夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

あれやこれやの一日 社会に氾濫する「禁止」

2022-05-10 22:00:08 | Weblog
連休明けの五月晴れ、奥方が「どこか行く?」
今日は先日手に入れた Jr の EOS20D の調子をみようと考えていたので「行くか」。
奥方がおにぎりの準備をしている間に庭で写真を見てスケッチ。練習は継続が大切です。
 
数をこなせばきっと上達するでしょう。

スケッチはそこまでにしておにぎりとその他を車に積み込んで出発。
FinePix で町内の前から気になっていたポイントでスナップを何枚か。
 
Jr もここで EOS20D で撮影。

次に千曲川沿いに北上して飯山市の山手へ。
ここでこの看板を再三目にして無性に腹が立ってきました。

この書き方はないでしょ!
他に言い方があるだろ!。この看板でこの地域の印象は最悪。
例えば
― この地域では地元の人間が山菜を大切に守っています。他所の方の採取はご遠慮願います―
こんな表現でいいんじゃないですか。
それと「飯山警察署」云々の表記がありますが警察を語るのは言語道断。
そもそも警察はこれを承諾しているのでしょうか。承知しているとしたら事態は更に最低。
もちろん昨今は私有地に入り込んで無断で山菜採りをする輩がいて辟易しているのはわかりますが、言い方があるじゃないですか。
数年前、同じ飯山でここからちょっと離れた所で畑仕事をしていた初老のご婦人から直接聞いた話があります。
「隣りの県から峠を越えて農作物を勝手に抜いて行く人間がいるんです」。
逆に私が隣りの県で風景を写真に撮った帰りに畑の老人が大声で「ちょっと待て!」
アスパラ泥棒と見られたんです。
「ここの素晴らしい畑の風景をカメラで撮っていたんです」
会話はエスカレートして、決して温厚ではない私が「車の中を調べてみろ!」と言い合いになったことがあります。
それが情けない現実で、とにかくせちがらい時代ですけど。

気を取り直して先に進んで風景写真を撮ることにしました。
羽広大橋からの風景です。

澄んだ空気で高社山がクッキリ見えました。
ここは11月上旬に素晴らしい紅葉になります。

毎度訪れるポイントです。

ここも風景は最高ですが、閉鎖的な地域でうっかり脇の道に入るとトラブルになりそうです。

先に進みましょう。
千曲川の百合居橋遠景です。緑色のキュートな橋で私好みの風景。
 

県を越えてここは新潟の東頚城丘陵の某所。

水彩画のために撮りました。

これも8年前から何度も訪れてきた棚田。8年と言う歳月は、風景をすっかり変えてしまいました。
これだけは 18mm 広角で撮りたかったので今度手に入れた Jr の EOS20D で撮影。             これは2014年7月2日です。これも EOS20D でした。
 
放棄した田んぼはススキが生え、雑木の綿毛が芽を出し、やがて元の山に戻っていきます。

Googleマップに投稿した「あめや商店」です。通りかかったのでここの自販機で3人分の飲み物を買いました。どなたかが書き込んでいましたがこれは貴重な文化遺産です。絶対壊さないで!

お店はもう営業していませんが自販機だけは生きていました。
コメント
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