宿泊したホテルはほぼ市の中心部!25階部分で遠く瀬戸内海が見渡せ、またすぐ隣は元広島市民球場だったところ。
姉とあの辺りが実家のあったところね、あれが比治山、その後ろが黄金山、そして江田島、宮島ねと、なんと懐かしいこと。
ホテルの窓越しにとりました。右奥が宮島、中央にハーモニカ型の平和資料館が見えます。
画像右側に原爆ドームが。平和公園も秋色ですね。
いつ行っても広島は美しい街、過ごしやすい街と感じます。
故郷を離れて半世紀、夫定年後Uターンするつもりが、双方の親が早く亡くなったことや東京の生活への未練から、
故郷で老後を過ごすことをやめ、東京を終の棲家として骨を埋める決心をしました。
その選択は間違っていなかったと思いますが、帰省するたびに、懐かしさと安らぎを感じ胸が熱くなる私です。
翌朝8時過ぎの新幹線で広島を発ち、京都へ向かいました。広島駅のきれいになったのにはびっくり。
あの工事中のゴタゴタした駅周辺に慣れていたせいか、かえって迷ってしまったくらいです。(笑)
今回は姪家族も一緒。学生時代を過ごした勝手知った京都とはいえ、彼女たちにすべてをお任せ、私と姉は付いていくだけです。
姉の希望で京都での目的地は嵐山天龍寺と渡月橋としました。
ま~!京都に着くやいなやどこもかも殺人的な混みようです。致し方ありませんね。紅葉シーズンの日曜日ですから。
嵐山へ向かう電車はラッシュ並みの混雑。向かった天龍寺はチケット買うのにこの行列です。
が、混雑を除いては観る価値のある嵐山の美しい見事な錦秋でした。
天龍寺は後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢窓国師を開山として創建した禅寺です。
それはそれは大きなお寺です。全てを拝観するにはかなり時間がかかりそう。
突然にわか雨が降ったかと思うと急に晴れあがったりと目まぐるしく変化するお天気でした。
それゆえか一層色鮮やかな紅葉を楽しむことができました。
大方丈前の曹源池より嵐山を望む。
曹源池庭園から書院を望む。それにしてもすごい人、人、人!
庭園を散策一周できる参拝コースもありましたが、時間的なこと、お天気の関係でそれは諦め、
昼食をはさんで渡月橋へ。とにかく人の多さと寒さに震えました。Mちゃんが途中でホカロンを買いに走り、暖をとりました。
渡月橋へ向かう道はこの有様。まるで原宿竹下通り、渋谷センター街?いやそれよりも混んでいます。
渡月橋も車道と歩道とを分けるため白いバリケードのような柵が設置され、風情半減です。
渡ることを諦め、桂川の岸辺で渡月橋を眺めることにしました。実家の両親は京都が新婚旅行先。
可愛い初々しい着物姿の母と帽子をかぶった背広姿のダンディーな父がこの渡月橋で撮った写真が残っています。
戦争前のまだ平和な時代です。
とても印象に残る写真。その写真は姉が大事に保管、いずれ記事にアップするのではないでしょうか。
そんな父母を偲びながら、渡月橋を眺め、嵐山を後にしました。今度は是非平日の訪れたい京都です。
ひとり身となった姉にとっては今年初めての紅葉狩りだったようで、とても満足していました。良かったです。
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