夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

薄ら寒い天気に放送用カメラの確認

2022-05-01 14:37:37 | Weblog
今日は少々寒いし怪しい雲行きでウォーキングはお休みです。
でもせめて自転車に乗ってこようとしたのですが、ポツリポツリと冷たいのが当たってきて家に入りました。

こんな日は気分が優れないので考え事はやめてカメラの調子を確認することにしました。
動態コレクションの中で一番信頼している Ikegami HL-95 です。


まずはカラーバーから。


これは先日確認済みですが改めて。
おっと、POJITION のゼロレベルを間違えてた! でも良さそうな波形です。


まあまあです。


続いて気になるブラックバランスを確認です。
チャートを準備して


窓からの光でホワイトバランスを取ります。フィルターは 5600° ND なし。

レンズは開放ですが仮ですからいいかな。

スイッチは "A" です。


レンズをクローズにして波形モニターを見ると

しっかり黒が締まっていました。

ベクトルスコープも良好です。


続いてフランジバックの確認にかかりました。
レンズの根元に調整ツマミがあります。前に調整済みで良好でしたが改めて調整しました。

フォーカス合わせはモニターと合わせて望縁側は波形モニターも見て正確に合わせました。

次はレジ調整です。撮像管カメラは R G B の映像をピッタリ重ねる必要があって、Gch を基準に R-G,B-G の位置を合わせる半固定抵抗があります。


R-G の重なりは、

まあこんなもんでしょう。

B-G は


完璧です。


R-G はまだ詰めることは可能ですがこの状態でも生出しの映像は鮮明なので調整はやめておきます。
やるならカメラを向かって左、チャートは右に配置して照明を当てないと作業性が悪いけど部屋が乱雑でセッティングが面倒臭いし。

最後にベクトルスコープでカラーバーを再確認。

ほんのちょっとレベルが低いけどまあいいや。

以上、あくまでも素人ですから参考程度に見てください。
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