とても残念な事件です。
野球がオフに入り、今度はスー女おばさんと化した私としては、腹立たし、悲しい。
折角戻った相撲人気に水をさす事件です。
横綱「日馬富士」の暴力沙汰!詳細が分かってきました。
日馬富士は好きな力士の一人でした。
白鵬の陰であまり目立たない横綱ですが、努力家のタイプに見えます。
法政大学の大学院に入学、史上初の院生横綱として話題にもなりました。(今は休学中のようです)
小兵でありながら、土俵で小気味よく動き回り、大兵を倒す取り口は気持ちの良いものがありました。
また彼は決して負けた力士をダメ押しなどはせず、転がり落ちぬようそっと手を添える姿は好感が持てました。
そんな配慮のできる横綱力士が何故こんな暴力沙汰を起こしてしまったのでしょう。
理由はモンゴル力士の宴席で貴ノ岩の無礼な態度に腹を立てたようです。
日馬富士は先輩として角界の礼儀、しきたりを教えようとしたのでしょうが、宴席とは言え完全にやりすぎです。
貴ノ岩は頭蓋底骨折、髄液漏の大けがをしてしまいました。
怪我が力士にとって致命傷であることは自分が一番わかっているはずです。
私がさらに驚いたのは本場所ではないとはいえ、巡業中に、角界の頂である横綱を含む力士が宴席を開くということです。
そして今場所休場している横綱鶴竜もこの飲み会には参加。自重すべきではありませんか?
白鵬も同席していて、一応止めに入り、突き飛ばされたとは言っていますが、数人の大男が集まりです。制止できたはず。
いろいろ気になる点があります。
貴乃花親方が鳥取県警に被害届を提出しており、取り下げるつもりはないと言っているそうです。
角界としては事を穏便に進めたかったでしょう。
貴乃花親方が被害届を出さなければ、この事件は握り潰すつもりだったかもしれません。
貴乃花親方に対して角界上層部は余計なことをしてくれたと思っているかもしれませんね。
私は、結構ゴタゴタの続く角界をクリーンにしたいという親方の熱い思いと行動に拍手を送りたいです。
日馬富士は引退せざるをえないでしょう。とても残念ですが、致し方ありません。
二度とこのような事件の起こらないことを祈って止みません。
<追記 11月16日朝>
最後の一文の一部が外国人力士に対する差別ではないかとのご指摘がありました。
私としては、やや不甲斐ない日本人力士にもう少し頑張ってほしいという思いから生まれた
偽りのない正直な気持ちでしたが、ブログ記事としては不適切であったかもしれません。
削除させていただきました。
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