世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

神様のカルテ

2017年11月12日 | 読書&映画

あ~なんということでしょう!

1年間に24冊の読書を年初に誓い、はや11月。

夏ごろから本らしい本を読まずに過ごし、ようやく14冊読了。


今回読んだのは夏川草介の「神様のカルテ」1,2,3の3冊。

「神様のカルテ1」は2010年の本屋大賞2位に選らばれた作品。

ほぼ1年おきに1部、2部、3部と発行されている。

映画化もされたようだが、私は全く知らなかった

主人公栗原一止は信州松本にある病院に勤務する内科医。

この病院は24時間365日救急受付を看板とする地方病院でその忙しさは尋常ではない。

1部、2部、3部、それぞれに完結しているので、どこから読んでも、また1冊だけ読んでも面白い。

漱石マニアの主人公は、独特の語り口や一本気な性格で変人扱いされてはいるが、誰にも愛される医師である。

私はこの小説を読んで、この小説の主人公のような病院、医師に私の最後の命を預けたい、と思った。

医師、看護師、患者、家族との間に温かい交流があり、心が通じ合う姿は医療現場の理想だと感じた。

医師としての悩みを抱え苦しむ主人公にそっと寄り添う細君ハルの姿も美しかった。いい夫婦だな~と思った。

今から読まれる方もあるでしょうから、詳しいことはここでは書けないが、感動の連続。

「お笑い」の要素あり、「恋愛」の要素あり、医療現場の「緊迫感」ありで変化にも富み、

ところどころ難しい文体でありながら心地よく読み進めた。


そして昨日、予約してあった本が用意できたとの連絡があり、新たな読書を開始。

ところがまた今日、今年6月に予約した本が2冊ようやく順番が回ってきて、取りに来るようにとの連絡があった。

何でもかんでも話題の本は予約だけは入れておこうとすると、こういうことが起こってしまう。

一度に2週間で3冊なんてとても読めない。

しかし良い方法がある。待っている方には申し訳ないのだけれど・・・・。

12月1日から14日まで図書館は蔵書整理のため休館である。

よって11月17日(金)~30日(木)に貸し出された資料は貸出期間が4週間となる。

届いた本の取り置き期限は1週間。そこで17日にとりに行くことにすれば4週間借りられる。

それなら何とか読めそうだ。2冊ともキャンセルになると予約者多数のためまた半年は読めないだろう。

忙しい師走がやってくるというのに、読書三昧はどんなものか?


 

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