夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

趣味の工作は楽しいなあ・木製三脚とテレシネ

2020-12-07 16:35:27 | Weblog
実家へ行って母の買い物の付き合いを済ませてから中野市のホームセンターへ。
こんな物を買ってきました。


なんとかリングは木製三脚に使います。ここに入れて


鎖をつなぎます。これは 16ミリカメラ用の木製三脚で、撮影のときは屋外の地面に立てるので問題ありませんが、


脚の開き止めです。部屋で Arriflex を載せて飾っとこうと思ったら脚がフローリングで滑って開いちゃうので前から考えていました。


では、金属工作の部です。買ってきた 2mmx100mmx300mm のアルミ板を切断します。自作の冶具にセットしてノギスで正確に寸法を出して


カッターナイフで切り込みを入れます。


潤滑剤を忘れていました。これを使わないと刃が引っかかります。


両面から適当に切り込みを入れたら上下に何回か曲げると見事に切れます。


この冶具はアングルに穴を開けてバイスみたいにしただけですが実に便利です。


切り口はシャーリングマシンで切ったみたいにきれいでしょ。ヤスリで仕上げる必要はありません。


穴開けは二枚重ねて。アルミは柔らかいので穴がズレ気味なのでこれなら安心。


下穴を開けたら Φ6mm で本番。


作っているのは GOKO のテレシネプレーヤー用のカメラ台です。
HVR-Z5J の底はこうなっています。ガッチリ固定したいので小さなゴムが4箇所ある所までカバーする考えです。


位置関係を計って三脚穴を開けました。


ところがこれでは三脚穴にネジを締めるとカメラのベース部側面と干渉してしまいます。そこまでは考えなかった!


こんな誤魔化しは嫌だけど仕方なく三脚穴を長穴に加工。


結果的にこれでカメラの位置決めになります。位置決めは別途考えようと思っていたのですが簡単に解決です。


アルミ板を2枚にしたのはこの下に木材でサポートを入れるためですが違う案が浮かびました。下のアルミ板は不要なのでこっちを正確に穴開けして使います。
多分それでうまくいくでしょう。
コメント
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