退職後の老後に年金以外に2000万円必要という金融庁の報告に国全体が揺れている。
しかし一介の主婦である私に言わせてもらうと、いまさら何をという感。
まだ夫現役の20数年前は3000万円必要と言われていた。
今回の金融庁の報告に「あら少ないじゃないの。それでは足りないでしょう」というのが実感。
我が家は夫完全リタイアーは65歳、2008年の7月であった。
同世代の方々と比較すると子供たちの独立が早く、私49歳、夫52歳で娘が結婚して家を出て、
息子も同じ年に就職、独立。淋しくはなったが、経済的には驚くほど楽になった。
その頃、夫はまだ現役でバリバリ働いていて収入も十分にあった。
今まで子供の教育費などにかかっていた金額は全て貯蓄に回すことができるようになった。
この3000万円という金額が脳裏から離れず、家計を任されていた私は必死で貯めた。
投資に手を出し、失敗したのもこのころだ、すぐ辞めたけれど。
65歳完全リタイアの折に、目標額に達したかどうかは別として、なんとかなりそうと思った。
私は勉強不足もあり、今回「老後に不足、金融資産2000万円」の何が問題なのかいまひとつ分からない。
与党は金融庁の報告書の受け取りを拒否したとか。何故?アベノミクスの失敗を認めることになるから?
また野党はそれに対して激しく反発、内閣不信任決議案を提出すると息巻いている。何故そこまでする?
また金融庁局長が「配慮欠いた」と謝罪したとか。謝罪する必要がある?事実なのに。
世の中に年金収入だけで老後30年生きながらえることができると思っている人々がいること自体、不思議。
どうも事の発端は説明不足?金融庁、与党、野党のボタンの掛け違い?
年金だけでは足りないことは周知の事実。金融庁はこれから老後を迎える世代に警鐘を鳴らしたまで。
どう決着するのか?金融庁は政府の要望にこたえる形で新しい試算を出してくるのだろうか?
もっとみんな冷静になって考えましょうと言いたい。
生意気なことを書きました。お許しを!
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