世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

古都奈良と吉野の桜~その2(吉野山編)

2024年04月11日 | 国内旅行

楽しみにしていた二日目、吉野のお花見です。

どんな風景が私を待っていてくれるでしょうか。が、まず目に飛び込んできたのはやはり物凄い人出。

近鉄吉野駅には臨時改札口、臨時女子トイレまでできていて長蛇の列、ビックリです。

 

最初の予定ではロープウェイで吉野山駅まで行き、そこからスタートするつもりでしたが、

中千本行のバスがあり、まずはそれに乗り、中千本から上を目指し、下りは全行程歩くという計画に変更。

バスは次から次へとピストンで何台も発車していきます。運賃450円/人。

MAPの下の道路がバス道で現在地あたりがバスの終点。そこからさらに奥千本行のバスが出ています。

が、それには乗らず、MAPの一番上あたり、花矢倉展望台までハイキング。結構キツイ上りでした。

車も通るので気を付けて歩かなければなりません。この中千本から上千本までが絶景です。

正直、どこのエリアで撮った写真か分からなくなっていますが、ご容赦くださいね。

吉野の桜の多くは”シロヤマザクラ”。

吉野の桜はいわゆる「花見」のためではなく、山岳宗教と密接な関係があり、信仰の対象となっているそうです。

1300年ほど前、修験道の開祖と呼ばれる役行者が難行苦行の末、蔵王権現を感得し、

その姿を桜の木に刻み、吉野山に祀ったことから、桜は吉野山のご神木となりました。

現在金峯山寺のご本尊となっているのが蔵王権現。それ以来お参りする修験者たちの献木となり、

桜の木が山を覆うようになったのだそうです。今や約30000本!見事です!

上千本にある花矢倉展望台からは遠く金峯山寺の蔵王堂が見えます。(望遠で)

花矢倉展望台からの眺めも最高ですが、そこからやや下のエリアからの展望が素晴らしい。

もううっとりする眺めでした。そこで吉野駅で買った柿の葉寿司のお弁当を食べながら休息。

花矢倉展望台より同じ道を中千本のバス停まで引き返します。下りは速い!

バス停からは下千本の中心部を通り七曲りを下り下山。その途中のことは次回に致します。

 

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古都奈良&吉野の桜~その1(奈良公園内編)

2024年04月10日 | 国内旅行

東京は昨日、花散らしの☂となってしまいましたね。今年の桜もこれで終わりでしょうか。

この年齢になり、桜が散り始めると、来年この美しい桜を元気に観ることができるだろうかと思ってしまいます。

桜を心から美しいと思い、散り行く桜を惜しむ気持ち、いつごろから感じ始めたのかしら?

40代後半、両親の介護に毎日のように多摩川沿いを横浜に向かって愛車を走らせていました。

その折いつも、父と母は来年この桜を見ることができるだろうかと感傷的になったものです。

 

二転三転した奈良吉野行きの旅行も、最終的に4日~6日までの2泊3日となり、出かけてきました。

吉野町ホームページで毎日午前10時に発表される開花見ごろ予想とライブカメラを見ながら決定。

3月最終週から4月第1週に、それから第2週に、そして最終的にはまた第1週に。

今朝の開花状況では下は落下盛ん、中、上千本は、はや散りはじめとなっていました。

お天気はイマイチでしたが、贅沢は言えません。丁度良い理想的な時期に訪れたことになり、ラッキー!

 

初日は奈良市内観光。春日大社、東大寺、興福寺。定番コースです。

あまりに有名な神社、寺院ゆえ、その詳細は省かせていただきます。ネットでどうぞ検索してくださいね。

JR奈良駅から路線バスでまず春日大社入口まで、そこから徒歩で東大寺、興福寺へ。

よく歩きました!旅行中、毎日18000歩から20000歩!

