夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

昨日は作業の合間に写真を撮りに行って!

2022-08-06 07:18:44 | Weblog
「映像による絵画のためのフリー素材」制作は連日続けています。
昨日はこのテープです。


これは信濃町の、当時は国鉄信越本線、記憶では"六月踏み切り"と表示してあった踏み切り付近の線路脇です。
田んぼの間の空間が面白くてここにカメラをセット。
当時まだ小さかった子供たちも連れていきましたがカメラを回したまま野尻湖で遊ばせた覚えがあります。

通過する列車は想定していませんでしたが結果的に何本かの列車が写っていました。
中には貴重な上野発金沢行き特急白山の姿も!
感慨にふけりながらPremiereでタイトルと黒枠処理。


AVIで書き出して一息。
気分転換に真夏の田舎の風景を撮りに出掛けました。カメラはFinePix S2Pro。

手始めに地元三水地区の田んぼ。

先ほど目の前から白鷺が舞い上がりましたが間に合わずこれで代用。

何度も撮ったシュールな空間です。


これは田植えの頃にも撮りましたが田んぼの様子は一変しています。


暑いので少しでも標高の高い所へと旧豊田村の山の手へ。
旧道脇で面白い建物を見つけましたが遠い昔も見た覚えがあります。

昔の養蚕小屋なのかな。

この道は入ったことがありません。


道の脇に小さな橋があってこんな小川がありました。


振り返ると先ほどの古い建物と集落が見えます。


この道を上がってきたんです。


坂道を北上、信濃町に向かいました。
モロコシ畑が逆光でいい感じ。車を停めました。


いつも通過している道から脇に入ってみると

小屋の横にさり気なくコオニユリ。

その先は未知の世界。いかにも真夏の午後の光です。


真夏だと言うのに逆光に光るモロコシの葉がなんとなく秋を感じさせます。
気温は下界より低いけど日差しは強烈です。


昨日撮った中で一番のお気に入りがこれです。
歩いているのは畑仕事をしていたおばあちゃんで、先ほど挨拶しました。
ここは荒瀬原、標高730メートルですが生活圏なので高原とは表現しません。

ありきたりの構図を全く無視したのがいい結果になりました。
批評家は画面左3分の1をカットすれば云々(でんでんじゃなくてうんぬんですよ)って言うでしょうね。

出掛けてきて良かったと喜んで帰り道でまた脇道へ。
西風で稲穂が波打つ「風の足跡」が見えましたがそれは写真や絵では表現が困難です。

毎度思うのですがほんの100メートル視点を変えただけで見慣れた風景が別物です。

計78枚撮りましたがどの写真もそのまま絵の材料になりそうです。
でも現場で思ったのはあの逆行で光るモロコシの葉は絵では表現できないだろうなということ。
これは写真には適わないし映像なら更に微妙な雰囲気が伝わると思いました。
コメント
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