夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

8㍉フィルムの新作テレシネ装置を仮組み

2020-12-10 16:20:49 | Weblog
第二作のテレシネ装置は完成間近です。これが塗装を終えたパーツ。


組み立てましょう。


カメラ台が形になりました。


GOKO TC-20 の台にかかります。足は結局ゴム足に戻しました。硬いゴムだから安定しています。高さ調整はカメラ側に任せることにしました。TC-20 は光軸(Y)に対して X 方向の位置決めだけ受け持たせます。
15mm の合板が足元にあったのでこれを台に使うことにしましょう。


ベースに乗せてみました。高さは調整範囲に収まっています。


合板を切って塗装してきました。


TC-20 の位置決めは穴開きアングルを使います。
塗装した合板に穴を開けて鬼目ナットを入れて


アングルを M6 のボルトで締め付け、台はベースに木ネジで固定。


こんな形になります。


TC-20 とカメラを仮置きしました。


ではフィルムを掛けてテスト。正確な位置決めと固定は最後です。


位置関係を調整。カメラ側は高さ、角度の微妙な調整ができることを確認しました。
まだ最終的な調整ではありませんがカメラの液晶はこんな具合です。


HVR-Z5J の PHOTO 機能でひとコマを書き出してみました。

カメラ側の設定はまだ詰めていません。

それにしてもこのシステムだと TC-20 とカメラの位置関係はデリケートでベストポイントを探すのは容易ではありません。
でも映写機と原理が違うのでフィルム停止状態で長時間調整作業をしても何の問題もありません。これは助かります。
ひとつ問題があります。このプレーヤーの肝である 24 面プリズムが汚れているみたいなんです。ミラーはきれいにしましたが、これもクリーニングの必要があります。でも下手に分解したりすると取り返しのつかない事態になりそうでどうするか考えています。
コメント
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