世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

九十歳 何がめでたい

2019年06月11日 | 読書&映画

2017年年間ベストセラーとなった佐藤愛子さんのエッセイ。

当時かなりの評判だったので、お読みになった方も多いと思います。

図書館でも順番待ち。ところが突然友が「読む?」といって渡してくれた。

彼女は「当たり前のことが書いてあってつまらない、半分まで読んだけどもういいわ~。読んだら好きにして」と。

そういわれるとあまり読む気がせず、しばらく放っておいたのだが、先日から読み始め。

「面白いじゃないの~」というのが私の正直な感想。

字も大きくとても読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。

現在95歳、このエッセイを書いているときは91歳だったかもしれない。

なかなか言えないことを堂々と発信、実に痛快でクスクスと笑いがこみ上げてくる。。

流石大作家!読者をぐいぐい惹き付ける書き方で、ブロガーとしてもとても参考になる。

なんて言うとおこがましいと言われそう。

しかし佐藤愛子さんだからこそ認められる毒舌、愛子節。

これを一市井人である私がブログ上でやったら炎上間違いなしだろう。

そうそうと膝を叩きたくなるほど納得する部分が多いこのエッセイ。

なかなか言い出しづらいモヤモヤとした思いを一気に代弁してくれる愛子女史にアッパレ!

読み終えて、してやったりというスカッとした気分。予報に反する今日の突然の晴れ間のように。


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コメント (2)
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