世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

西沢渓谷ハイキング

2017年11月09日 | 登山 ハイキング ウォーキング

晴天の連休明け月曜日、紅葉の名所、西沢渓谷のハイキングに出かけました。

都心からも日帰りができ、交通の便も悪くなく、車でも行きやすい景勝地です。

マイナスイオン感に満ち溢れ、森林セラピースポットとしても有名な渓谷美を楽しめる西沢渓谷!

7年前、まだ山を始めて間もない頃、ツアーで参加しましたが、その日は雨!でも決行です。

そして紅葉にはまだ早く、少々未消化のハイキングでした。

雨と渓谷の水しぶきにしっとりと濡れた遊歩道を、山初心者の私がよくも無事歩けたこと。

今思えば、やはり若かったのでしょうか。筋力もバランス感覚もまだ今よりあったのでしょう。

その時の記事はこちらです。「雨の中のハイキング」←こちらをクリックしてください。

駐車場から少し歩くとこのゲートがあり、7年前のあの日は隣接するお茶屋の軒下で雨の日のハイキングフル装備。

初めての雨の日のハイキングで、ザックカバーのつけ方も分からず、ツアーリーダーに教えてもらったことを思い出しました。

今回は抜けるような青空!何も言うことはありません。期待通りの見頃の紅葉でした。

写真が多く少し長くなるかもしれませんが、お付き合いください。

写真は数枚を除き、ほぼ夫の撮ったものです。

西沢渓谷には様々な滝があり、その清流の迫力と美しさに目を奪われます。

白、黄色、赤、緑、美しいカラフルな自然の営みに感動の連続です。

しばらくは舗装林道を歩き、西沢山荘のあたりから山道に入ります。

耳に心地よい沢音を聞きながら渓流沿いの道を上がっていきます。この辺りはとても整備された遊歩道です。

右に左にいくつかの滝や堰(れいなの滝、大久保の滝)を眺めながら景勝地「三重の滝」へ。

この滝の全容を観るためには岩場をやや下って行かなければなりません。最初の難所でしょうか。

ここで一度つるっと行きましたが、転ぶことはありませんでした

この辺りからが西沢渓谷の核心部となり、コバルトブルーの水が渦巻く滝や淵が次々と現れます。

 

<左 竜神の滝 右 恋糸の滝> 

続いて貞泉の滝 滝見台が設けられています。


西沢渓谷は渓流沿いの初級ハイキングコースとなっていますが、岩場の上り下りもあり、高低差も300mあるそうです。

必ず登山の装備で来なければなりません。特に靴は重要。沢沿いの水の中を歩くこともあり、靴には防水が必要です。

スカート、スニーカーの女性を見かけましたが、無事最後まで行けたでしょうか。

気になるスタイルの方も結構いらっしゃいました。危ないです!


さていよいよフィナーレです。方丈橋を渡ってひと登りすると西沢渓谷で最も美しい滝 七ツ釜五段の滝!


<一部ズームで>

滝が釜を造り、その釜からまた滝が流れ落ちて再び釜を造るの繰り返しで七つの釜と五段の滝が形成されています。

本当に美しい!自然の創り出した造形美に心を奪われ、無事にここに来れたことへの感激と安堵で胸がいっぱいになりました。。

滝と釜を数えてみましたが、七つのお釜と五段の滝全てを目視することはできませんでした。


ここからは帰路となります。

一周コースなのでさらに登り、シャクナゲの群落地を通り、森林軌道跡の登山道に合流します。

ここからは歩きやすいゆるやかな下りの林道です。

この道は滝や渓流こそ見えませんが、黄葉、紅葉がとても美しい森林浴コースで、時折視界が開け、遠く甲武信岳方面が望めます。

鶏冠山 右奥が甲武信岳方面(実際は見えません)

この道はかってトロッコで材木を塩山駅まで運んでいたルートだそうです。

今でもその軌道跡レールが一部残っています。

しかし、ところどころは一本しか残っておらず、おそらく徐々に片面が崩落し、レールがなくなったのではないかと思います。

そう思えるほどの崖側は急斜面でした。道もそのうちもっと細くなるかもしれませんね。

迷子になるというドジをしてしまった夫婦ですが、予定時間を大幅にオーバーし、無事スタート地点に到着。


温泉に寄るか、ほうとうを食べて帰るか二者択一。二人とも意見が一致、後者を選択。

富士見茶屋「いろり」で本場のほうとう定食を食し、夫には申し訳ないのですが私は助手席で爆睡しての帰宅でした。

お食事処 富士見茶屋より夕暮れの富士山がくっきりと見えました。


 

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コメント (8)
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