奈良公園内 公園内には約1200頭の鹿がいると言われています。鹿は神の使いとのこと>

驚いたのはどこも人、人、人。そしてここはどこの国?と思わせるほど外国からの観光客が多かったこと。

特に東大寺はまるで原宿通りか、渋谷センター街並!日本語は殆ど聞こえてこず状態でした。

京都より多いのでは?少々人に疲れた1日目でした。

以下写真ばかりになりますが、お許しください。

春日大社は奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するため創建された神社で、

藤原氏の氏神を祀ってあるのだそうです。先日大河ドラマ「光る君へ」の最後の解説で紹介されましたね。

春日大社には平安時代から現在までに奉納された灯篭がおよそ3千基あるそうで、

2月の節分と8月のお盆には全灯篭に火が灯される万燈籠神事が行われるそうです。

その幽玄の世界を感じることができるのが、万燈籠再現のこちら藤浪之屋。↓

しかし視力の弱い私たち夫婦には真っ暗な部屋は足元おぼつかなく怖い、そこで入り口まで。

ここは江戸時代までは神職の詰め所であった由緒ある場所のようです。

<東大寺>

ご覧ください、大仏殿前のこの人の多さ!もうビックリです。大半が外国人です。

<桜は満開>

天平年間、相次ぐ疫病や災害で混乱した世の中を鎮めようと、聖武天皇が造立した仏像。

圧倒される大きさですが、そのお優しいお顔にはホッとさせられます。

左手で宇宙の知恵を、右手で慈悲をあらわしているそうです。

 

疲れたので3月堂、2月堂はパスして興福寺に向かいます。

興福寺と言えば、何といってもあの美しいフォルムの五重の塔!ところがです!

昨年夏から東金堂とともに、保存修理中で全景を見ることができず、とても残念。何とか撮った写真です。

そして興福寺参拝の目玉は国宝館で、阿修羅像をはじめとする天平の至宝の数々に出会えること。

日本全国の3分の1の貴重な仏像がこの興福寺の国宝館に納らていると聴きました。

全て撮影禁止です、当然でしょうね。

誰でも知っている美少年のような無垢な表情をしている阿修羅像!

顔は3面ありますが、正面が一番美しいかと。

<阿修羅像 ネットから拝借しました>

この後風情ある街並みの「ならまち」散策とショップ巡りを楽しむつもりでしたが、疲れた~。

翌日のメインの吉野山行が控えているので、体力温存。近道でホテル(奈良日航ホテル)へ戻りました。

<続く>

 

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桜とコンサート

2024年04月08日 | 音楽

二転三転した奈良吉野への旅行は結局最終的に4日~6日までの二泊三日!

まずまずのお天気で古都奈良と桜の吉野を満喫してまいりました。

まだまだ写真の整理もできていません。少し時間がかかると思いますが、必ずアップいたします。

 

今日は昨日のコンサートとその周辺の桜の様子を記したいと思います。

赤坂のサントリーホールの周辺の桜!満開でした。

野や山の桜も風情がありますが、大都会のビルの谷間の桜もまたなかなか趣がありいいものです。

サントリーホールへ向かう階段の上から桜並木を撮りました。夕方4時ごろです。

カラヤン広場では出店が並び、桜祭りのイベント開催中で賑わっていました。

こちらは懐かしい自転車紙芝居!黄金バットやユニークな桃太郎の紙芝居。

子供たちがとても楽しそうにはしゃぎながら観ていました。読み手のお上手なこと!

私もずっと見ていたかったのですが、開演時間も迫り、コンサートホールへ。

ウイーン・プレミアム・コンサート

ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウイーン・国立歌劇団のメンバーを中心に、

ヨーロッパで活躍するトップアーティストも加わり30名の少人数で結成された楽団です。

北は札幌から南は福岡まで10日間にわたって演奏旅行、昨日が最後の演奏でした。

<プログラム>

私が最も楽しみにしていたのがモーツアルトのフルート協奏曲第1番。

★モーツァルト フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 ランパル/グシュルバウアー Mozart : Flute Concerto No.1 G-major

最近はフルートの優しい音色に魅了され、家でもフルート演奏ばかり聴いています。

交響曲ももちろん大好きですが、年齢的なものからでしょうか。

バイオリン、フルート、チェロ、ホルンなどの演奏に心がやすらぎ、うっとりしてしまいます。

アイネ・クライネ・ナハトムジークは何回聴いたでしょうか、大好きなセレナーデです。

日本人には大人気のこの二つのプログラムに加え、「ウイーンの魔法に身をゆだねて」という副題通り、

後半はあたかもウィーンのホールにいるかのような優雅な時を過ごすことができました。

アンコールは楽団員の方が日本語で「軍歌」「これでおしまい!」よ仰り、その言い方があまりに面白く、

会場でどっと笑いが。楽しく優雅なひと時、ありがとうございます。

今宵が日本での最後の演奏、皆さん、どうぞお気をつけてお帰り下さいと、心の中で祈りました。

コンサートが終わり外へ出てみればなんと夜桜の美しいこと!

演奏の余韻に浸りながら、しばし夜桜を眺めておりました。

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