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夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

入射式露出計 そんなことも知らなかった

2020-12-06 15:28:53 | Weblog
ウォーキングの後で 入射式露出計を使って FinePix S2 で写真を撮ってみようとしたら露出の値が変です。
露出計の針で合わせるととんでもない値でこれじゃあとんでもないオーバーになるのを承知で一枚。


現場で色々試しましたがわかりません。帰って家の庭で調べることにしました。ひょっとしてこの露出計、壊れているのかも。
手元には入射式露出計は2台あります。テーブルの上に置いて、さてと


左が今日使った Jr の SEKONIC STUDIO DELUXE L-398M 右が私の L-390 です。


L-390 は何年か前に Canon EOS20D で色画用紙を被写体に反射式露出計/カメラのAUTO でどんな違いが出るか実験したので使い方は掴めています。あれは有効な実験でした。
露出値を測定しました。被写体は愛車です。まずは無難な(面白くない)順光線です。


指針をロック、値を読みます。

このとき、朝の間違いに気がつきました。

シャッター速度は 1/125 を選び、絞りを見ると 16 です。

FinePix S2 のシャッター速度を 1/125 にセット。


レンズの絞りを F16 にしました。


ファインダーで慎重にピントを合わせて「カシャ」

いいじゃないですか!。

次に同じ場所から反対側。逆光線です。


手違いがありました。これじゃあ先程と同じになっちゃいます。


後で見たら変です。


外へ出てもう一度。太陽の位置がずいぶん変わったので違う方向です。


今度はちゃんと指針とマークを合わせました。シャッター速度は 1/125 のまま絞りを変えます。


今度は狙い通りの写真になりました。


今朝間違えたのは単純ミスでした。晴天野外で光が強いので "HIGH" スライドを挿していたので例えば露出計の指示がこうなら


指示した値を合わせるマークを "L" に合わせていたんです。"H" に合わせないとダメ。


ちなみに L-398M と L-390 では半絞り弱値が違って出ますが露出なんて目安と考えるので問題ありません。
今日はいい勉強をしました。
これでいつか Arriflex 16S で 16mm フィルムを回すとき反射式と併用する際強い味方になります。
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