければいけないでしょうね~(笑)。
ホテルに戻りさて楽しみなディナーは和食懐石。まるで芸術作品のような美しいお料理。
もちろんお味も最高、幸せな気分に浸った姉妹でした。
二日目は次回といたします。
追記(5月28日 AM10:00)
ホテルのディナーのメニューは姉が料理ブログにて画像入りで、もう少し詳しく綴っています。
よろしかったらそちらも合わせてご覧ください。
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