夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

撮りためたビデオテープを絵の素材として取り込み開始

2022-07-09 14:51:40 | Weblog
33年前から EDC50 で私が撮りためた EDBeta のビデオテープが計100本以上あります。


他に Ikegami の業務用カメラで撮った Umatic テープも数十本。
元はこれで BGV(環境ビデオ)を作ろうとしていたのですが中断していました。
これを絵の素材として生かそうと思い付いて、まずは EDBeta テープの映像をワークステーションに取り込むことにしました。


放送用カメラで新たに他の素材を撮影することも考えていますがその前にこれにも挑戦じゃ。

整理の都合上カテゴリ別にした方がいいので手始めに旧鬼無里村で撮影した、戸隠山を背にした萱葺きの廃屋から。


これは先日も紹介しましたが、四季それぞれを据えっぱなしのカメラで2時間撮ってあります。
モニターで映像を確認。

EDC-50 は業務用ではなくハイアマチュア向けの民生用カメラですが画質は問題ありません。

慎重にトラッキングを調整。


基本通り EDIT ON でストレートな画質に設定。


キャプチャはサブのワークステーションを使います。
ソフトは Canopus Rex Video 。


順調にキャプチャが進みましたが、20分取り込んだところで停止!
Rex Video は久しぶりに使うので便利な機能があるのを忘れていました。
「キャプチャ時間設定」が前回使ったままじゃないか。

改めてキャプチャ時間を2時間に設定してやり直しです。


ところがテープが1時間20分を超えた頃画面が乱れ始めました。

トラッキングを調整しても回復しません。

「あれをやってみよう」。クリーニングテープです。

ヘッドを消耗させたくないので10秒だけ。

見事解決です。
キャプチャした春の映像は実際に使うのは1時間を予定していますしあまり変化が無いので良しとします。

参考のため静止画で書き出しました。

でも空の雲はゆっくりですが確実に流れています。
そこなんです、写真じゃなく映像による仮想スケッチが意味を持つのは。

続いて夏のテープを2時間キャプチャ。こちらも雲が流れてい戸隠山の岩肌を影が這って、生きてます!

自動的にキャプチャ完了するのは便利です。

続いて秋のテープを取り込みたいけど暑いので暫時休憩。
最終的に Youtube に映像による絵画の素材としてアップしますが、アナログ映像なので周囲の帰線その他をマスクで処理する必要がありますね。

毎年来て子育てをするムクドリですが、二度目の子育てが間もなく終わりそうで軒下の巣で雛たちが騒々しいのなんの。
コメント
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