連休も終わり5月も半ば、新しいスタートを切った新人達、新入生には五月病という症状も出てくるころ。
でも、そんな病はどこ吹く風とばかりに益々好調、花の女子高生となったわが孫娘!
5月連休にも部活で忙しく、会うことの出来なかったおばあちゃんはとうとう禁断症状に耐えられず、
こちらから出向き、会いに行ってきました。
受験勉強の昨年は私が行くとお勉強の邪魔になるので、遠慮していましたが、もういいんだよね。
幼稚園児のころは何をするにも他の子より一歩遅れ、どこか頼りなげ、喘息の持病もあり私たちをハラハラさせたこの孫娘。
パパの留学で小学校4年生の時、1年間のアメリカ生活を経験し、すっかり健康的積極的な女の子に変身しました。
高校も早くから絶対ここと決め、本人には少し高望みの県立高校を、親のランクをひとつ下げるようにとのアドバイスも聞き入れず、
玉砕覚悟で受験。見事合格してしまったのです!みんな驚きました。
彼女のどうしてもという思いが受験で120%の彼女の実力を引き出したのでしょう。
そんな夢にまで見た高校に入学できたのですから、弾けてしまうのは当然かもしれませんね。
とても自由闊達な学校で、校則らしきものもなく、古い考えの私は、え?これでいいの?と思わないでもありませんが、
先生方も父兄も子供たちのことを信頼しているのでしょう。子供たちも信頼されればそれに応えようとするものです。
お姉ちゃん孫は何を思ってか、高い倍率を突破、晴れて野球部のマネージャーになりました。
Rちゃんってそんな子だったけ?とじじばばは驚くばかり。自分はスポーツが苦手。
だからこそ、スポーツに燃えている友がそれに打ち込める環境つくりのお手伝いをしたいというのが
マネージャー志望の目的だったそうです。
両親に言わせると、決してマネージャー向きの性格ではないけれど、彼女に欠ける女子力、家事力を学ぶよい機会だと。
水曜日以外は土日もゴールデンウイークも夏休みもなく、お勉強などそっちのけで連日マネージャー仕事に邁進。
私が出かけた水曜日はオフの日でしたが、放課後先輩マネージャーの誕生会とかで、帰宅は午後8時ごろだったかな?
制服もないこの学校、帰宅してきた私服の彼女はまるで大学生のようでした。
おばあちゃんはそのキラキラと輝いた生き生きとした姿に、話しかけるのも憚れるほどの驚きを感じました。
その日の様子を両親に語る彼女は 一瞬わが孫とは思えぬ成長ぶりです。あの泣き虫だったRちゃんが!
なんだか私の手の届かない遠くへ行ってしまったようなそんな寂しささえ感じました。
私はただただじっと、まるでキラキラひかる宝石を眺めるような気持ちで彼女を見つめていました。
でも暫くその興奮がおさまると、やっぱりもとのRちゃんへ。
「おばあちゃ~ん」とハグして甘えてきます。
こうして孫は少しづつ、じじばば、親の手を離れ、自分の世界を確立して行くのでしょう。
育児家事の忙しさにかまけて、わが子ではなかなか味わえなかった複雑な思いを孫の成長で感じている今日この頃です。
雨降りの翌朝、やや地味目の服装ででかける孫娘。これを「なんちゃって制服」というのだそうです。
ママも5時半起床、毎日のお弁当つくりご苦労様!
さてようやく我が家の薔薇が咲き始めました。
<フロリーパンダ種 ファビュラス>
<イングリッシュローズ 和音>