世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

朗読の会

2021年06月15日 | 日常の生活

長年続けてきた区立図書館での「絵本読み聞かせ」のボランティアも、

あたらしくスタートした「シニア向け話会」のボランティアも昨年の第1回の緊急事態宣言以来中止のまま。

私的な活動ではなく、いわば区主催の公けの活動だけに、コロナ感染対策は厳しく、

再開のめどはなかなか立ちません。そんな中・・・・

緊急事態宣言中とはいえ、私の周囲ではグランドゴルフと「朗読の会」が6月から再開となりました。

朗読の会はグランドゴルフで知り合った方にお誘いいただき、4月に体験参加

その後すぐに緊急事態宣言が発令となり一旦休止、今月から正式な入会となります。

10人程度のこじんまりとした会で、殆どの方が私よりお歳は上ですが、とてもお元気。

グランドゴルフにしても、この「朗読の会」にしても、最近の私は年上の方々とのお付き合いが多く、

そのお元気な生き生きとしたお姿に、私もそうありたいとかなり刺激を頂いています。

そして自分はまだまだ未熟、若いのだと実感させられる今日この頃です。

 

今回の教材は伊集院 静さんの「仔犬のお礼」という韓国の説話風短編。

数行づつ読みまわしていきながら、心を込めて文章を読みあげ別世界に浸る心地よさ!

聞く人の心を揺さぶり、また読んでいる自分までも陶酔していくようで、これこそ朗読の醍醐味。

子供たちを聞き手にした「絵本読み聞かせ」とはまた違った空気に、不思議な魅力を感じます。

年齢と共に滑舌,想像力の劣りゆく昨今、その情景を心に描きながら、一字一句を正確に、

感情を込めながら読む朗読の効果はさまざまで、語彙も増え、表現力や文章力もつくことでしょう。

ブログ綴りにも役立つかもしれませんね。

新築された区の施設の一室。青々ととした緑に囲まれ、まるで森の中の読書室のような静けさ。

非日常の世界に心豊かな気持ちになれる2時間の時の流れ。

この歳になって、また新しい世界を知った気がして嬉しく思います。

 

コメント (4)
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